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2019.02.28 06:17|料理とパン、お菓子
だいぶ前に頂いたハクサイが、葉先が黄色くなって傷み始めたので餃子を作りました。
4分割すると芯には花芽ができています。土から切り離された後も、植物は命の営みをやめません。
人間はこういうわけにはいきませんからね。植物の方が進化した生命体なのかもしれません。

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譚彦彬シェフの餃子レシピは、かれこれ20年以上も作り続けているものです。
皮もいつかは手作りしたい願望はあるのですが、今日は市販の皮で手っ取り早く。
刻んで塩もみした白菜とニラ、おろし生姜に豚バラ肉のミンチがあんの材料です。
豚バラを使うのはウー・ウエンさん流。北京では餃子や小籠包のあんには安価で美味しい
バラ肉を使うのだそうです。

譚シェフのレシピはあんの配合にプロならではの工夫があって、肉だねに水を入れるんです。こうすることで、
あんが肉団子みたいに固くならず、野菜との一体感もある柔らかなあんになります。

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今日焼き餃子で食べる分とは別に、鍋や水餃子にする分は冷凍保存します。くっつかないようにバットに並べ、
凍ったらバラバラにして冷凍保存。凍ったまま煮立った鍋に入れると皮も破れません。
2019.02.27 06:10|農業
ハウスごとに被害を受ける虫の種類が異なるので、しばらく観察してみた。
水はけがよく、乾燥気味の畑では今の時期アブラムシが多いこと、湿り気味の畑だと
ヤサイゾウムシとカタツムリの被害が多いことがわかった。

ホウレンソウとてごろ菜で被害が大きいヤサイゾウムシは、目下のところ一番の悩みの種だ。
特徴的な丸い食害跡のある葉物野菜の芯を探っていくと、たいてい頭の赤い半透明の幼虫が潜んでいる。

チョウ目害虫であれば使える薬剤の種類も豊富なのだが、ヤサイゾウムシは甲虫の仲間でそれらは効果がない。
茎葉散布できるものはアディオンと、ヒョウタンゾウムシに登録のあるコテツぐらいしかないのが現状。
コナガとアオムシ対策に粒剤施用している畑では発生が少ないそうだけれど、てごろ菜は直播きなので
定植時のみ使用可の粒剤は使えないのである。他の葉物農家はどのように対処しているのだろうか。

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ヤサイゾウムシの幼虫。これはまだ小さい奴。大きいものは1㎝近くなる。
最初はシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)と見分けがつかなかった。
2019.02.26 06:55|農業
一昨年に、端境期出荷を狙ってニムラサラダスナップを作ってみた。
栽培期間が半年を超すスナップエンドウでは、通常の施肥方法だと開花初めから半月毎の追肥が欠かせないが、
長期肥効型の燐硝安加里を使えば元肥一発で済む上、気になる収量も従来のやり方より上がることがわかっている。

もうじき定植のズッキーニでも緩効性ロング肥料の元肥一発でいく予定。栽培期間が二ヶ月以上でマルチを張る野菜には
このやり方が一番いい。いちいちマルチをはいで株元に追肥するなんて面倒臭くてやってらんない。

スナップエンドウにはスターターと呼ばれる窒素は大して必要ないので、初期の窒素溶出を抑えたシグモイド(放物線)タイプを
使ったけれど、ズッキーニは初期から安定して窒素を供給できるリニア型(直線)を使う。ここにカキガラ石灰とぼかし肥料を
多めに入れておけば、たぶん終盤まで肥切れしない、と思う。

への字稲作で有名な、故・井原豊さんはご自身の著書の中で繰り返し、”追肥は病気の元”と説かれている。
病気の発生を助長したり、食味が悪くなったりという追肥の害については私もうすうす感じていたところなので、
今は追肥せずに済む方法を各野菜で模索している最中である。

2019.02.25 06:03|農業
美味しいのに売れない野菜というのがある。
てごろ菜もそうだし、昔作った”のらちゃん菜”というのもそうだった。

のらちゃん菜(別名のらぼう菜)はナバナと同じようにトウ立ちする花茎を収穫していく、関東地方原産の野菜。
言っちゃあなんだけど、ナバナよりよっぽど美味しい。ナバナのような苦みはまったくなく、ナバナにはない
芳醇な甘さがあり、バター炒めにすると絶品である。生命力旺盛で次々に花茎が出てくるし、問題になるような
病害虫もこれといってない。

しかし、”これはうまい!”と自信を持って売り場に持っていっても、消費者というのは珍しい野菜にはなかなか
手を出してくれない。結局売れる前にこちらが根負けして、作るのをやめてしまった。いずれ余裕ができたら
自家用にいくらかでも作りたいと思っている。それくらい美味しかった。

一方のてごろ菜は非結球ハクサイなので、調理方法はハクサイに準ずる。一応ハクサイだけれど、ハクサイより
コクと甘みがあり、スジっぽさはなく柔らかい。私は青梗菜や小松菜より味の良さでは断然上だと思っている。
定番の煮びたしやあえものはもちろん、油と相性が良いので炒め物が特に美味である。

昨春試作した時も、認知度が高まるまでの売れ行きは芳しくないだろうと考え、POPを作ったりシールを貼ったりと
様々に工夫をした。一度買った人は必ずリピーターになってくれるだろうという確信がこちらにはあったので、
安売りせずに売り先を限定して販売した。ところが口コミで美味しいという評判が立ち始めた頃にベと病が発生し、
販売を断念。今年は昨年の雪辱を晴らすべく再挑戦中なのである。

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順調に生育中のてごろ菜。収穫まであと2週間くらいかかる。暑さに強く、春作よりも盛夏期に本領を発揮する野菜。
今年はその作型にも挑戦するつもり。

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ぼっち作業が多い私。写真はほうれん草を播種中のもの。当然セルフタイマー。
一人が好きなのでぼっち作業は性に合っている。
2019.02.24 06:30|日々のこと
パートのMさんの評価がうなぎ登りだ。

うちに来て約一ヶ月の間に頼んだ殆どの作業を、こちらが望む以上のレベルでこなしてくれた。
アルバイトやパートさんに対しては拙速に評価を下さないように、夫も私も気を付けているが、
その人の適性や仕事に向き合う姿勢というのはひと月経てばある程度わかってくる。

「Mさん、えらいさばけとるよね」(※さばける、とは長崎弁で仕事ができる人への最上級のほめことば)
「そうやな、ニンニクの草取りももう終わっとったで」

仕事への理解が早く、手先も体もよく動き、無駄口をたたかず黙々と作業をしてくれる。
実に良い人が来てくれたと思う。

先輩パートのAさんはMさんとはタイプが違うけれど、露地での管理作業でAさんは欠かせない存在だ。
農園開設時からこれまで、永香農園を縁の下で支えてくれたAさんへの夫の信頼は厚く、今や右腕的
存在である。実際の所、永香農園は優秀な女性で保っているのかもしれない。

子育てをし、家事を担う女性の方が段取り上手で気が付く人が多いのは確かだろう。東京医科大学不正入試
問題の時も、「女性の方が優秀だから、試験結果を操作しないと女医ばかりになる」という意見が大勢だったし、
最近読んだ本にも「女の子は口うるさく言わなくてもやるべき事をやってくれるのに、男の子は褒めたり
叱ったりと気を遣う」
「女性は強くて優秀な人が多いのに、男性は女性のかげでちぢこまっている」と書かれていた。

ということはやっぱり女の方が優秀なんだろうか。結婚や出産でキャリアが中断されなければ、
社会で活躍できる女性はもっと増えるだろう。

少し話がそれるが、もし私に娘がいたら、必ず手に職をつけさせて自立した女性に育てていたと思う。
これは他ならぬ自分の生き方を反面教師として見ているからだ。これからは女といえど”自分の面倒は
自分でを見る”という覚悟が必要になってくると思う。その覚悟に生活力が備われば鬼に金棒だ。

人生の岐路に立った時、選択肢は多ければ多いほどいい。
誰に頼らなくても自分の望むように生きられるというのが、一番の幸せなのである。
2019.02.23 18:01|農業
納期が大幅に遅れて届いた黄色ズッキーニ種。
緑と黄色の組み合わせで、緑単色よりも売れがよくなるとあったから購入したものの、結局催芽から
1週間経過後も1/4以下の発根にとどまっている。それより遅れて催芽した緑は9割がた播種を済ませ、
ぼちぼち発芽し始めているのにだ。

マニュアルでは、黄色品種は緑よりも収量が半分以下とあった。種の納品が緑からひと月遅れになったのも、
種に何らかの問題があったのかもしれない。おそらく黄色は緑に比べてデリケートなのだろう。

しかしこのままでは苗が足りない。慌てて緑品種を追加注文したら、種苗会社から手違いで別の商品を
送ってしまったとメールが来た。播種期限の25日までにはギリギリ間に合いそうで胸をなで下ろした。やれやれ。

初挑戦のズッキーニ促成栽培。のっけからけつまずいてしまったが、必ず成功させる!

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緑ズッキーニの先発組。小ネギやホウレンソウのような小さい子葉を見慣れているので、めちゃくちゃでっかく見える。
双葉って本当に愛おしい。植物の発芽には毎回感動を覚える。
2019.02.23 06:03|日々のこと
堀ちえみさんの舌がんのニュースが他人事と思えない。
頻繁に出てくる”口内炎”という言葉が引っかかる。私も43才を過ぎた辺りから、口まわりの問題に
悩まされることが多くなったからだ。

まず歯と歯茎。虫歯に加えて歯周病の問題が深刻になってくるお年頃である。
唇も軟弱になった。ついこの間、パリパリになった唇の皮をいつもの癖でむいたら、なんとそれが口唇炎にまで
悪化してしまった。膿と出血が止まらず、自慢のタラコ唇が見るも無惨な辛子明太子唇になってしまった。
結局症状が落ち着くまでに10日位かかり、今も違和感が残る。

唇以上に悩ましいのは、口の中がすぐ荒れるようになったことだ。ポテチとか硬いあめ玉、熱いものに辛いもの、
ちょっと刺激の強いものを食べると、すぐに上あごの裏が荒れるようになった。頻繁に荒れるので口内軟膏を常備し、
早めの手当を心がけている。そうしないと口内炎になったり、なかなか炎症がひかずに痛みで食べるのが辛くなるからだ。

四十過ぎると体のあちこちに老化のサインが出始めるけれど、私の場合粘膜が本当に弱くなったなぁと感じる。
花粉症持ちなので、これからの季節は目、鼻、のどの調子も悪くなる。粘膜は様々な外敵から体を守ってくれる
門番のようなもの。ここが手薄になると風邪を引きやすくなったりして、だんだん体が弱くなってくるそうだ。

胃腸や口腔内の健康状態には、栄養以外にも睡眠やストレスの影響も大きい。睡眠不足はいつものことだし、
最近強いストレスを感じている自覚はあった。まずはよく寝て、しっかり食べ、自分の心の声に耳を傾けることだ。
2019.02.22 06:52|農業
先々週から生協のチラシに”豊作応援”と銘打ったチラシが入っている。
今週は配達員さんの手書きメモまで付いてきた。在庫がはけなくて相当困っている様子である。

先週は長崎県島原市の生産者グループ、今週は北海道の生産者グループ
北海道と長崎は日本の二大馬鈴薯産地。長年生協を利用しているが、こんなチラシは見た記憶がない。
どちらも在庫がはけない原因として例年より注文数が少ない事を書いてあるが、我が家の生協でのイモ購入額は
昨年から右肩上がりだ。ということは、世間一般の消費者がイモを余り食べなくなったのだろうか。

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今週もメークインを注文したばかりだが、困っている生産者を見て見ぬ振りは出来ない。
来週も注文するとしよう。しばらくイモ料理ばかりになりそうだが・・・。
2019.02.21 21:20|料理とパン、お菓子
野菜を出荷している取引先で時々買い物にも行く、お肉屋さん経営の産直場がある。
普通のスーパーでは見かけない、購買意欲をそそる珍しい商品が所狭しと置かれていて、買い物をする
楽しさが存分に味わえる店だ。おそらく経営者の方がこだわって選んでおられるのだと思うが、地蔵豆腐、
志岐の蒲鉾、ベーカリーハカタ。どれも私は名前も聞いたことがなかったメーカーだけれどハズレがない。

こういうありきたりでない品揃えこそ産直場の強みだと思うのだ。さほど広くはない店がいつもお客で
混雑しているのは、この店にくると何かしら発見があって楽しいからだろう。

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この店でのお目当てのひとつが、安くてうまい豚すね肉。グラム68円で買えるのだ。
バラ肉より脂っこくなく、肩ロースのようなうまみがあり、何たって安い。遅い時間だと売り切れのことも
あるので、見つけた時はまとめ買いする。圧力鍋で20分程度煮て柔らかくし、大根や白菜、卵と一緒に
角煮風の味付けにするのが我が家の定番。

今日は頂き物の大根とカツオ菜を合わせ、これひと皿で栄養バランスの取れた一品のできあがり。
何にでも橙(だいだい)を絞るのが最近の我が家の流行で、この料理にもやってみたけれど、大変美味しかった。

同じ味付けばかりも飽きてくるので、次回はドイツ料理、アイスバイン風にしてみようかな。
2019.02.21 06:42|農業
私が今年の目標のひとつに掲げている、トラクター技術習得。必要に迫られてと言うべきか、それとも
年々強くなる夫からのプレッシャーに耐えかねてと言うべきか、本格的に練習を開始することにした。
練習場所は収穫が追いつかず、放置されたままのホウレンソウ畑。

「ワシは生きてる野菜をすき込むのは可哀想でイヤなんや。お前が播いた種なんやからお前が片付けえよ」
という有無を言わせぬ夫の言いつけに、はい、わかりました、とうなだれるしかなかった。

一通りの操作を教わり、奥地のホウレンソウ畑まで亀の歩みでチンタラ向かう。次々となぎ倒されていく
ホウレンソウに心の中で謝りながら、2時間半かかって40メートルの畝33本を耕耘し終えた。私の腕が
未熟なせいで大量のホウレンソウの命を無駄にしてしまった。

野菜をすき込むたびに、「次は絶対に全部採りきろう」と誓う。そして失敗を糧に綿密な作付け計画を
立てるのだが、今年のように暖冬や安値などの想定外の事態が起きるとたちまち狂ってしまう。

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お前には野菜の悲鳴が聞こえんのかピースなんぞやってる場合とちゃうやろ!←(夫の心の声)
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超ひさしぶり(10年振りくらいだ)にしては上出来、上出来。週一くらいで練習すれば身につくと思う。
片付けないといけないホウレンソウ畑はまだ残っている。練習場所には事欠かないが、辛い作業が続く。
ごめんよ、ホウレンソウ。次からは絶対に全部採りきるけんね。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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