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2021.11.12 21:18|料理とパン、お菓子
サツマイモのシルクスイートを試食しました。昨日はふかし芋、今日は天ぷらです。
収穫から十日経ち、でんぷんの糖化がどの程度進んでいるかを見ます。

シルクスイートはその名の通り、絹のように滑らかなのど越しが売りなのですが、
昨日のふかし芋はやや粉っぽく甘みも十分ではありませんでした。
サツマイモは焼き芋のようにじっくり加熱するほどに甘くなりますから、
今日は調理法を変えて試食してみました。

衣は水に小麦粉と片栗粉を合わせたもの。卵が入らない分サクッとした軽い衣になります。
サツマイモの天ぷらに黒ごまを加えるのはうちの定番。香ばしさが増して美味しいのです。

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やはりまだ追熟が足りない感じでした。サツマイモの専門農家は最低ひと月、長くなると3ヶ月も追熟させるそうです。
そのためには湿度と温度を一定に保てる保管場所が必要になります。南国生まれのサツマイモは低温にあたると腐るので、
うちの場合は土蔵に保管し、ギリギリまで追熟させたら傷み始める前に在庫をはかねばなりません。
何をやるにも設備がいりますねぇ、農業は。
2021.11.12 20:58|農業
本日より待ちに待った小ネギの収穫だぁ!あ~嬉しい。
小ネギが途切れて十日弱、その間天気が良くなかったこともあって、
今日は何しようかなぁ・・・と毎日頭を悩ませていました。
はっきり言って、小ネギは猫と並ぶ私の生きがいです!

DSC05804.jpg DSC05807.jpg
収穫するのは4棟目です。ここは大雨になると逃げ場を失った雨水がハウスの中に浸入してくるんです。
今度の長雨でもかなり浸水してしまい、ハウスの中がジメジメしています。空気中の湿度の影響を受けやすい
ネギですから、水切り期間は長いのに色は薄め。でも根張りはすこぶる良くて見目麗しいネギに育ちました。
できればこのハウスで十日から2週間もたせたい。そうすれば次の2棟目にスムーズにつなげることができます。

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4号のホウレンソウがやっと発芽してきました。見たところこの畑はホトケノザが多そうです。新しく使い始めた
除草剤クロロIPCが抑えてくれればいいのですが。

DSC05814.jpg DSC05817.jpg
(おまけ)白猫の黒ごまあえ風。これはキィちゃんです。こんな風によく草の種を全身にひっつけて帰って来ます。
まるで黒ごまあえみたいに見えて写真に撮りました。

2021.11.12 06:46|農業
梅雨前から、これまであまりなかったような食害痕がネギに見られるようになった。

ネギの葉全体が白化し、それが新葉に近い箇所に集中している。食害痕からおそらく
ハモグリバエだろうと見当はついたが、従来のハモグリバエ(A系統)の食害が線だとすれば、
新系統(B系統)は面で食い荒らす点が大きく異なる。
images.jpeg images (1)
(写真はお借りしました)

農水省のHPからの抜粋によると初めて確認されたのは2019年の京都のネギで、その後2020年までに
26都府県で発生が確認されている。永香農園で確認したのは記憶に有る限り今年が初めてである。

幼虫が葉の中に潜り込んで組織を食害し、食害後は白い筋状の潜孔を形成する。
A 系統では 1葉あたり 1 ~ 2 匹程度の幼虫が葉の表側と裏側を交互に加害する(食害痕は不規則な破線状)が、
B 系統では 1 葉あたり 5 匹以上の幼虫が葉の表側のみを集中的に加害する(食害痕は一つなぎ)傾向がある)。
(農水省のHPより抜粋)


今までハモグリバエのために薬剤を振ることはなかったけれど、
今後重要害虫のひとつとして無視できない存在になりそうで厄介だ。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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