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チャガラシ緑肥

2019.02.12 07:26|農業
チャガラシがほうれん草の萎凋病に効果があるらしい。ほうれん草萎凋病は高温期に
発生するフザリウム菌に起因する土壌病害。うちでもハウス栽培のほうれん草が立枯れ症状で
大半枯れてしまったことがある。ただし、同じように見える立枯れ症状でも、ピシウム菌(立枯病)、
フザリウム菌(萎凋病)、リゾクトニア菌(株腐病)の3種類があって、チャガラシはこのうちの
フザリウム菌立枯れに効果があるとのこと。以下引用。

・・・・アブラナ科の植物は土壌にすき込まれ、バイオフミゲーションと呼ばれる過程を経て
殺菌効果を有することが知られている。(中略)・・・イソチオシアネートを含む多くの産物が生成する
アブラナ科の残渣あるいは GSL 産物を混和することにより、植物寄生性線虫の減少、
土壌病原菌が引き起こす病害の被害軽減効果、雑草の発芽抑制が報告されている。・・・


要約すると、チャガラシがグルコシレートという殺菌物質を多量に放出するということらしい。

・・・チャガラシ利用時のポイントは、栽培とすき込みにある。利用地域における播種適期と施肥量を守り
生育量を確保、すき込みはできるだけ細断し、ハウスであれば灌水とビニル被覆を組合せることである。
特に種子が小さいため播種はていねいに行い、播種後の覆土を浅めとするかローラーによる鎮圧のみで
実施するとうまくいく。・・・


チャガラシ緑肥の効果を活かすためのポイントとして、
① 播種時期は早春~5月まで
② すき込む時に十分な潅水(30リットル/㎡)をしてシートで被覆し、2週間程度腐熟させてからシートを
  除去し、さらに1~2週間放置する
③ すき込んだ後は殺菌されていない土(下層土など)が混ざるのを防ぐため、極力不耕起(簡易不耕起)にする
※ 萎凋病抑制効果はホウレンソウ2作目まで持続することが確認されている


雪印の辛神、タキイのいぶし菜が緑肥用チャガラシとして販売されている。どちらも燻蒸効果を得るために
開花直前の着蕾期にすき込むようにとある。暖地の播種時期は2~3月。播種量は1㎏/反、すき込み後の
分解期間は3~4週間。秋にほうれん草をまく予定の畑に順次播種したいが、3月期限なので準備を急がねば。

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永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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