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常滑焼の急須から学んだこと

2020.12.15 20:44|日々のこと
愛用していた有田焼の急須の蓋が壊れたので、常滑焼の急須を買った。
私達は、毎朝大きめのコップになみなみと注いだルイボスティーを飲むのが日課なのである。
であるから、急須の容量は少なくとも400㏄以上は欲しい。

蓋が壊れてからも接着剤でくっつけて使っていたのだが、いよいよダメになり、いざ探し始めると
これがなかなか気に入ったものに出会えない。良いなと思ったものは容量が小さかったり、
容量を満たしてもデザインが好みでなかったり、結局この急須に決めるまで数ヶ月かかってしまった。

DSC036671.jpg
実家の急須と湯飲みも常滑焼だった。今は全国の焼きもの産地から洒落た急須がたくさん出ている。
だから手元に届いた地味な急須を見て、もっと可愛いのにすれば良かったかな、と少し後悔した。
けれど実際に使ってみると、それまで使っていたポット型のものとは使い勝手が全然違うのである。

まず、蓋が本体に寸分の狂いもなくぴったりはまる。これは気持ちがいい。
そして注いでいるときにお茶がボタボタ漏れない。前のポット型急須は結構漏れていた。
そして一番感動したのは湯切れの良さ。シャーッと注げて、スパッとお湯が切れる。
私は、見過ごされがちな細部にこそ物作りの姿勢が反映されると思っているが、縁あって私の元にやってきた
一個の急須から、それひと筋に励んできた技と誇りを感じた。常滑焼と言えば急須、急須と言えば常滑焼。

私もそんな百姓にならねば、と常滑焼の急須に物作りの姿勢を教わった気がする。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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