ニッポンの手土産文化
2021.03.14 17:56|日々のこと|
時々購入する雑誌クロワッサンで真っ先に目を通すのが、『手土産をひとつ』という連載。
様々な業界の人達が、ここぞと言うときに持参するとっておきの手土産を紹介するというもので、
美味しさはもちろんのこと、作られた背景にまでこだわった選りすぐりの食品は見るだけで楽しめる。
日本のお土産文化は、時として過剰だと海外からは批判的に見られることもあるようだけれど、
私は誇るべき日本の文化のひとつだと思っているし、日本各地に美味しい名産品が存在するのも
お土産文化のおかげではないかと思う。
さて、バレンタインデーにK君夫妻にチョコレートケーキを贈ったところ、今日奥さんのMさんから
高知の『芋屋金次郎』の芋かりんとうの詰め合わせをお礼にいただいた。Mさんからの贈り物は毎回ありきたりでなく、
頂く度にそのセンスに唸ってしまう。優れた選択眼を持つ、贈り物上手なMさんである。
夫に『たぶんMさんが何か持ってくるんじゃないかな。何も要らんって言っとこうか』と相談したのだが、
『何も貰わんうちからそんな事言うたら、逆に請求してるみたいやから、ほっとき。もし持ってきたら
ありがとう、って貰っときゃいいんや』と言うので、何も言わなかったのである。私としては純粋に二人の
頑張りに対する感謝の気持ちを示したかっただけなので、逆に気を遣わせてしまったようで恐縮したが、
二人の気持ちを有り難く頂戴した。

芋菓子専門店の芋屋金次郎は、自社農場で育てた苗を契約農家に委託して芋を栽培してもらっているという。
芋けんぴにはコガネセンガン、スイートポテトにはさつま金時、と言う風に菓子によって芋の品種を使い分け
味にはとことんこだわっている。無類の芋好きのMさんならではのセレクト。実に微笑ましい。
様々な業界の人達が、ここぞと言うときに持参するとっておきの手土産を紹介するというもので、
美味しさはもちろんのこと、作られた背景にまでこだわった選りすぐりの食品は見るだけで楽しめる。
日本のお土産文化は、時として過剰だと海外からは批判的に見られることもあるようだけれど、
私は誇るべき日本の文化のひとつだと思っているし、日本各地に美味しい名産品が存在するのも
お土産文化のおかげではないかと思う。
さて、バレンタインデーにK君夫妻にチョコレートケーキを贈ったところ、今日奥さんのMさんから
高知の『芋屋金次郎』の芋かりんとうの詰め合わせをお礼にいただいた。Mさんからの贈り物は毎回ありきたりでなく、
頂く度にそのセンスに唸ってしまう。優れた選択眼を持つ、贈り物上手なMさんである。
夫に『たぶんMさんが何か持ってくるんじゃないかな。何も要らんって言っとこうか』と相談したのだが、
『何も貰わんうちからそんな事言うたら、逆に請求してるみたいやから、ほっとき。もし持ってきたら
ありがとう、って貰っときゃいいんや』と言うので、何も言わなかったのである。私としては純粋に二人の
頑張りに対する感謝の気持ちを示したかっただけなので、逆に気を遣わせてしまったようで恐縮したが、
二人の気持ちを有り難く頂戴した。


芋菓子専門店の芋屋金次郎は、自社農場で育てた苗を契約農家に委託して芋を栽培してもらっているという。
芋けんぴにはコガネセンガン、スイートポテトにはさつま金時、と言う風に菓子によって芋の品種を使い分け
味にはとことんこだわっている。無類の芋好きのMさんならではのセレクト。実に微笑ましい。