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2019.09.11 20:53|好きなこと
コロッケに目がないもので、生協のカタログなどで美味しそうなコロッケを見つけたら
ついつい注文してしまいます。しかしあれこれ試してみても結局戻ってくるのは、
神戸に本店を置く山垣畜産のコロッケとメンチカツ。

コロッケ10個入りが670円、メンチカツは7個入りで690円と大変お手頃で、
しかもこれが税込み価格というのが何とも良心的です。

ちょっとばかし揚げ方にコツがいるんですけどね。普通の冷凍コロッケは冷凍状態で
揚げることが多いけれども、これは必ず解凍して揚げて下さいと注意書きがあるのです。

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ホクホク甘いポテトコロッケに、ピンク色のお肉が透けてみえるくらい衣が薄いメンチカツ。
上手に揚げたメンチカツは、お箸で割ると甘露な肉汁がジュワ~っと溢れ出します。
これが冷凍庫にあると何となく安心できるのです。
2019.09.10 14:12|好きなこと
佐藤雅子さんの『私の保存食ノート』の初版は私が生まれた昭和46年。
私が持っているものは1990年に出版された新装版の2002年第10版です。

佐藤雅子さんは東京出身で、元人事院総裁故佐藤達夫氏夫人。佐藤達夫さんは両親共に由緒ある旧家の出で、
徹頭徹尾上品な日本語で書かれたこの本からもうかがい知れるように、雅子さん自身も上流階級のご出身です。
廃れつつある美しい日本語を堪能できるこの本に目を通していると、不思議と気持ちが落ち着いてきます。
この本にはヒーリング効果がある、とひそかに思っています。

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表紙は50年近く前の初版本と同じ。根強いファンが多い初版本に忠実に再現したのだとか。
料理の本文はもちろん、ちょくちょく差し込まれた随筆がこれまた大変読み応えがあります。
戦中戦後の暮らし、”気位の高いやかまし屋”だった姑との数々のエピソード・・・。
読んでいて切なくなる箇所もあるけれども、朗らかで優しい女性であったと思われる雅子さんの
語り口はどこまでも穏やかで、ユーモアも感じられます。

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そこかしこに描かれた、戦前の日本のハイソな人々の生活を垣間見ることができる貴重な本であると同時に
先人から私達へ向けた大切なメッセージも込められています。例えば85頁「我が家の銀行」という随筆からの引用で、

「お金はたいせつだが、いやなもの」というのが私の気持ちで、人間がいちばん誘惑されやすいものです。
だから、きびしい気持ちでのぞまないといけないと思います。お金をどう考えるかということは時間や品物を
どう扱うかということにも通じますし、それよりも、もっと人間の生き方、心の問題にもつながると思うのです。


お金に不自由しない家柄の人の言葉だから、より重みがあります。
2019.09.02 23:42|好きなこと
子供がいない私には、現代の子供達の学校事情はまったくわかりませんけれども、
私達の頃はスマホもゲームもない時代でしたから、休み時間にはトランプをするか漫画を読むか、
もしくは校庭でゴム跳びをしたりと大変のどかな時代。中でも少女漫画は女子にとっての一番の娯楽でした。

少女漫画雑誌もたくさんあり、ちゃお、なかよし、花ゆめ、マーガレット、プリンセスとまさに百花繚乱。
そんな時代に育った私達には漫画は楽しむものであると同時に、様々な知識を得る教材でもありました。
私にとっての教材的漫画の代表格は、源氏物語を漫画化した大和和紀先生の『あさきゆめみし』です。
たぶん私と同年代の女性はあさきゆめみしを読んで源氏物語の大筋を知った人が大変多いと思います。

大和和紀先生は長年日本をテーマにした漫画を書き続けているレジェンドです。大和はお母様の旧姓から、
和紀は本名だそうですが、偶然にしては出来過ぎな、作品を象徴するようなペンネームだと思います。

『はいからさんが通る』、『アラミス’78』、『あさきゆめみし』、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、
『菩提樹』など代表作は数多あれど、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、『菩提樹』が大和先生の
個人的三名作です。『ヨコハマ物語』は大河ドラマにうってつけだと思うのですが、ネタが尽きてきた
感のあるNHKさんにはぜひご検討頂きたいですね。

大和和紀先生の作品の特筆すべきところは、読み進むうちに歴史の勉強ができたり、教科書には載っていない
色んな知識が身につく事です。歴史物を漫画化するにあたっては相当な調査と時代考証が必要になると思われますが、
大和先生の作品は徹底した時代考証を基に描かれているだけあって、物語に矛盾やほころびが見られないのがすごい。

引っ越しを繰り返すうちに人に譲ったり手放したりして、現在私の手元に大和和紀先生の本は残っていません。
でもいまだに印象的な場面は鮮明に覚えていますし、人生訓として大切にしている台詞もたくさんあります。

大和先生の作品はこれから先も時代を超えて残っていくであろう少女漫画史上の傑作だと思っています。
2019.09.01 21:56|好きなこと
最近また不眠症が出てきまして、床に入ってもなかなか寝付けません。
布団の中で目をつむって15分経っても睡魔が訪れない場合は無理に眠ろうとせず、
一度起きた方が良いそうです。

数日前もなかなか眠れず、こりゃダメだ、と押し入れの中から漫画本を取り出して
読み始めました。手に取ったのは、いがらしゆみこ先生の『ジョージィ!』。

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いがらし先生と言えば何と言っても『キャンディキャンディ』が有名で、私も『キャンディキャンディ』は
大好きな漫画のひとつですが、『ジョージィ!』の方が大人の女性向けかなという気がします。

私が花も恥じらう乙女だった頃読んでいた少女漫画は、海外が舞台のお話が多かったのです。
アメリカの大富豪のお嬢様や、おフランスの貴族のご令嬢や、イギリスの資産家の娘といった
登場人物達が繰り広げる波瀾万丈の物語に、ウブな私たちは夢中になったものです。

恥を忍んで告白しますが、私も小学生の頃は本気で漫画家になりたいと思っていました。
金髪でまつげが5㎝くらいある女の子にフリフリのドレスを着せた絵を毎日飽かずに描いていた
時期もあって、自分で言うのも何ですがそこそこ上手だったのです。
左向きの顔しか描けなかったので早々に挫折しましたが。

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当時はバレエ漫画も隆盛を極めていました。バレエ漫画の金字塔である有吉京子先生の『SWAN -白鳥』を
全巻持っていたクラスメートがいて、休み時間にはみんなで奪い合うように回し読みしていました。
今私の手元にある有吉京子先生のバレエ漫画は『麗羅からの手紙』と『ヴァルナ・コレクション』の2冊。
バレエ漫画ではない『アプローズ-喝采』全3巻も含めると有吉京子先生の作品は三つ持っています。

『NYバード』とか、『Lady Love』、『舞子の詩』など、バレエ漫画の名作を挙げれば枚挙に暇がありませんが、
当時はほとんど知る術のなかったソ連のバレエ界を克明に描いていた点と、何より絵自体の美しさという点で
有吉京子先生の『SWAN -白鳥』以上の作品はないと思っています。
2019.09.01 20:54|好きなこと
『フラガール』、想像以上に面白かったです。
だいたい邦画にはあまり食指が動かないんですけども、こちらはすごく良かったです。
改めて日本人は貧しさや逆境の中でこそ輝く民族なのだとの思いを新たにしました。

途中から涙が乾く暇がなくて、印象的なシーンを挙げればキリがないのですが、その中から二つ。
ヒロインの親友、早苗が夕張に発つ場面。湿っぽいのが苦手らしく、一人離れた場所にしゃがみ込んでいる
先生に向かって、『今まで生きてきた中で一番楽しかった!』と叫び、涙をぽろぽろ流す姿が健気で愛おしくて、
先生と一緒に早苗を抱きしめてあげたい!と思いました。(思い出すとまた涙が

もう一つは、キャラバン公演中に、父親が炭鉱の落盤事故で瀕死との知らせを受けた小百合。
打ちひしがれながらも、『踊らせてくんちぇ・・・!』と涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら訴える場面。
(ふたたび目から汗が・・・)まさかしずちゃんの演技に泣かされることになろうとは・・・。

松雪泰子と蒼井優のダンスも見事でした。この動きは付け焼き刃ではないな、と思っていたら
二人ともバレエの心得があるそうで、なるほどと納得した次第です。

先生のモデルになった早川和子さんのインタビューがサライの2008年4/3号に掲載されています。
印象的なお話だったのでたまたま覚えていたのですが、ご本人の言葉から一期生となった生徒達への
深い愛情が感じられ、映画の内容とも重なって胸を打ちます。

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22歳当時の勤め先の常務から、『読んでみなさい』と手渡されたのがサライとの出会い。
以来20年近く愛読してきたけれども、近年のサライは価格にそぐわないマンネリ化した内容で
まったく面白みがなくなり、すっぱり読むのをやめた。

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早川和子さん。ご存命であれば90歳近い。このインタビューの時は76歳だけれど、
ツヤツヤと若々しくとてもそうは見えない。
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プロフィール

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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