ロールケーキとマドレーヌ
2021.01.02 13:34|料理とパン、お菓子|
これからの事をあれこれ考えているとだんだん煮詰まってきたため、
気分転換にお菓子を焼くことにした。お菓子作りはオーブンに型を放り込むまで
一気呵成に取りかからねばならないから、雑念の入り込む余地がない。無心になれるという意味で
気分転換には最適な趣味と言える。
かといって段取りから器具の後片付けまでの大変さを考えると、余力がないと取りかかる気にはならない。
もっと気楽にお菓子を作っていた若い頃と違い、今は盆・正月等のまとまった休みがある時限定の楽しみだ。
今日のお菓子はロールケーキとマドレーヌ。
ロールケーキは柳瀬久美子先生のスフレロール。たくさんの作り方があるマドレーヌは有元葉子先生のレシピ。
柳瀬先生のスフレロールの作り方はちょっと変わっている。最初に鍋にバターを溶かし小麦粉を炒める。次に
牛乳を注ぎ、卵黄を加え、さらにメレンゲを加えて型に流して焼くのである。これとほぼ同じ作り方を、30年近く前に
片岡護シェフの本で見つけて作ったことがある。普通のスポンジに比べて手間がかかるのだけれど、ボソボソ感の
まったくない、しっとりした口溶けの良い大変美味しいスポンジになる。ただしこの配合は薄くしか作れないので
ロールケーキ専用である。

マドレーヌは私世代の人間には懐かしいお菓子のひとつ。今ほど洗練された洋菓子がなかった時代、
甘食とスポンジケーキのあいの子みたいなマドレーヌはケーキの代名詞だった。私自身は、あの唾液を
吸い取られるようなボソボソの甘いマドレーヌが苦手である。自分で作りたいと思うマドレーヌは、
フィナンシェのような食感でバターたっぷりのもの。上野万梨子先生、椎名真知子先生、辻調本等
手持ちの本を参考にしたところ、有元葉子先生のレシピがそれに一番近い感じだった。

気分転換にお菓子を焼くことにした。お菓子作りはオーブンに型を放り込むまで
一気呵成に取りかからねばならないから、雑念の入り込む余地がない。無心になれるという意味で
気分転換には最適な趣味と言える。
かといって段取りから器具の後片付けまでの大変さを考えると、余力がないと取りかかる気にはならない。
もっと気楽にお菓子を作っていた若い頃と違い、今は盆・正月等のまとまった休みがある時限定の楽しみだ。
今日のお菓子はロールケーキとマドレーヌ。
ロールケーキは柳瀬久美子先生のスフレロール。たくさんの作り方があるマドレーヌは有元葉子先生のレシピ。
柳瀬先生のスフレロールの作り方はちょっと変わっている。最初に鍋にバターを溶かし小麦粉を炒める。次に
牛乳を注ぎ、卵黄を加え、さらにメレンゲを加えて型に流して焼くのである。これとほぼ同じ作り方を、30年近く前に
片岡護シェフの本で見つけて作ったことがある。普通のスポンジに比べて手間がかかるのだけれど、ボソボソ感の
まったくない、しっとりした口溶けの良い大変美味しいスポンジになる。ただしこの配合は薄くしか作れないので
ロールケーキ専用である。

マドレーヌは私世代の人間には懐かしいお菓子のひとつ。今ほど洗練された洋菓子がなかった時代、
甘食とスポンジケーキのあいの子みたいなマドレーヌはケーキの代名詞だった。私自身は、あの唾液を
吸い取られるようなボソボソの甘いマドレーヌが苦手である。自分で作りたいと思うマドレーヌは、
フィナンシェのような食感でバターたっぷりのもの。上野万梨子先生、椎名真知子先生、辻調本等
手持ちの本を参考にしたところ、有元葉子先生のレシピがそれに一番近い感じだった。

