てごろ菜とのらちゃん菜
2019.02.25 06:03|農業|
美味しいのに売れない野菜というのがある。
てごろ菜もそうだし、昔作った”のらちゃん菜”というのもそうだった。
のらちゃん菜(別名のらぼう菜)はナバナと同じようにトウ立ちする花茎を収穫していく、関東地方原産の野菜。
言っちゃあなんだけど、ナバナよりよっぽど美味しい。ナバナのような苦みはまったくなく、ナバナにはない
芳醇な甘さがあり、バター炒めにすると絶品である。生命力旺盛で次々に花茎が出てくるし、問題になるような
病害虫もこれといってない。
しかし、”これはうまい!”と自信を持って売り場に持っていっても、消費者というのは珍しい野菜にはなかなか
手を出してくれない。結局売れる前にこちらが根負けして、作るのをやめてしまった。いずれ余裕ができたら
自家用にいくらかでも作りたいと思っている。それくらい美味しかった。
一方のてごろ菜は非結球ハクサイなので、調理方法はハクサイに準ずる。一応ハクサイだけれど、ハクサイより
コクと甘みがあり、スジっぽさはなく柔らかい。私は青梗菜や小松菜より味の良さでは断然上だと思っている。
定番の煮びたしやあえものはもちろん、油と相性が良いので炒め物が特に美味である。
昨春試作した時も、認知度が高まるまでの売れ行きは芳しくないだろうと考え、POPを作ったりシールを貼ったりと
様々に工夫をした。一度買った人は必ずリピーターになってくれるだろうという確信がこちらにはあったので、
安売りせずに売り先を限定して販売した。ところが口コミで美味しいという評判が立ち始めた頃にベと病が発生し、
販売を断念。今年は昨年の雪辱を晴らすべく再挑戦中なのである。

順調に生育中のてごろ菜。収穫まであと2週間くらいかかる。暑さに強く、春作よりも盛夏期に本領を発揮する野菜。
今年はその作型にも挑戦するつもり。

ぼっち作業が多い私。写真はほうれん草を播種中のもの。当然セルフタイマー。
一人が好きなのでぼっち作業は性に合っている。
てごろ菜もそうだし、昔作った”のらちゃん菜”というのもそうだった。
のらちゃん菜(別名のらぼう菜)はナバナと同じようにトウ立ちする花茎を収穫していく、関東地方原産の野菜。
言っちゃあなんだけど、ナバナよりよっぽど美味しい。ナバナのような苦みはまったくなく、ナバナにはない
芳醇な甘さがあり、バター炒めにすると絶品である。生命力旺盛で次々に花茎が出てくるし、問題になるような
病害虫もこれといってない。
しかし、”これはうまい!”と自信を持って売り場に持っていっても、消費者というのは珍しい野菜にはなかなか
手を出してくれない。結局売れる前にこちらが根負けして、作るのをやめてしまった。いずれ余裕ができたら
自家用にいくらかでも作りたいと思っている。それくらい美味しかった。
一方のてごろ菜は非結球ハクサイなので、調理方法はハクサイに準ずる。一応ハクサイだけれど、ハクサイより
コクと甘みがあり、スジっぽさはなく柔らかい。私は青梗菜や小松菜より味の良さでは断然上だと思っている。
定番の煮びたしやあえものはもちろん、油と相性が良いので炒め物が特に美味である。
昨春試作した時も、認知度が高まるまでの売れ行きは芳しくないだろうと考え、POPを作ったりシールを貼ったりと
様々に工夫をした。一度買った人は必ずリピーターになってくれるだろうという確信がこちらにはあったので、
安売りせずに売り先を限定して販売した。ところが口コミで美味しいという評判が立ち始めた頃にベと病が発生し、
販売を断念。今年は昨年の雪辱を晴らすべく再挑戦中なのである。


順調に生育中のてごろ菜。収穫まであと2週間くらいかかる。暑さに強く、春作よりも盛夏期に本領を発揮する野菜。
今年はその作型にも挑戦するつもり。

ぼっち作業が多い私。写真はほうれん草を播種中のもの。当然セルフタイマー。
一人が好きなのでぼっち作業は性に合っている。