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2019.04.11 18:08|農業
農薬の中でも何かと問題視されることが多いのが除草剤。
ゴルフ場で大量の除草剤が使われ、周辺では土壌汚染が深刻だとまことしやかな噂があったり、
アメリカではがん発症の原因を長年の除草剤使用によるものだと訴訟を起こす人も出てきたり、
とかく悪いイメージで語られがちなのが除草剤です。

私達も無農薬時代は当然除草剤は使っていませんでした。刈払機と手による除草で、大げさでなく
作業時間の大半を草との格闘に費やしていたと言ってもいい状態だったのです。

現在は作物と状況に応じて数種類の除草剤を使い分けています。農薬全般に言える事ですが、
適切に使用すれば必要以上に怖がるものではないということを学習しました。それに現実問題、
除草剤を使わずに今の生産規模と質を維持するのは到底不可能です。

農薬の知識があるはずの農家の人でも、「除草剤の害は農地に200年残るから使わない」と言う方もいます。
200年とまで言われると、もはや信憑性もなにもない話に聞こえますが、ご本人は至って大まじめなのです。
しかし適切な除草剤使用で作業が飛躍的に楽になり、野菜の質も上がったと感じている私は、除草剤をそんなに
悪者扱いしないで、とちょっと悲しくなってしまうのです。

 DSCN496611.jpg DSCN49651.jpg

(左)定植ネギに使える553(ゴーゴーサン)を散布した小ネギ。2ヶ月間雑草を抑えてくれる。
(右)草に覆われている無処理の小ネギの畝。中耕と肩の除草を2回してもこういう状態になってしまう。

温暖で雨の多い日本で、無農薬農業を貫くのは大変な労力と手間を要します。誤解を怖れずに言えば、家庭菜園、
もしくはボランティアや研修生などの無償の労働力を惜しみなく使える場合に限って可能ではないだろうかと思います。
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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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