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2021.09.30 21:17|農業
うっかり写真を撮り忘れましたが、午後から真冬用の小ネギの育苗をしました。
中原のさんぺいと日本アグリスの香次郎を合わせて50箱。2月収穫分までの苗です。

年がら年中ネギばっか作っている私ですが、冬の小ネギ栽培が最も緊張します。
なぜかって?そりゃああなた、恐怖のボトリチスのせいですわ。

ネギのハウス栽培では露地でよく見られるベと病や赤さび病、黒斑病はほとんど出ません。
仮に出ても速やかに薬剤を散布すれば確実に抑えることができます。その代わり、冬のハウス栽培では
ボトリチスが最大の脅威となります。初期防除を失敗すると全滅の憂き目に遭うことも珍しくありません。

ですから、これからのネギ栽培はより一層気を引き締めて取りかからねばならんのです。
あ~、早くも緊張してきた。
2021.09.29 21:09|農業
二日前に播種したホウレンソウが発芽。
ただでさえ気難しいホウレンソウ。乾燥畑・気温30度超という条件下での発芽は催芽処理のたまもの。
無処理の場合、休眠状態のまま、まとまった雨を土中でじっと待つことになる。

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(左)9号畑の、土から顔を覗かせたホウレンソウ。種の色からしてこれはミラージュだ。
(右)昨日の雨の予報が空振りに終わり、日中の気温は真夏日を記録。サラサラの土質は扱いやすい反面乾燥しやすい。

DSC05356.jpg DSC05357.jpg
(左)光ハウス。水はけの悪さが幸いして、こちらの方がたくさん芽を出していた。
(右)ゴロゴロの土は播種作業においては苦労するが、水保ちがよいため発芽には有利である。
2021.09.28 13:12|好きなこと
約2ヶ月前からハウスに住み着いたマロとキィちゃんの白猫兄弟。
ベタベタの甘えん坊に育った二匹が可愛くてたまらず、毎日この子達に会うのが大きな楽しみとなっている。

もう1匹いたウリちゃんは大雨の後から行方知れずのまま。お父さん猫の白太もひと月以上姿を見せていない。
母猫のミケタンは時折顔を出すが、我が子との間には以前よりもよそよそしい空気が流れているように見える。
動物達の親離れ・子離れは早い。

DSC05324.jpg DSC05328.jpg
麻呂眉がトレードマークのマロ。ちょっと前の写真なので、今はこれより幾分大きくなった。それでも、キィちゃんに
比べると一回り小さい。鉄砲玉のキィちゃんはハウスにいないことが多いけれど、マロは大抵ハウス周辺にいる。

去勢をせねばならないが、あまり早すぎると尿道結石に罹りやすくなるため、時期の見極めが難しい。
だいたい生後8ヶ月頃くらいが適期だろうから、あと2ヶ月くらいかな。

2021.09.27 21:17|農業
ひと月以上ぶりの更新となりました。
ネギとモロへイヤに追われた夏が終わり、永香農園の秋到来を告げる落花生の収穫が始まりました。

長雨の影響で延び延びになっていたほうれん草の播種も、気候が安定してきたおかげで
ようやく取りかかることができます。遅れを採り戻すため、これから急ピッチで畑を準備せねばなりません。

DSC05345.jpg DSC05347.jpg
今日の畑は9号と光ハウス。品種はスクープとミラージュです。3日前から催芽しておいた種の出根率は1割ほどと、
播種にドンピシャの状態です。光ハウスの播種を終えて一服中の夫。畝立て、播種、鎮圧、除草剤まで一日で
してしまうためすごく疲れるけれど、心地良い疲労です。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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