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2019.10.31 19:03|農業
昨日播種したホウレンソウに夕方から水を打ちました。
今までのように雨頼みでは確実な発芽は期待できないと今年の失敗から痛感したので。
土壌中の水分だけで発芽できるアブラナ科と違い、ホウレンソウは種が十分濡れるくらい水分を
与えないと発芽できません。発芽を揃えられるかどうかがホウレンソウ栽培の成否を分けます。

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露地ホウレンソウの水打ち作業は、私達の中でまだやり方が確立されておらず手探り状態。
今日も最初はなかなか思うようにいかず、噴霧器の噴口を作業中に2度も替えました。
写真のように真上から当ててみたり。

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『こんなやり方で果たして芽が出るのかな』と不安にもなりましたが、2度目に替えた噴口でようやく
満足のいく潅水が出来ました。これでうまくいったら露地ホウレンソウの発芽に自信が持てそうです。

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こんな感じです。土に水がたまるくらい、しっかり噴霧します。
600リットル分の水をまいた時点で力尽き、12本が明日の宿題として残りました。

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後ろ坂という地名がついた畑周辺の景色。この木は二本に見えますが根元を見ると1本なのです。
一卵性双生児みたいなものでしょうか。
2019.10.30 17:42|農業
今日から小ネギを少しずつ収穫し始めました。
一日の小ネギの売り上げ3~4万円分がすっぽりなくなるとヒジョーにイタいのです。
しかしガンガン採れるほどの量はないので様子を見ながら一日100袋位作ることにしました。

去年の今ごろは、ホウレンソウもいっぺんに出来てしまって収穫が追いつかず大変でした。
今年のホウレンソウは収穫まであと2週間はかかりそう・・・。なかなか思うようにはいきません。

さて、今冬のホウレンソウの播種が今日終わりました。タキイの伸兵衛と中原の早生グローリーをまいても
まだ畑が余ったので、一抹の不安を抱きながらサカタのドンキーを残りの畑にまきました。
伸兵衛と早生グローリーは冬でもグングン大きくなる低温伸長性が売りの品種ですから、今からでも十分
大きくなりますが、ドンキーは秋まき用なので低温伸長性はちょっと弱いんです。
ドンキー→伸兵衛→早生グローリーの順にまく予定だったのに、順番を間違えてしまいました。

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なかなか大きくならないホウレンソウとは対照的に、オータムポエムは見るたびに大きくなってます。
教科書によると一週間後くらいから収穫できるはずなのですが、なにせ初めて作る野菜なのでわかりません。

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ウサギに食べられた箇所はこんな状態です。エ~ン

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去年の11月初旬頃のホウレンソウ。これはこれで困った状況ですが、今見ると羨ましい気がします。
今年のホウレンソウ作りで築いた失敗の山から学んだ事は、ホウレンソウは雨を待たずに水を打って
発芽させた方が絶対いいということですね。
2019.10.29 21:42|料理とパン、お菓子
歯を治療中で固い物がかめない夫の要望で、晩ご飯に豆腐料理を出すことにしました。
夏の晩酌のアテには必ず冷や奴というくらい、豆腐好きの夫。豆腐は安上がりだし栄養豊富。
最近食が細くなって重たいものが食べられなくなった私達には色々と有り難い食材です。

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豆腐料理を作るときに欠かせないのが、大久保恵子先生の『毎日が豆腐主義』。

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世界各地の料理に精通した大久保先生らしく、和食や中華だけに偏らないメニュー構成。
韓国風、イタリア風と実にバラエティに富んでいます。そんな魅力的なレシピの中から、
今日は豆腐のおかか焼きを作りました。

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水切りした木綿豆腐に、小麦粉を水で溶いた糊をつけ、から焼きした鰹節をまぶしてごま油で焼きます。
下ごしらえに手間がかかりますが、カリッと焼けたおかかが香ばしく、おつまみにもぴったりです。

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ポン酢又はかけ醤油で頂きます。お好みで辛子や柚子胡椒を添えても美味しい。
2019.10.29 18:10|農業
次にホウレンソウを播く9号圃場。広い面は約40メートルの畝が18本、奥の狭い面は10本。
全面2.5反。うまくいくとここだけで残りの種が全部片付くかもしれない。
先日の大雨で畑が乾かず、明日ようやく肥料まき。

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ここは近所の産直場への近道になっていて、顔見知りの農家さんがしょっちゅう通る。
人の野菜の出来が気になって仕方ないのは百姓の性であるから、みなさん何かと話しかけてくる。
話しかけられれば無視するわけにもいかず、作業の手を止めて相手をする羽目になり正直面倒臭い。
よって私はここの畑があまり好きではないのだけれど、すぐ使える畑はここしかなかった。

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昨日播種した冬彦が早くも発根。催芽していないとこうはいかない。
催芽処理を発芽率が著しく低下する夏場だけに限定するのはもったいない。
周年使える万能の技術だと思う。
2019.10.28 22:45|農業
今朝は放射冷却でいきなり冬がきたみたいに寒かったです。
しまい込んでいたネックウォーマーを探しだし、4枚も重ね着して出勤しましたが、
午前9時頃には3枚脱いで夏用の薄着1枚になってました。

お日様サンサンの農作業日和、気分も上がって仕事もはかどります。
催芽処理した冬彦ネギを一気に34箱播種しました。

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左が冬彦。右が香次郎です。香次郎は本葉がようやく5㎝くらいまで伸びました。
定植まであと10日くらい待つことになりそうです。

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26号のオータムポエム。1株気の早いのが花を付けていました。
まだ全然収穫できる大きさじゃありません。10/15定植のこの作型の収穫開始は11月末。
12月から徐々に収量が上がり、ピークを迎えるのは3月。今西の分は11月から2月までコンスタントに採れ、
3月は収量がガクンと減ります。総収量はほぼ同じですが、売価を考慮すると9月10日播種の作型の方が
幾分売り上げは勝るような気がします。

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ホウレンソウに混じって無数のホトケノザの芽が・・・。私が勝手に言ってるだけなんですが、
ホトケノザ最強説というのがありまして。ホトケノザって、困ったことに発芽抑制系(レンザー)と
茎葉処理(アージラン)のどちらも効果がありません。スズメノカタビラとかの雑草が次々枯れていく中でも、
ホトケノザだけはピンピンしています。

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この26号圃場は、ほとんど人気のない陸の孤島みたいな場所にあります。山深い場所にあるため動物達の
貴重な住み処になっているのですが、時々猟友会の人達がビーグルを従え鉄砲を担いでイノシシ狩りのため
山に分け入っていく姿が見られます。ちょっぴり悲しい気持ちで発砲音を聞く、亥年生まれの私です。
2019.10.28 20:54|日々のこと
器用貧乏ときいて真っ先に連想するのは母方の祖父である。

昭和18年生まれの母は、戦後しばらくの間平戸の根獅子という海辺の集落で疎開生活を送り、
この疎開先での思い出話を、私達は耳にタコができるくらい聞かされた。

7人兄弟の長女であった母は、幼い弟妹の面倒を見ながら極貧生活を送っていたという。
遠足の時、周りの子らがみな白飯を持参している傍らで茶色い麦飯を隠すようにして食べたこと。
よその家の庭から落ちた柿を拾い集め、懐に忍ばせて一目散に走って逃げたこと。手先の器用な祖父が
傘やわらじを作って売り、祖母は自分の着物を農家で食べ物と交換してもらったりと、生きるために必死だったこと。
そして、根獅子の浜は長崎のどの海よりもきれいだった、またいつか行きたい、と懐かしむように語るのだった

『じいちゃんは手先のすごく器用やったけど、何でかお金に縁のなかった。
ああいう人ば器用貧乏って言うとやろうね・・・』


祖父は私が小学6年の時に心臓病で71歳の生涯を閉じた。もちろん悲しかったけれども、会うのも年に数回程度で、
頑固親父然とした風貌の祖父との間に楽しい思い出はほとんどない。思い出すことと言えば、泊まりに行った時
目にする祖父の白ふんどし姿と、盆正月の親戚の集まりで、毎回のように父に小言を言う厳しい祖父の姿だ。
祖父が父に厳しかった理由は、たぶん母が自分の身内に父の愚痴をこぼしていたせいだろうと思う。
母の実家での父はいつも所在なげで、子供心にも気の毒な気がしていた。

それはさておき。
器用貧乏と言えば私の父の事も忘れてはならない。
結婚後数年間、奈良で工務店を営む次兄の下で大工修行を積んだ父の工具箱には、プロ仕様の色んな道具が
揃えられていた。それらを駆使し、はいらず(蝿帳)等の家具類から精巧な船の模型、木版画で作る毎年の年賀状、
使い勝手の良い魚干し網まで、暇さえあれば色んなものを作っていた。

とりわけ私にとって思い出深いものが、船形の筆箱と絵の具入れである。
私が小学校に上がるとき、絵の具道具箱を父と一緒に文房具屋に見に行った。私は、
みんなが持っている赤いビニール製の絵の具入れをねだったが父は買ってくれなかった。

『もっと良かもんば父ちゃんが作ってやる』と言って、父はキコキコと大工仕事を始めた。

そうして出来上がった軽くて頑丈でカラフルな木製の絵の具箱には”HIROMI”のペイントが施され、動物の絵まで
描かれた父渾身の一作だった。私は父の思いの詰まったその絵の具箱を、自分だけまわりと違うという理由で
恥ずかしいと感じ、粗末に扱った。父手作りの絵の具箱の価値を理解するには私は幼なすぎたのだ。
これは私が生涯で最も後悔する事の一つである。

記憶にある祖父の顔と、年をとった父の顔が私の中で重なる時がある。頬骨の高い顔立ち、寡黙で偏屈で、
手先は器用だけれど世渡りが下手で。母は知ってか知らずか、自分の父親によく似た男を選んだのだ。
おっかさんももしかしてファザコンだったのかなぁ、と思う今日この頃である。
2019.10.27 20:25|農業
じきに収穫のハウスてごろ菜の一部に病気を発見。
ハクサイの病害図鑑を見てみると、黒斑病、黒斑細菌病、炭疽病のどれかのようである。
どれかのようではあるが、見た目と発生要因・時期など全てが似たり寄ったりで、どれだか断定できない。
野菜の病気の判別は本当に難しいのである。

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とりあえず被害株を全部抜き取り、予定を変更して急きょ今日から収穫することにした。
秋は一年で虫と病気の発生が最も多い季節で、小ネギとてごろ菜、ホウレンソウ合わせて週3~4回の
頻度で薬を散布している。10リットルタンクを背負っての噴霧作業は腰痛持ちには辛いが、なかなか負担が減らない。
2019.10.27 18:54|日々のこと
昭恵さん騒動(?)がきっかけで、日本の伝統衣装着物についてあれこれ思いをを巡らせてみた。

雑誌クロワッサンに”着物の時間”という毎号楽しみにしている連載がある。
女優、アナウンサー、漫画家に歌手、小説家など様々な分野で活躍中の女性達がお気に入りの着物を着て登場し、
着物に興味を持つようになった理由や着物にまつわる思い出などを語るコーナーである。その人に対する既成概念を
良い意味で裏切ってくれる事も多く、彼女たちの知られざる一面を知ることが出来て興味深い。

随分前だけれど、アナウンサーの八塩圭子さんが登場した回があった。八塩さんの愛犬数匹が描かれた何とも
斬新な絵柄は、女優のとよた真帆さんがデザインされたものだという。とよた真帆さんといえば元モデルの長身で
現代的な女優さんという印象で、はっきり言って和のイメージはまったくなかったのだけれど、着物作家としても
活躍されていることをその時初めて知った。

とよたさんは、海外の安いシルクスクリーン製の着物に押されて風前の灯火となっている、友禅などの着物の
伝統技術を保存すべく、地道な活動をされているのである。自ら描いた図柄を京友禅の職人さんの元に持ち込み、
刺繍や染めを施して帯や反物に仕立ててもらっているそうで、個展も何度も開かれている。

とよたさんの意外すぎる一面を知って以来、愛猫家でもあるとよたさんのファンになった。
真の意外性とはこういうことなんだなぁと感服する。

と、まるで着物に造詣が深いような事を書いてきたけれども、私が着物を着たのは人生で3度きり。
成人式、お正月、後は義母が贈ってくれた浴衣をそれぞれ一回ずつ。重症のガニ股ゆえ、成人式も袴だった。
袴ならガニ股で良いわけはなかろうが、振り袖よりはまだみっともなくないだろうということで袴になった。

母の着物姿も記憶にないし、私自身は和の文化と無縁の家で育ったのであるが、夫の実家は兵庫の
老舗呉服屋であった。義母は京都きもの学院の院長を務めたほどの人で、義姉も茶道裏千家の先生
義兄もゆくゆくは実家を継ぐつもりで鈴乃屋で修行したという人である。しかし時代の趨勢には逆らえず、
夫の実家も3代目である義父が亡くなった後店をたたんだ。

一般の日本人が着物を着ることがほとんどなくなった今、歌舞伎、能、文楽などの日本の伝統芸能で
見ることの出来る技術の粋を集めた和の装束は、和装の技術を守り伝えていくという意味でも重要な
役割を担っている。後継者がいなくて永久に失われてしまった技術は数え切れないほどあるのだ。
着物にはそうなってほしくない。
2019.10.26 21:12|農業
こちらでも二日間にわたって大量の雨が降りました。
関東では再び大変な事になっているようで、被害の深刻さは想像もできません。
農畜産関係だけでなく、これだけ広範囲になればあらゆる産業への影響が懸念されます。
復興への道のりは険しく、長丁場になりそうです。

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今西の畑にイノシシくらいの動物の足跡がありました。福津市でも近年の大規模開発で
住み処を失った動物達が里山で田畑を荒らす被害が頻発しています。しかし、住むところを失って
やむを得ず里山でエサを探すしかなくなった動物達を害獣扱いするのは、どう考えてもおかしいと思います。
そういう意味では、人間が一番の害獣なのではないでしょうか?

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足跡を辿ると竹藪の中へと続いていました。
ほんの少し前までこの辺りには豊かな山林と里山があり、当時は今ほど動物による農産物の被害はなかったのです。
かつての豊かな田園風景は、今や汚水浄化処理施設や太陽光発電基地、巨大ショッピングモール、はたまた
乱立する新興住宅地へと姿を変え、昔日の面影はありません。

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オータムポエムのマルチの上に、コロコロのウサギのフンを発見!
日に日に葉が減っていきます。ネットでも張り巡らせば被害は減らせるのでしょうけども、
まあ仕方ないですね。

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ほぼ芽が出揃ったホウレンソウ。播種直後にレンザーを処理したにもかかわらず、
雨で薬が流されたのか小さな草の芽が沢山出ていました。放置しておけば悲惨な事に
なるのは目に見えているので、今日アージランを処理。予防的処置は可能な限り全てやります。
予防を怠ると、後から取り戻すのは至難の業だからです。

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今西に遅れて定植したオータムポエム。小さいながらもこちらは順調です。
来年はここで作るという手もありですね。
2019.10.25 17:24|農業
5月末から途切れることなく出荷してきた小ネギが途切れました。
次の出荷まではおそらく10日ほどかかると思います。寂しい・・・。

連続出荷記録は5ヶ月で途切れましたけども、一番の需要期に出し続けられたのは成長の証!
小ネギがない間、時間に余裕ができる(ヒマとも言う)ので、ホウレンソウの播種や農薬散布などの
管理作業に注力します。胃の検査もしたいし、時間のあるときに色々片付けときます。

小ネギちゃん、早よ大きゅうなってね。
待っとるばい!

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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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