FC2ブログ
2019.04.29 22:23|農業
タネから育苗する場合、培土の良し悪しで苗の出来が大きく左右される。
特に育苗期間が二か月にも及ぶ長ネギでは差が顕著に出る。うちでも、最初はホームセンターの安価な
家庭菜園用の土、次にアクト園芸培土、最終的にトキタ種苗のガッチリ君に落ち着いた。途中でタキイの
ネギ用培土なども試してみたが、ガッチリ君ほど良い苗はできなかった。

アクト培土は、どこかで培土比較データの高評価を見て、無理を言って農協に取り寄せてもらった土だ。
30リットル1500円位と価格も安い方ではなかったのだが、出来た苗は残念ながら私が目指すがっちり苗には程遠かった。
あれこれ迷った末、懇意の種屋から市価よりも安く購入できると知り、ガッチリ君を使い始めたところ、培土でこんなにも
苗の出来に違いが出るんだ、と培土の大切さを痛感したというわけだ。

質の良くない培土は、二か月間の育苗に耐えうるだけの力がなく、育苗期間途中で肥切れを起こしてしまう。
そこで何度も液肥を潅注しないといけない羽目に陥るのだが、液肥で補えるものはたかが知れているので、
良い培土で育った苗に遠く及ばないものしかできない。

その点ガッチリ君は、液肥や追肥をせずとも最後まで太く青々とした状態を保っていたし、名前通りに葉はガッチリと、
根は太くて真っ白という大変立派なネギ苗に育ててくれる。また、ガッチリ君で特筆すべきは、ネギの育苗につきものの
立ち枯れがほとんど出なかったことだ。ガッチリ君を使った育苗では、立ち枯れを恐れずにたっぷりと水を与えることが
できるので、毎日の水やりのストレスが少なくなる。

肥もちと水持ちの良さ、そして水はけの良さとすべてを兼ね備えた理想的な培土である。
2019.04.29 18:18|農業
一日雨の予報の今日、チェーンポットにハウス小ネギの播種をした。

昨年来、小ねぎは直播中心でやってきたので、チェーンポットの播種作業は実に十か月ぶりである。
久しぶりではあっても長年馴染んだやり方だから体は勝手に動き、二十箱の播種作業を1時間ちょっとで
やり終えた。定植することで収穫までの日数を大幅に短縮でき、ハウスの回転率を上げることができるし、
水やりも直播ほど気を使わなくていいから気分的に楽だ。

DSCN51361.jpg
小ねぎには株間10センチのLP303-10を使い、一穴粒数15粒~20粒になるようオーダーメイドで
製作してもらった小ねぎ専用のアクリル板を使う。播種用品一式とひっぱり君等の定植機械一式で
しめて17万円位かかり、当時としては思い切った投資だったけれども、ひっぱり君を導入したおかげで
小ねぎ作りが随分と楽になり、生産量も飛躍的に増えた。

DSCN51381.jpg
播種後の育苗箱。上にかぶせた筵(むしろ)は、嫌光性の種であるネギのために光を遮ることと、
寒暖の差を和らげるという大切な役割があるのだ。
03 | 2019/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR