FC2ブログ
2019.07.22 21:55|農業
線状降水帯で五島と対馬で大雨が降った一昨日以降、福岡でも雨、曇り、晴れが目まぐるしく変わる
不安定な天気が続いています。昨日は、現在収穫真っ只中の小ネギが倒伏してしまいました。

DSCN58611.jpg
倒伏しそうな天気の時は何となくわかるので、ある程度覚悟はしていたんですが、この光景を目の当たりにすると
やはりショックは大きかったです。丹精込めて綺麗なネギに育ってくれたのに、トホホ・・・。

DSCN58691.jpg
まだ手の施しようがあるうちに少しでも採っておこうと思って、今朝は7箱収穫しました。
それでも、倒伏のひどい畝だけでもあと1~2回はかかります。この時期の倒伏はどうしようもないと
種屋の営業マンも言っていましたけど、朝倉などの大産地では倒伏した場合どうしてるんでしょうかね。

DSCN58711.jpg
1回余計な水やりをしてしまい、立枯れが出始めたのでネギ苗を散髪しました。
これで風通しが良くなり、立枯れの進行を食い止めることが出来ると思います。

DSCN58721.jpg
3日前に播種したブラックキング。この品種は盛夏期専用で、暑さにめっぽう強く葉先枯れのほとんど
出ない優れた品種です。

DSCN58601.jpg
作業場前の道路にたくさんの燕が集まっていました。都会ではだんだん目にする機会が
減っているらしい燕ですが、この辺りではビュンビュン飛び回っています。
2019.07.17 18:12|農業
今日の蒸し暑さは、ほんっにこたえました。
小ネギの皮むきをする事務所でも午前11時前には30℃を越す暑さになり、頭痛と吐き気がしてきたので
これはアカンと思いクーラーをかけました。蒸し暑い中、工場扇のみで調整作業をするAさん、Mさん、
そして屋外で作業する夫、Tさん、H君、私だけ涼しいところで仕事して誠に申し訳なく思っとります・・。

これはねぇ、屋外はどうしようもないとしても、屋内の作業環境をもう少し改善しないことにはブラック農家に
認定されそうな気がしてきました。壁面に大きなハウス用の換気扇をつけてはどうかという案もありますが、
借り物を勝手に改造するわけにもいきませんし。どうすっぺ。

夏はこれから本番です。何か良い案はありませんかね、社長?
2019.07.16 15:24|農業
水やり10年て言うてね、水やりが一番難しい。私もいまだによう失敗する
私が農業に参加する以前に、地主さんでもあるトマト農家の方がおっしゃった言葉だ。

私たちから見れば仰ぎ見るような存在の農家の方にとっても、水やりは難しい技術なのである。
当然、私なんぞは今に至っても水やりでしょっちゅう失敗してはネギを枯らしたりしている。

その方のハウスでは一部のトマトの葉先が干上がっており半分枯れたような状態だった。理由を尋ねると
実の糖度を高めるため枯れる寸前まで水を切り、甘みを凝縮させるのだという。何だかトマトの樹が
可哀想に思えるが、水切りをして”野菜をいじめる”ことで葉色や味を濃くしたり甘みをのせるやり方は
農業では常道である。

ネギ栽培でも、収穫前の1週間から十日程度は水を切る。そうすることで葉色が濃くなり葉身も太く
がっちりと倒伏に強いネギになるのである。小ネギではそれ以前にも中干しといって潅水を制限する
期間を設けるが、これは土を乾かすことによって水を求めて根が広く深く伸びていく効果を狙っている。
いわゆる”根張りが良くなる”というやつである。

小ネギは野菜の中でもとりわけ根が弱く多湿になるとすぐに枯れてしまうので、潅水には人一倍神経を使う。
土壌中の水分を極端に変動させない事を意識し、乾きすぎたり過湿状態にしないことが大切である。
土壌の状態を目で観察し、さらに表面を触って確かめ、次に手で土の中の湿り具合をじかに確認する。
表面は乾いているように見えても、中はしっとりしているというのはよくあること。土の状態は朝と夕方で違うし、
季節によっても変わってくるから、常に観察を怠らないようにしている。

一方ホウレンソウ栽培ではまた潅水方法が変わってくる。ネギと同様に過湿に弱い野菜だが、細い根が
広く浅く張るネギと違って、最長60㎝にもなる直根の成長が葉身部の生育にそのまま反映されるホウレンソウは、
発芽前後にたっぷり水をやっていれば、あとはさほど水を必要としない。

小ネギやホウレンソウに比べるとアブラナ科などは水管理にさほど気を遣わなくていい。しかしどの野菜に
ついても言えるのは、過湿は病気の元であるということ。そういう意味でも、水はけがよく水持ちの良い土を
作ることが大切なのである。
2019.07.14 22:02|農業
モロヘイヤの収穫と調整担当のパートのMさん、近頃何となく元気がない。
毎日早朝からお昼までモロヘイヤの収穫と調整、それに小ネギとてごろ菜の調整作業に忙しく、
疲れがたまっているのだろうかと思い、それとなく訊いてみた。

すると、中腰で行うモロヘイヤの収穫作業で最近腰痛が出てきたと言う。それ以外はどこも何ともないと
おっしゃるが、お元気ではあってもMさんも70才なのである。もっと早くに気付くべきであった。
実際、モロヘイヤのような中途半端な高さの野菜の収穫作業が一番きついのである。ネギやホウレンソウは
農イスと呼ばれる発泡スチロール製のイスをおしりにくっつけ、座って収穫できるので楽なのだ。

売れ筋のモロヘイヤの出荷数を減らすことなくMさんの負担を軽減するにはどうすればいいか。Mさんには
てごろ菜や小ネギ等座ってできる野菜の収穫をしてもらい、私とAさんがモロヘイヤの収穫を行う等、
夜になって夫と二人話し合ったけれども、再度Mさん本人とじっくり話をして体調面や勤務する上での
要望がないかをきいてみるのが一番確実だろうという結論になり、近々面談の機会を設けることにした。
夫からも、「時々は共に収穫をして、作業の様子を確認することが大切だ」と言われた。収穫と調整作業を
任せっきりにして、Mさんのフォローができていなかったのは完全に私の落ち度である。

今日はさらに反省すべき出来事があった。
H君と奥さんのMさんにモロヘイヤの下枝刈りをしてもらったのだけれど、私はネギの皮むきが残っていたため
やり方だけ教えて後は夫と3人に任せて作業場に戻った。後から夫に、「あんな作業を長時間させたら腱鞘炎になる。
小ネギの皮むきは後回しにしても自分も一緒に作業して見とかな。任せっぱなし、教えっぱなしはお前の悪いクセやで

と注意された。

はい、仰るとおりでございます。教え下手でフォロー下手は自覚しているものの、忙しいのを理由に
ついそういう最も大切な部分をなおざりにしてしまう。こればっかりは常に意識し努力して身につけるしかない。

永香農園の一番の財産はお客さんでもなければましてや売り上げでもない。働いてくれる人なのだ。
と、まぁこれは夫からの受け売りであるが、まったくその通りなのである。従業員が働きやすい環境を
整えることが我々が一番心を砕かねばならない所である。今日はその事を痛感し、深く反省した一日だった。
2019.07.12 22:20|農業
小ネギは7月に入ってもなかなか値段が上がらない。福岡県は全国有数の小ネギの産地だが、
近年大分や広島などの新興産地の農業生産法人が手がける安価なネギが市場を席巻している。
本来は最需要期である盛夏期にも値段が上がらないのはそういう背景がある。われわれ零細農家が
どうすればそれら大規模生産者との価格競争に打ち負かされずに生き残ってゆくか、今後の課題である。

DSCN58131.jpg
左は先日播種した小ネギ。催芽したものは2~3日で発芽し、その後の生育も早い。
右は1週間後くらいから収穫予定のもの。地道な土作りも、すべては病気に強く美味しいネギを作るため。
味と香りでは決して大手の水耕栽培ネギに負けていないという自負がある。我々の活路もそこにある。

DSCN58151.jpg
倒伏した時はどうなることかと思ったが、無事に採り終えることができそうなハウスのネギ。

DSCN58181.jpg
ここも順調に生育中。

DSCN58171.jpg
初収穫からひと月経つモロヘイヤは出てくる葉が小さくなってきた。そろそろ切り戻しの時期である。
地際から20㎝までの枝を全て切り落とし、太い脇芽の成長を促す。

06 | 2019/07 | 08
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR