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SNS時代の農家

2022.01.16 18:32|農業
今年は冬らしい冬と言うか、ラニーニャで日本全国冷えてますね。
福岡でもいつになく霜が降りる日が多く、おかげでホウレンソウは随分甘くなりました。
ハウスのてごろ菜も寒さの恩恵を受けて糖度が上がっていますし、虫も例年に比べて少ない気がします。

以上は寒冬によるメリットですが、デメリットもあります。まずは何と言っても収穫作業が辛いこと。
うちの場合で言うと、露地ホウレンソウの収穫は寒さとのたたかいと言っても過言ではありません。

放射冷却の朝、日の射さない曇りの日、北寄りの風が強く吹く日などは、寒さを通り越して痛みすら感じます。
そういう大変な思いをして収穫した野菜であっても、私達が納得できる値段がつけられるとは限りません。
むしろ、”なんでこんな安く売らないといけないのか”と忸怩たる思いで値付けをしている場合がほとんどです。

収穫作業をして頂いているパートさん達には申し訳ない気持ちが常にあります。
今日も小雨の降る中の収穫作業でした。働き手の労働環境をもっと快適に整える必要があると感じます。
そうして、消費者のみなさんも野菜に安さだけを求めるのではなく、農業の現実を知って頂きたい。
そのためには私達生産者が積極的に情報発信をし、啓蒙活動をする必要があると思っています。

幸いなことに現代はSNSをはじめ様々な情報発信手段があります。
永香農園でもインスタを始めてひと月半が経ちますが、いながらにして全国の農家さんや消費者の方と
自在につながることができるなんて、便利な時代になったものだなぁと改めて驚きます。
九州の農家とオホーツク沿岸の農家がリアルタイムでつながって、互いに刺激を受け発奮する。
そうする中で、日本の農家が抱える共通の課題も見えてきました。

SNSを通じて生産者と消費者が日本の農業の問題点を共有し、解決に向けて互いに協力できるようになれば理想ですね。
そのためにはまず、私達が影響力のある農家にならねばならないと感じています。
これからは、農家も野菜作りに長けているだけでは生き残れなくなる時代がくるかもしれません。

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nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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