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2019.11.30 20:52|農業
毎年の事ではあっても、11月からの売れの悪さにはいい加減やる気が失せる。

考えつく理由は2点。まず11、12月は秋冬野菜が飽和状態になる。そして、年内に野菜を売り切って
年明けから農閑期、という農家が多く、そういう人達はどんなに安くても売り切ろうとするから、
価格競争に拍車がかかるのだ。今は全ての野菜が安い上、消費者にとって2番手以下の店はてきめん
客足が鈍り、売れる店と売れない店の差が激しい。

ぼやいたところで仕方ないし、まわりの農家の方もみなさん安い値段で我慢して売っている。
一番売れ筋のホウレンソウはまだ100円を切っていないけれども、一人でも値下げに踏み切れば
一気に80~70円まで値崩れを起こすだろう。丹精した立派な野菜を一袋100円以下で売るのは辛い。
野菜作りにかかる経費、手間、苦労を考えると、こんな値段で売ってられっか!というのが正直な気持ちである。
葉物なら120円、根菜類は150円以上じゃないと適正価格とは呼べないと思う。

日本の食糧自給率の低さと農家の少なさを考えると、これほど野菜が余ることが不思議で仕方ない。
2019.11.29 18:37|農業
3週間前に定植したハウス1棟分のネギが、潅水過多と蒸し込みによる根腐れを起こし、
壊滅的なダメージを受けてしまった。

この時期は定植後も夏場みたいに大量の水分は必要ないのに、早く大きくしようと欲を出したばっかりに
こういう事になってしまった。今は水を切って回復を待っているところだけども、定植した苗の半分以上は
枯れてしまっただろう。これからもっと減ってしまうかも知れない。

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自分はもう十分上達したという慢心と過信、思い上がりがあったのだ。
このネギの生育を見届けて、自分の失敗を記憶に刻もう。
二度と同じ失敗を繰り返さないように。

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居着いて一週間もしないうちにナデナデスリスリさせてくれるようになったナス。
初代のナスもそうだったが、ちょっと図々しく、とぼけた性格でよく喋る。シャムの特徴なのかな。
ナスビが本名だけれど、女の子なのでナス美だな。元々飼い猫だったかもしれないが、
不妊手術はしていないだろうな。ずっとここに住まわせるならば不妊手術を春までにはしないとな。

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猫がお互いに顔をすり寄せて挨拶をするのは、友達になったしるし。
ただ、ナスが調子こいた時にはツゥタンのパンチが容赦なく飛ぶ。
優しくも厳しいツゥタンなのである。ツゥタンにとっては兄の三ちゃん以来の仲間である。
ツゥタン、ナスを受け入れてくれてありがとうね。

2019.11.29 18:17|日々のこと
現在私の手元にある伊達メガネのコレクション。
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一点を除き、廃業したメガネ屋さんの店頭で売られていたフレームをヤフオクにて超破格値で購入したものだ。
メガネ屋で売られていたものだから、仮レンズにブランド名がプリントされており、これをどうにか消せないものかと現在思案中。

今は使い捨てコンタクトを使っているけれど、元々私は両目とも視力が0.03+乱視のど近眼で、ずっとメガネ生活だった。
メガネの良いところは、外したら視界がぼやけてぼんやりとしか見えなくなること。まぶしい光や人と視線を合わせるのが
非常に苦手な私は、疲れそうだな、イヤだな、と感じた時メガネを外して刺激を和らげていた。

車を運転するようになるとそういうわけにもいかなくなって、すべてがはっきりくっきり見える世界に
毎日ぐったりなりながらもなすすべなく日々を送っていた。

それが少し前に、社交不安症(対人恐怖症)の人は伊達メガネを着けると症状が緩和されるらしいと聞き、
早速試してみたらその通り随分楽になった。例えるならば、自分と周りにフレーム付きのガラス窓の仕切りが
できる感じ。こんなに手軽に気持ちが軽くなるなんて、もっと早く知りたかった。

しばらくはお洒落なフレーム探しに熱中しそうである。
2019.11.28 19:07|農業
現在収穫中の今西ホウレンソウ(ハンター他)は、アブラムシとヤサイゾウムシが散見される。
薬剤は3週間前にディアナとアリエッティを散布の一度のみ。今の時期にアブラムシ?と思ったが、
秋に気温が高くなるとアブラムシが多くなるらしい。

そろそろ採れそうな26号(伸兵衛)は、1週間前にディアナとアリエッティを散布。こちらは今のところ
目立った虫害はないが、ヤサイゾウムシらしき食害痕が時々ある。

年明け1月からの収穫を目指す9号(伸兵衛・早生グローリー・ドンキー)。ハコベハナバエの食害が顕著。
本葉2~3枚の今のうちに薬剤を散布しておかねばならない。ヤサイゾウムシもいるようだが、こちらは軽微。
明日ディアナとパダンSGを散布予定。

2019.11.27 19:51|日々のこと
スマホなんていらねーと言ってた私ですが、夫よりも先にスマホに乗り換えました。
必要に迫られたわけではなく、電話とメールしか使わない割りに月額料金がスマホより
ちょびっと安い程度のガラケーにメリットを感じられなくなっただけの話です。

知識ゼロなので、『家にテレビがないのでワンセグは欲しい』とドコモの店員さんに伝え、あとはお任せ。
今は地デジを見るひ人が少ないそうでワンセグ装備の初心者向けスマホは1個しかなく、機種選びは簡単に終了。

スマホを活用している人やSNSにどっぷり漬かっている人達にとっては、その小さい画面の向こうに
無限の宇宙が広がっているのでしょうけども、SNSに興味はないし、指が太いので文字も打ちづらいし、
老眼にはスマホの画面は見づらいしで今のところガラケー時代と変わらず電話とメールくらいしか使っていません。
使いこなせたら良いなとは思いますが、今は夫から任された年末調整を調べるのに時間を取られ、頭の中もそのことで
いっぱいなので当面無理そうです。
2019.11.26 21:30|好きなこと
これって、加齢への無意識の抵抗だよね・・・、と感じる事が多々ある今日この頃。
挙げればキリがないほど色々な症状が出てるんですけど、自分でも本当に意外だなと思う筆頭は
ピンク色の持ち物が増えてきたことでしょうか。それもパステル系ではなく、かなり鮮やかなピンク。

フリル、レース、ピンク色、花柄、フレアスカート。若い頃には見向きもしなかったものが
この頃やけに魅力的に見えてしまうんですよねー。自分の望むほどには、Pretty in Pink(ピンクが似合う)と
ならないのが辛いところなのですが。はるか昔十代の頃、50歳近い会社の大先輩が全身ピンクハウスの
衣装で出社してたのを、『よくあんなカッコできるな~』と半ば呆れていた自分が、あそこまではないにしても
ピンク色のジャージとかピンクのバッグを『カワイィ』とまんざらでもない様子で身につけているのであります。
これが加齢への抵抗でなくてなんでありましょう。

昨日の宴会もフレアスカートにロングブーツで気合い入れて行きましたよ。日頃の野良着を脱ぎ捨てて
お洒落できる貴重な機会ですからねぇ、家を出るまで一人ファッションショーを繰り広げましたとも。
お化粧もお洒落も女の特権。容色の衰えを実感し始めてから、急に女性らしい装いに目覚めるなんて、
もしかしてこれもいわゆるひとつの更年期障害かもしれないなぁ、と思った忘年会の夜でした。
2019.11.26 19:48|農業
何やかやと忙しい師走を目前に控え、少し早めではありますが永香農園の忘年会を行いました。
バイト生とパートさん、研修生を合わせると総勢7名と、これまでで最もにぎやかな宴会です。
戦力的にも今が一番精鋭揃いで充実していると思います。

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最初に夫から、永香農園の売上状況や来年の展望などをご報告し、生ビールとノンアルコールビールで乾杯。
持ち場も違えば出勤日も違いますし、全員が顔を揃えるのは今回が初めてとなりました。仕事中は話す時間も
取れないため、お互いの事を知る良い機会になればいいなという思いもありました。

永香農園の歩みをそばで見てきた勤続15年のパートのAさんと、研修生達との思い出話などに花を咲かせ
これまでの歴史を感慨深く振り返りました。思い出話ができるって実にいいもんですねぇ。

男勝りで頼もしいAさん、天真爛漫なムードメーカーMさん、明るい笑い声が素敵なOさん、寡黙な働き者K君に
おっとり姉さん女房のMさん。本当に良い人達に恵まれました。これからもよろしくお願いします。
2019.11.25 15:09|好きなこと
羽生君の試合に帯同する、ブライアン・オーサー、トレイシー・ウィルソン、ジスラン・ブリアンのクリケットのコーチ陣。
最も露出の多いブライアン・オーサーはキムヨナを金メダルに導いたコーチとして有名ですが、トレイシー・ウィルソンも
キムヨナのコーチとしてたびたび登場していたので、フィギュアファンにはおなじみ。ジャンプコーチのブリアンの存在が
フィギュアファンに認知されるようになったのは、平昌五輪前の大けがをしたNHK杯以降で、ここ2~3年の
事ではないかと思います。

オーサーと羽生君の関係がどこかビジネスライクに感じられるのとは対照的に、ブリアンコーチと羽生君の間は
とても強固な信頼関係が結ばれているようで、すごく心強いなぁと感じるのです。以前のインタビューで、
ブリアンのことを『お父さんみたい』と言及していたように、仙台にいるお父さんとめったに会えない羽生君には
ブリアンコーチはいわば父親的な存在なのでしょう。

少年から大人の男性になる大切な時期に、父親と過ごす時間を持てなかった羽生君に、ブリアンは父親の
ロールモデルとなって色々な事を身をもって示してくれたに違いない、と勝手に嬉しく思っている一ファンです。

話はオーサーに戻りますが、キムヨナのコーチ時代は日本のフィギュアファンから蛇蝎のごとく嫌われていた
オーサーコーチ。キムヨナに金メダルを取らせるため、自分のコネを総動員してジャッジに働きかけ、
真央ちゃんと安藤美姫の武器だったセカンド3ループジャンプを骨抜きにすることに成功しました。
同時にメディアを使ったイメージ戦略もぬかりなく行うという緻密な戦略の前に、孤軍奮闘するしかなかった
真央ちゃんはあえなく涙をのみました。

当時から、クリケットのコーチ陣が徹底して自分達の生徒を守る姿勢は”敵ながらあっぱれ!”と言いたく
なるものがありましたね。トレイシー・ウィルソンにしても、キムヨナが一番!というのは終始一貫していました。
バンクーバー五輪前のカナダのテレビ番組にカート・ブラウニングと出演したトレイシーは、

キムヨナが真央に勝っているのは紙の上(数字上)だけだ

と大の真央ちゃんファンを公言し、真央ちゃんの方が優れていると言うカートに、

氷上でも数字上も、キムヨナの方が圧倒的に優れているわ。見てらっしゃい

とカートを論破していました。そういうこともあって、私のトレイシーに対する印象は長いこと悪いまま。
オーサーもトレイシーも真央ちゃんが嫌いでそうしたのではなく、あくまで自分の雇用主(キムヨナ)に
最大限の利益をもたらすためにやったことだとはわかっていますけども、当時は坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと
いうわけでクリケットにはまったく良い感情がありませんでした。

彼らのような手強いコーチ陣は、敵に回せば怖いけれども味方に取り込めば非常に心強いということを
不遇だった真央ちゃんを思いつつ、クリケット移籍後の羽生君の輝かしい戦歴を見てしみじみ感じるわけであります。
2019.11.24 22:19|日々のこと
思い描く理想の生活をかなえるために、今はただ我慢の日々を送るのみ。
故郷を離れたのもそれから逃れるためだった苦痛を、あえて自分に課すのもすべてはそのため。

それでも毎日のように、イヤだ、逃げたいと思ってしまう。心が悲鳴を上げる。心と連動する体も、不調を訴える。
でも今逃げ出したら、憧れも夢も手の届かないはるか遠いところに行ってしまうだろう。

もうちょっとの辛抱だ、頑張れ、私。
2019.11.24 21:18|農業
圃場巡回。

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現在収穫中の今西のホウレンソウ。日当たりにムラがあるので生育もバラツキがあるが、
肉厚で良いホウレンソウが採れている。

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そろそろ収穫できそうな大きさのものもある26号のホウレンソウ。ぱっと見は順調だけれども・・・。

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3箇所のホウレンソウ畑の中でここだけ唯一チャガラシをすき込んだにもかかわらず、立枯れがひどく多い。
立枯れの原因で一番多いのは湿害だけれども、見たところそうではないようだ。立枯れを起こす菌で
チャガラシが効果を発揮するのはフザリウム菌のみなので、リゾクトニアかピシウム菌の仕業だろうか。

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右の2畝は特に生育が悪く、部分的に壊滅状態のところもある。

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一時期萎黄病を心配した同じ26号のオータムポエムは、立ち直って元気になった。

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次に収穫予定のハウス小ネギ。収穫できるまでにはあと10日はかかりそう。
それまで今のM1ハウスを引っ張らねば。

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数日前からハウスにエサを食べに来ている、8年前に失踪した愛猫ナスと同じシャム系の野良。
ナス~、と呼べば返事をする。ナスの生まれ変わりに違いない。今日からナスと呼ぼう

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ツゥタンと並んでエサをがっつくナス。まだお互いに心を許すまではいっていないけれど、気立ての良い
ツゥタンのことだから、そのうち受け入れてくれるだろうと期待している。ナスの目つきや人との距離の取り方、
尻尾を立てて甘えたそうな素振りを見せるところなど、生粋の野良ではなく、元々は飼い猫だったのかもしれない。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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