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2020.07.02 21:06|好きなこと
作業場で保護したマイケル君、現在はツゥタンのいる猫ハウスで暮らしている。
猫ハウスの方が雨露をしのげるし、ツゥタンもいるしでマイケルも寂しくないだろうと思っての事だった。
もっとも、ツゥタンは入れ替わり立ち替わり色んな猫がやってきて迷惑至極と思っているかもしれないが。

マイケルはとても甘えん坊である。オス猫というのは甘え上手なのが多いけれど、マイケルの尋常でない
甘え方と華奢な体格から察すると、生後1年経っていないのかもしれない。抱っこしてもでろ~んと伸びきる
フニャフニャの体はいかにも頼りなく、餓死寸前のガリガリ状態からはだいぶマシになったとは言え、まだ完全には
体力が戻っていない感じである。

マイケルを見ていると、ツゥタンの従兄弟で、かつてここに暮らしていたカッタンを思い出す。
病弱で、いつも鼻をぐずぐず言わせていたことから、”風邪ひき”カッタンと私が名付けたのだ。
従兄弟や兄弟達が発情期を迎えて旅立っていくなか、カッタンにだけは発情期は訪れず、春夏秋冬
ツゥタンと睦まじく暮らしていた。人の保護がなければ、おそらく淘汰されていたはずのカッタン。
弱かったけれど、一生懸命生きているカッタンが健気で愛おしかった。

ある日の朝、なまずの郷の道路脇にカッタンが倒れていた。見たところ目立つ外傷はなく、果たして
車にひかれたのか、病気だったのかはわからない。夫の愛犬クゥ、従兄弟のイチや他の猫達、それに
行き倒れのタヌキが眠る通称”永香霊園”に埋葬した。

DSC019721.jpg
ウルウルと私を見つめるマイケル。いっぱい食べて長生きするんだよ。
2020.06.24 21:42|好きなこと
三船敏郎、本日生誕100周年!“世界のミフネ”の記念プロジェクトが始動



スピルバーグやスコセッシら名だたる名匠達から、いまだに尊敬されてやまない三船敏郎。
クラーク・ゲーブルがハリウッドのキングならば、三船敏郎は日本映画の帝王であろう。

黒澤明監督と組んだ「7人の侍」、「羅生門」、「用心棒」あたりが代表作として挙がると思うが、
個人的には「無法松の一生」も加えたい。ああいう、強がりで弱さを隠した男を演じさせたら三船の右に出る俳優はいない。

演技派と呼ぶには少し違う。
目が釘付けになる存在感と軽やかな身のこなし、ほとばしる色気が三船の真骨頂だった。
日本人離れしたたくましい体軀に端正な顔立ち、低い声。スクリーンの中の三船は”男”そのものだった。
一方で、どこか放っておけない繊細な感受性も感じさせた。私にとっては唯一無二の俳優である。
2020.06.18 22:20|好きなこと
高野和明の一連の作品を読み終えて、今はまた横山秀夫作品に戻っている。
横山秀夫は新聞記者時代の警察回りの経験を生かした警察小説がやはり面白い。
警察小説以外では、一番最初に手に取った横山作品である『クライマーズ・ハイ』、人間魚雷”回天”を
題材にした『出口のない海』を読んだけれど、『出口のない海』は辛すぎて途中で読むのを止めてしまった。

『フェイス』は婦警が主人公。それも、目撃者の口述を元に容疑者の似顔絵を描く婦警の話。
主人公が名探偵並みに勘が鋭く、古参の刑事をも凌ぐ洞察力で犯人を言い当てる・・・という筋は
少し現実離れしているかなと感じつつ、典型的な男社会の警察の中で自分達の居場所を見つけようと
必死にもがく婦警達の奮闘ぶりはストレートに心に響いた。

そうなんだよなぁ、日本の社会では男女同権はあくまで建前であり、男は女性の活躍を手放しで
歓迎しない風潮がいまだに根強い。警察ともなれば特に、腕力や体力がものを言うから仕方が無いんだろうけど。

そういえば、過去に現役の警察官と元刑事がうちに研修に来ていたことがある。
現役の方はでっぷりと太った警察官で、ちょっと農業は無理だろうという感じ。案の定数回で来なくなった。
もう一人はマトリ(麻薬取り締まり)の刑事を辞めたという20代の若者だった。東日本大震災の直後で、
東北からのボランティア帰りということだったが、コンビニを経営する友人のお父さんが自殺してしまって友人が
困っているから、そちらを手伝いたいと辞めていった。正義感が強く、人助けが生きがいみたいな若者だった。
警察官を志したのもその性格故だろう。

自動車教習所のイケメン講師T君も、派遣先のスポーツマン技術者Y君も、警察官採用試験に合格し、
子供の頃からの憧れである警察官になるための一歩を踏み出していった。夢はおまわりさん!という男の子、
多いんだろうな。

最近の子供達はどうだろうか。刑事物のドラマが減り、憧れの対象としての警察官像を抱きにくく
なっているのではないだろうか。時々不祥事を起こしたりもするけれど、やはり地域のおまわりさんは
頼りになる存在なのである。日頃接点のない刑事さんなども、人知れず過酷な現場で日夜職務にあたられているだろう。

復元納棺師の笹原留似子さんの著書、『おもかげ復元師』の中に”警察の方に感謝を”という項目がある。
縊死や飛び降り、または交通事故などの特殊遺体と呼ばれる損傷の激しいご遺体を、最初に処置するのは
警察の人達であること。遺族とそういうご遺体との対面の傍らには、必ず警察の方が付き添い、
ご遺族のショックを和らげようと心を砕いている方も多いこと。

著者が遺体を復元するのを目をウルウルさせて見守りながら、『ぼくもその処置を覚えて、
ご家族のもとに帰してあげたい』とおっしゃるやさしくて情の深い刑事さんが、とても多いです、と。

警察の安置室は、実はプロとして日々闘う方々のオーラと、いたわりの心と、やさしさがあたたかく
包み込んでいる場所です。本当に本当に、いつもありがとうございます、警察のみなさん。

という結びの文章を、私は目から鱗が落ちる思いで読んだのである。

2020.06.08 22:27|好きなこと
日々ネギにまみれて仕事をしていると、休日の前くらいは優雅な世界に浸って現実逃避したくなる。
私の場合、それがフィギュアだったりバレエだったり、はたまた映画だったりするのだが、今日はお気に入りの
インド映画のダンスシーンをひとしきり堪能し、〆は白鳥の湖とドンキ、海賊のグラン・パ・ド・ドゥというコース。


アイシュワリヤー・ラーイと夫のアビシェーク・バッチャンが共演した『Guru』。インド映画を通しで観ることはないが、
ダンスシーンは単純に楽しめる。近頃は誰にでも”美しすぎる”という形容詞をつけたがるが、そういう言葉は
アイシュワリヤーのような美女にのみ許されるのではと思う。


インド映画の大女優、マードゥリー・ディークシト主演の『Aaja Nachle』より『Ishq Hua』。踊っているのは
Konkona Senという若手女優。


インド映画は美女の宝庫。中でもマードゥリーのくるくる変わる表情豊かな踊りが大好き。これぞ表現力!と唸る。


ピチピチのアイシュワリヤーがむちゃくちゃ可愛い。よーわからんがみんな楽しそうで、観ているうちに
元気になってくるのが私にとってのインド映画のダンスシーンの魅力。


忘れもしない、初めてロシア(当時はソ連)のバレエを観たのはNHKのテレビで、主演はガリーナ・メゼンツェワの
白鳥の湖だった。以来すっかりバレエに魅せられ、バレエの放映があれば欠かさず観るようになった。
バレエの演目は数あれど、いまだに白鳥の湖が一番好き。結婚式での各国の踊りも秀逸だし、ドンキと並んで最も
ワクワクするグラン・パ・ド・ドゥである。


今をときめくプリマバレリーナのザハロワと、ウヴァーロフによるドンキホーテのグラン・パ・ド・ドゥ。
容姿端麗に加えて稀有なバレエの才能まで与えられた彼女は、まさに天からの贈り物。


現代ロシアを代表する名プリマといえばロパートキナも挙げねばならないだろう。比類無く美しい腕の動き、
正確無比な技術で、ロシアバレエの美を体現していると賞賛されるロパートキナの代表作、瀕死の白鳥。
2020.05.21 21:55|好きなこと
題の通りです。
ナスビが初めて子連れでハウスにあらわれました。
今日見えたのは1匹だけ、まだ何匹がいるはずだけれど、今日は見えませんでした。

大きさ的にたぶん生後2ヶ月くらいかと思います。
まだ人慣れしないのか、私が近付くとどこかに隠れてしまいました。
見た目はまんまナスで、シャム系です。初代ナスの小さい頃にそっくりでした。
小っちゃくてピョンピョン跳ねてすごく可愛かったです。いつか懐いてくれるといいな。

ただひとつ、困ったことがあります。
子連れのナスが母性本能を発揮して、ツゥタンがハウスに近付こうとすると猛ダッシュして
追い払ってしまうのです。ナスもクロスケも、ツゥタンが優しいのをいいことにすっかり我が物顔です。
このハウスの世帯主はツゥタンです。軒先を貸して母屋を取られる、みたいな事は野良猫の社会では
よく起きることですが、ツゥタンが追い出されるようなことがあってはなりません。

しばらく様子を見つつ、対策を考えたいと思います。
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プロフィール

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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