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運を呼ぶ人 奪う人

2021.02.15 21:39|日々のこと
意中の人が自分にとっての幸運の女神がかどうかを知りたければ、
競馬等の賭け事に何度か一緒に行ってみると良い。

遠藤周作のエッセイにそう書いてあった。
いわゆるあげまんか否かを判断できるかもしれないということだろう。
私の場合あげまんときいて真っ先に連想するのは、南果歩さんである。
最初の夫は辻仁成、二番目の夫はご存知渡辺謙。どちらも南果歩さんと付き合いだしてから
運気が上がり、渡辺謙に至っては今や日本を代表する国際俳優にまで上り詰めた。

そういえばアゲチ〇というのはあまりきいたことがない。直截に過ぎるからだろうか。
主婦ならぬ主夫が認知され始めている昨今、家庭を守りつつ働く女性を内助の功で支え、
運気をあげる男というものがいたっておかしくはないと思うのだが。

幸運の女神やラッキーボーイがいれば、当然正反対の役回りの疫病神的な人間も存在する。
その人に関わった人間が次々に不運に見舞われるという・・・。実は私もそういう人を一人知っている。
彼を雇った男性のケースでは、まずご家族の二人が立て続けにケガをして入院。その後雇い主の男性も病気に罹り、
ほどなく亡くなってしまった。このご家族に限らず、その男性と関わった人は離婚したり、失業したりで
徐々に運気が先細りしていった。

うちも一時期その人と濃い付き合いをしていた時期があるけれど、その当時の夫はいつもイライラしていて
体調も優れなかった。イライラの原因がどうやらその男性にあったようで、付き合いを絶ったとたん、
体調は元に戻り業績も上がってきたのである。あのまま関わり続けていたら私達もどうなっていたかわからない。

ところが、ここにきてその男性が私達にみたび接触を試みてきた。
お人好しの夫が、生活にこまっているらしい彼の頼み事を断り損ねてしまったのである。
このままズルズルと関係を続けると、上り調子の業績にも影響が出かねないと思った私は、
あまり深く付き合わないで欲しいと夫にお願いした。夫の健康に差し障るようなことでもあれば大事である。

見るからに貧乏神風の風情が漂う以外、本人は至って大人しく人畜無害なのであるが、
背負った宿命というか業はどうしようもないのである。関わった人々の運気を吸い取りながら、
彼はこの先も生きていくのだろう。まわりはそうと知らないまま・・・。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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