ネギボトリチス
2021.12.29 15:25|農業|
昨日、2棟目の小ネギの収穫がすべて終わりました。
あぁ良かった、というのが今の心境です。
この2棟目では、小ねぎがほぼ全滅した3年前をピークに毎年ネギボトリチス葉枯病が出ていました。
年々症状が軽くなってきてはいたのですが、きっちり発病はしていたので今年も殺菌剤の散布は定期的に行っていたのです。
昨年のブログを見ると、初めて発病を確認したのが11月中旬過ぎ。その後気温の低下とともに重症化し、
3月に蔓延状態一歩手前までいきました。当時は、これ以上病気が広がる前に採り終えなければと必死でした。
コロナもそうですけど、目に見えない菌がヒタヒタと忍び寄ってくる感覚は恐怖でしかありません。リアルコンティジョンです。
でも去年は追いすがるボトリチスを振り切って、なんとかかんとか逃げ切ることができました。
当然今年も出るだろうな~と警戒を緩めず、殺菌剤を散布すること3回。
数あるネギの病気の中でも、ボトリチスはべと病と並んで一度発症してしまうと抑え込むのが極めて困難な病気です。
それが今年は発病の気配がまったくありませんでした。これってボトリチスよね、というのは何本かありましたけど、
ほとんど問題にならない程度。あの不気味な白いブツブツも、背筋も凍る葉先のとろけも見当たらないのです。
で、大過なく収穫を終えることができました。
これは、ボトリチスを撲滅できたということなのでしょうか?それはまだわかりません。
ただ、換気と通風をきちんと行い、多湿と多肥を避けること。違う系統の殺菌剤を定期的に散布すること。
この3点を怠らなければ、ボトリチスはかなり抑えられるのではないかと思いました。

あぁ良かった、というのが今の心境です。
この2棟目では、小ねぎがほぼ全滅した3年前をピークに毎年ネギボトリチス葉枯病が出ていました。
年々症状が軽くなってきてはいたのですが、きっちり発病はしていたので今年も殺菌剤の散布は定期的に行っていたのです。
昨年のブログを見ると、初めて発病を確認したのが11月中旬過ぎ。その後気温の低下とともに重症化し、
3月に蔓延状態一歩手前までいきました。当時は、これ以上病気が広がる前に採り終えなければと必死でした。
コロナもそうですけど、目に見えない菌がヒタヒタと忍び寄ってくる感覚は恐怖でしかありません。リアルコンティジョンです。
でも去年は追いすがるボトリチスを振り切って、なんとかかんとか逃げ切ることができました。
当然今年も出るだろうな~と警戒を緩めず、殺菌剤を散布すること3回。
数あるネギの病気の中でも、ボトリチスはべと病と並んで一度発症してしまうと抑え込むのが極めて困難な病気です。
それが今年は発病の気配がまったくありませんでした。これってボトリチスよね、というのは何本かありましたけど、
ほとんど問題にならない程度。あの不気味な白いブツブツも、背筋も凍る葉先のとろけも見当たらないのです。
で、大過なく収穫を終えることができました。
これは、ボトリチスを撲滅できたということなのでしょうか?それはまだわかりません。
ただ、換気と通風をきちんと行い、多湿と多肥を避けること。違う系統の殺菌剤を定期的に散布すること。
この3点を怠らなければ、ボトリチスはかなり抑えられるのではないかと思いました。
