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2019.09.06 21:38|農業
永香農園の栽培用ハウスは現在6棟あります。
夫の就農時に建てた最も古いもので14~15年、一番新しいハウスで3~4年くらいです。
このうち、一番土が膨軟で何を作っても出来が良いのが、私達が1棟目と呼ぶ最初のハウスです。

就農から7~8年ほど無農薬でやっていた夫が一番腐心したのが土作りです。肥料分は自作のぼかし主体で、
化学肥料はゼロ。堆肥をまめに投入し、そこにEM菌や光合成細菌などの微生物肥料を組み合わせていました。
努力の甲斐あって、夫が丹精した1棟目~3棟目ではとても良い土が出来上がりました。

通常、トラクタで耕したり潅水を繰り返したりしているうちに、土は自然と硬く締まってくるものなのですが、
1棟目はどんなに水をやっても鍬で削っても、知らないうちに表面がポコポコと勝手に団粒化してくるのです。
これは他のハウスではあまり見られない現象で、毎回”すごいな~”と感動します。たぶん、昔に仕込んだ
微生物がいまだに生きていて土を分解し続けているのだと思います。

最新のハウスM1号とM2号ではまだ土が出来上がっていないのか、土の締まりが顕著で1棟目や2棟目に
比べて野菜の出来ももうひとつ。小ネギを作るとよくわかるのですが、収穫の時、1棟目や2棟目は何の抵抗もなく
抜けるのに、M1とM2は土が硬くてネギの根っこがちぎれてしまいます。ネギ自体も細くて、明らかに根の障害を
うかがわせる重症の葉先枯れが見られる箇所もあります。

ネギの根痛みの原因は過湿、高温障害、酸素不足などがあってはっきりこれが原因と断定できない場合も
多いのですが、このように硬く締まった土になっている時はネギの生育に必要な酸素の供給がしっかり行われて
いないせいと思われます。良い土作りのためには微生物と有機物を継続して施用し、団粒化を促してフワフワで
酸素たっぷりの状態に持っていくことが重要です。

DSCN60341.jpg
ハウスの土も千差万別。この2棟目は水持ちが良く団粒もそこそこ出来ており、1棟目ほどではないが
良い土が出来上がっている。水持ちの良いハウスにつきものの、カタツムリが目下の悩みの種である。

DSCN60361.jpg
2棟目の住人、愛猫ツゥタン。短くも過酷だった猛暑が終わり、ようやくツゥタンが快適に過ごせる季節がやってきた。
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nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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