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飯塚一人旅~旧伊藤伝右衛門邸~

2020.12.01 16:04|日々のこと
NHK朝ドラ『花子とアン』が放映中は、観光客が大挙して押し寄せていたらしい伊藤伝右衛門邸。
とうの昔にブームが過ぎた平日の月曜日とあって、お客は数えるほどしかいませんでした。

こちらは炭鉱王・伊藤伝右衛門の本宅として建てられたもので、柳原白蓮を迎えるに当たり改築して
建物の規模も敷地の広さも桁違いのお屋敷でした。とにかく広いし凝ってるしで、お金に糸目を付けずに
作ったような豪華さです。豪華といってもそこは和風建築ですから、書院造りと数寄屋造りを基本にしつつ、
随所に西欧様式を取り入れているといった感じで、目がチカチカするような華美な感じはありません。
旧伊藤伝右衛門邸の公式HPの説明をお借りします。

伝右衛門は白蓮を迎え入れる為、旧伊藤伝右衛門邸の改築を行います。
敷地面積約2300坪という敷地に、部屋数25という広大な家屋を設けるのです。
しかも、その内部は京都からわざわざ宮大工を呼んで技を尽くさせたという、
細やかな美の技法に満ちています。

長押(なげし)に施された精巧な木彫、落ち着いた雰囲気の聚楽壁(じゅらくかべ)、
帯地をほどいて埋め込んだ壁に竹を組んで作られた網代(あじろ)天井等…
まさに贅を尽くした豪邸です。

特に二階の白蓮の居室には、竹の節だけを残した欄間(らんま)や銀箔を張った襖など
驚くような技法を使い、白蓮好みに仕上げています。


DSC034011.jpg DSC034131.jpg
(左)応接間。(右)長い畳敷きの廊下。このお屋敷は、各部屋につり下げられた電灯がとても素敵だったんです。
写真もたくさん撮ったので、機会があれば載せたいと思います。現代の無機質な明るさと違い、それぞれに
凝った意匠で温かみのある柔らかな灯りで・・・。私が通った小学校にはああいうガラスの電灯が割と
残ってましたけど、今はもうないでしょうね。

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(左)二階の白蓮の居室。(右)庭園から見た屋敷。

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(左)ほとんどの襖にこのような絵が描かれていた。
(右)白蓮居室の板床の天井。竹を伊藤家の家紋に似せて枡形に組んだもの。
複雑すぎてどういう風に作ったのか見当も付かない。

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(左)明代の禅僧、隠元和尚の掛け軸。(右)板戸にも凝った絵。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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