永香農園日誌

あすなろ猫事業とは、福岡県獣医師会が行っている飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援です。

平成29年度、福岡県で殺処分された猫1,360頭のうち、1,113頭は生後3ヶ月未満の子猫でした。（あすなろ猫事業HPより）

福岡県は長年犬猫の殺処分頭数が全国一という不名誉な称号を頂戴していたのですが、
県や市の努力でここ数年はその汚名を返上しているようです。それでも全国上位であることに違いはありません。

ペットショップからでなく、保健所や譲渡会などで引き取って飼う人がもっと増えればいいのにと思います。
コロナによる生活の変化でペットを飼い始める人が増えたそうですが、それに比例して”飼えなくなった”と
ペットを保健所に持ち込む人も増えているそうです。保健所に持ち込むと言う事は、当然殺処分される可能性が
高いことを理解しているはず。犬も猫も、人間の身勝手で命を奪って良い存在ではありません。

さて、今回の当選はもともとマロとキィちゃんのお母さん猫、ミケたんの不妊手術を想定して申し込んでおいたもの。
ところが肝心のミケたんはひと月前から姿を見せなくなってしまいました。となると、そろそろ生後７～８ヶ月と
去勢手術適期のマロとキィちゃんにおはちが回ってきたということでしょう。

あすなろ事業に当選すると、♂一頭につき自己負担額５千円で去勢手術を受けられます。
猫の去勢手術は通常１万５千円以上するので、とても助かります。その上、幸運なことに担当病院が
評判の良いひまきの犬猫病院でした。手術を受けられるのは１２月２０日まで。手術同意書を用意するのが
手間と言えば手間ですが、何にせよありがたい話。早めに電話予約したいと思います。
　
（左）桃色のお鼻が可愛いキィちゃん。私の鼻先や指をペロペロ舐めるのが大好きな”なめ猫”です。
（右）あどけない表情が愛くるしいマロ。赤ちゃんマロと呼んでます。