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2024.02.22 10:59|未分類
もうじき父の一周忌。
お坊さんの手配等の準備がどの程度進んでいるのか気になり、実家の母に電話を掛けた。

私:どげん?元気しとると?

母:元気じゃなか~。ずーっと熱の下がらんでさ。微熱やけん、病院行くほどじゃなかと。
お父さんの(仏壇の)世話もあるし寝込んどくわけにもいかんけん、きつかけど動きよる。
花も変えてやらんといけんし、おかずもお父さんの好きなものば作ってやって、ペラペラペラ・・・

と、毎度変わらず体の不調を際限なくしゃべり続ける母に、元気そうだとひとまず胸をなでおろす私であった。

去年の3月3日に愛猫タマが旅立ち、17日に父が亡くなった。
一昨年までは春の訪れに心踊らせるばかりだった弥生の月は、喪失の記憶が影を落とす季節となった。

私の部屋から見える桜の木の下にタマは眠っている。もう土に還った頃だろうか。
どれくらいで動物の骸は土に還るのだろう。私の亡骸もタマの近くに埋めて欲しいけれど、
人間の場合は死体遺棄になるから難しいだろうな。写真の中のタマに語り掛けながら、そんな詮無いことをつらつら考えた。

年を取るごとに自分の死に方ばかりに意識が向くようになった。
死は避けようがないが、苦しむのは嫌だ。周りに迷惑をかけてまで生き永らえるのも本望ではない。
寝たきり、認知症、その他不治の病に罹ってしまったら人の手を煩わせたり末期の苦しみにさいなまれる前に死なせて欲しいと思う。

花は桜木 人は武士。散り際の美しさ、潔さを至上としてきた日本人なのに、なぜ安楽死の議論が進まないのか。

社会保障費が国の財政を圧迫しているというけれど、スウェーデンに倣って無駄な延命をやめ、
ザルになっている診療報酬の審査を厳格化すればかなりの節税になると思うのだが。

診療報酬の水増し請求は半ば公然の秘密みたいになっており、医師会がそれを知らないわけはない。

医療現場で日常的に行われている診療報酬の虚偽申請について、私は現役の医師から直接話を聞いた。
その先生は"まわりはみんなやっているけど自分は絶対にやらない"、と怒りをにじませながら仰っていた。

一度手にした既得権益を手放すのは誰にとっても容易ではないらしい。あぁ情けなや。
2023.08.10 10:53|未分類
長崎原爆の日の平和祈念式典で奉安する原爆死没者名簿に、新たに3300人の名前が書き加えられた。
昨年までに名簿に書き記されたのは19万2399人だから、19万5699人の名前が載ったことになる。

3300人のうちの一人は、今年の3月に亡くなった私の父である。
5歳の誕生日を目前に控えた昭和20年8月9日、弱冠4歳で被爆者となった父から戦争体験を聞いた記憶はない。
物心つくかつかないかの時に終戦を迎えた父にどれだけ戦争の記憶が残っていたか定かではないが、
戦後の混乱や荒廃した長崎の記憶は断片的にでも残っていただろうから、その話を少しでも聞いておきたかった。
こうやって戦争の記憶は薄れていくのだろう。

父の郷里は三菱造船所がある立神地区から山をいくつか隔てた海辺の僻地である。
近隣には神ノ島、木鉢、飽の浦といった教会が点在し、父の里にもカトリックの集会所があるような土地柄で
昔からキリシタンの多い場所であった。

大浦天主堂や浦上天主堂以外にも、長崎には地域住民が大切に守ってきた教会が至る所にある。
特に有名なのは世界遺産に登録された五島や外海の出津地区の教会郡だと思うが、
神ノ島のように観光地化されていない教会は純粋な祈りの場らしい神聖な雰囲気が漂い、
異教徒が物見遊山で立ち入るにはためらわれる場所である。

被爆地として核廃絶を訴える姿勢の違いを指して、怒りのヒロシマ、祈りのナガサキと言われる。
こういうイメージ自体、原爆が投下された場所が浦上天主堂の近くだったことと、長崎のキリスト教徒の多さに
由来しているのだろう。

私はキリスト教徒でもなく、祈りとも無縁の人間だけれど、今年の8月9日は78年前の長崎に思いを馳せ、
呆然と佇む幼い父の姿を想像し、その冥福を静かに祈った。
2021.05.12 18:02|未分類
『今年のニンニクは出来がええで~』

毎年恒例の夫のこの台詞通りにニンニクが上出来になる事はこれまであまりなかったのである。
春先の、ラストスパートとも言える最も大事な時期に赤さびが蔓延して玉が十分太れなかったり、
暖冬でボウズニンニクになってしまったり。

特に近年全国的にニンニク農家を悩ませているボウズニンニクは、暖冬が原因なので農家の努力だけでは
どうしようもないところがある。暖冬が原因ならば、と日本よりも暖かい台湾で作られている品種を調べたこともあったが、
種が手に入りにくく、現実的ではなかった。ところが昨年は農家が喜ぶ厳冬。さぞやニンニクの出来もよかろうと
思っていたが、先日夫が試し掘りをしたニンニクは予想を遙かに超える出来だった。

DSC04669.jpg DSC04674.jpg
(左)自慢のニンニクを手にする夫。就農当時から作り続けて早や20年。夫にとっては最も思い入れのある作物かもしれない。
(右)ずっしりと太ったニンニク。ボウズニンニクは殆どないそうである。
2020.09.30 18:44|未分類
今期の秋冬の小ネギ品種は、中原採種場のさんぺいと日本アグリスの周次郎に吉五郎の3品種。
さんぺいを作り始めて5~6年は経つだろうか。その葉身のボリューム感と低温伸長性に惚れ込んでいる。
周次郎は今年の春から作り始めた品種で、さんぺいよりは細身でやや固く倒伏に強いことから
春~初夏向きだが、低温伸長性もあり真夏を除いて周年作れるという万能型である。

DSC026211.jpg
アグリスの香次郎を冬どりにと考えていたところ、今年の種は発芽率が良くないと言う。代わりに真冬におすすめの
品種として紹介されたのが吉五郎だった。種屋のパンフレットには良いことしか書いていないので、
種屋さんに希望する条件を伝えて直接訊くのが一番である。

DSC0261312.jpg
秋は虫の季節。畑周辺にはたくさんの虫がいるけれど、中でも私はこのクツワムシがお気に入り。人懐っこく、
知らないうちに体にしがみついていたりする。正面からの表情もどことなくとぼけていて愛嬌があるでしょ?
2020.07.26 20:39|未分類
モンキーマジックの曲が今の気持ちと重なる・・・。




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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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