79歳が抱く夢
2021.03.16 13:46|好きなこと|
私と同世代の料理好きにはおなじみの料理研究家、福岡出身の村上祥子先生。
愛読していた料理雑誌、タントにもよく登場されていました。
電子レンジの活用をいち早く提唱され、時短料理の先駆者でもある村上祥子先生のお料理やお菓子は、
”手間はできるだけ省く”をモットーにした感じの物が多く、手をかける事に料理のやりがいを感じていた当時の私は
ほとんど作った事がありませんでした。まぁ、大久保恵子先生や村上昭子先生、栗原はるみ先生に憧れていた私ですから、
それも仕方のない話ではあったのです。
村上昭子先生、小林カツ代先生、城戸崎愛先生、鈴木登紀子先生、たくさんの美味しい料理を私達に紹介して下さった
料理研究家の先生方の多くが鬼籍に入られました。世代交代が進み、現在雑誌やテレビではひと世代若い方達が活躍
されているようですが、今でも私が参考にするのは昔買った本や雑誌が中心です。舌に馴染んだ味覚というものは
簡単には変わらないらしく、今風の奇をてらった料理よりもオーソドックスな味が好きなのです。
さて、最近になって雑誌クロワッサンの誌上で時折村上祥子先生をお見かけするようになりました。
以前、高齢者でも負担を感じず用意できる献立を紹介するという記事に、ご主人とお二人の食事風景が
載っていたのを拝見しました。そして先日買った最新号では、長年連れ添ったご主人を亡くされた後も、
精力的に全国を飛び回る村上祥子先生の様子が紹介されていたのです。
東京と福岡を一日に何度も往復することもあるというフットワーク。
衰え知らずの発想力とアイデアを形にする瞬発力。79歳という年齢を考えると驚異的です。
村上先生を突き動かす原動力になっているのは、これからを担う子供達への思いと、
今後ますます増える高齢者を元気にしたいという思いなのだろうと感じました。
しかも村上先生には80歳を目前にして叶えたい夢があるというのです。『村上食堂』の開店です。
栄養があって、おいしくて、安い。一日のうち一食でも訪れてくれた人の助けになるような食堂。
まずは、福岡からスタート、ですね。
私が80歳になるまであと30年もあります。
夢のひとつやふたつ持たずにどうするという気にもなります。
まだまだ老け込んでなどいられません。
愛読していた料理雑誌、タントにもよく登場されていました。
電子レンジの活用をいち早く提唱され、時短料理の先駆者でもある村上祥子先生のお料理やお菓子は、
”手間はできるだけ省く”をモットーにした感じの物が多く、手をかける事に料理のやりがいを感じていた当時の私は
ほとんど作った事がありませんでした。まぁ、大久保恵子先生や村上昭子先生、栗原はるみ先生に憧れていた私ですから、
それも仕方のない話ではあったのです。
村上昭子先生、小林カツ代先生、城戸崎愛先生、鈴木登紀子先生、たくさんの美味しい料理を私達に紹介して下さった
料理研究家の先生方の多くが鬼籍に入られました。世代交代が進み、現在雑誌やテレビではひと世代若い方達が活躍
されているようですが、今でも私が参考にするのは昔買った本や雑誌が中心です。舌に馴染んだ味覚というものは
簡単には変わらないらしく、今風の奇をてらった料理よりもオーソドックスな味が好きなのです。
さて、最近になって雑誌クロワッサンの誌上で時折村上祥子先生をお見かけするようになりました。
以前、高齢者でも負担を感じず用意できる献立を紹介するという記事に、ご主人とお二人の食事風景が
載っていたのを拝見しました。そして先日買った最新号では、長年連れ添ったご主人を亡くされた後も、
精力的に全国を飛び回る村上祥子先生の様子が紹介されていたのです。
東京と福岡を一日に何度も往復することもあるというフットワーク。
衰え知らずの発想力とアイデアを形にする瞬発力。79歳という年齢を考えると驚異的です。
村上先生を突き動かす原動力になっているのは、これからを担う子供達への思いと、
今後ますます増える高齢者を元気にしたいという思いなのだろうと感じました。
しかも村上先生には80歳を目前にして叶えたい夢があるというのです。『村上食堂』の開店です。
栄養があって、おいしくて、安い。一日のうち一食でも訪れてくれた人の助けになるような食堂。
まずは、福岡からスタート、ですね。
私が80歳になるまであと30年もあります。
夢のひとつやふたつ持たずにどうするという気にもなります。
まだまだ老け込んでなどいられません。