永香農園日誌

今春から取り組む、ズッキーニの半促成栽培に必要な種がまだ届かない。
注文したのは、カネコ種苗のグリーンボートとイエローボート。グリーンボートはすぐに
送られてきたが、黄色の種がまだメーカーの方で準備できていないということで、すでに
ひと月近く発送待ちの状態が続いている。

播種期限は2月中旬～下旬。ネットショップでは1月末入荷予定となっているが、まだ何の連絡もない。
しびれを切らしてメールで問い合せをしたが、2日待っても返事が来ず、電話をかけてみた。
「担当者が昼食で不在。1時過ぎには戻る」と、いかにもそちらからかけ直せと言わんばかりの物言いに、
「2日前にメールで問い合せしたんですが、まだお返事を頂けないので電話を差し上げました」と言うと、
「それでしたら担当者が戻ったら電話させます」とようやく。

うちはこの種屋で毎年10万円以上の種を購入している。カタログに載っていない種も快く取り寄せてくれるし、
ＶＩＰ割引で１０％安く買えるのですごく助かっているが、連絡があまり良いとは言えないのが玉にキズである。

その点市川種苗の店長の対応は商売人の鑑だと思う。面識もなくメールのやりとりだけの間柄であるが、
購入額に関係なく毎回誠意ある対応をしてくれる。簡単そうに見えて、その実なかなかできることではない。

前出の種屋は大手の種苗会社でもあるので、個人経営の町の種屋と同じような対応を求めるのは酷かも
しれないが、せめてもう少しきめ細やかな対応をして欲しいと思うのは、買う側のわがままだろうか。

総じて大手より個人経営の種屋の方が連絡がスピーディで購入後のフォローも良いが、その中でも市川種苗の
対応の良さは頭ひとつ抜けている。今後とも末永く付き合っていきたい種屋さんである。