永香農園日誌

一昨日、ワリエワ選手の演技を初めて見ました。

見栄えのよさ、指先まで神経の行き届いたバレエ的な動き、全ジャンプ両手を挙げて実施等々、
１５歳という年齢が信じられないくらい、全てにおいて完成された選手だなと思いました。
その後に坂本選手の演技も見たのですが、色々な面で見劣りしてしまったのは否めません。

ただ、ひいき目かも知れませんが私はやはり樋口選手や坂本選手の演技に惹かれます。
ロシアの選手は美しく見栄えは大変良いですし、バレエを見ているような芸術性を感じさせます。
しかしあくまでもスポーツしてのフィギュアの魅力を体現しているのは日本の選手の方ではないかと感じました。
スケートの疾走感、ジャンプの豪快さと切れ味は明らかに日本の女子選手の方に分がある気がします。
ロシアの選手はグレイ・ヘンガウスが振り付けしているためか、金太郎飴みたいにどこを切っても同じというか
みな同じに見えちゃうんですよねぇ。グレイ・ヘンガウスはライアン・ゴズリング似のイケメンで好きですけども。

それに日本の選手は各選手毎の個性が異なっているのも楽しいです。特に私が大好きな樋口選手は
表現という点においては現在の日本の女子選手の中では際だっていると思っています。

まぁ、何を言ったところで負け惜しみにしか聞こえないかもしれません。
１コケで１８０点近くをたたき出すワリエワに死角は見当たらず、順当に行けば金は固いでしょう。

個人的にロシア女子の中ではシェルバコワ選手を応援しています。
彼女はトルソワ、コストルナヤの３強時代から応援してきました。真央ちゃんを尊敬しているという彼女は、
試合後の記者会見を見ても年齢にそぐわない落ち着きがあり、品が感じられました。他のロシア女子の振る舞いが
あまりにも自由だから余計そう見えたのかもしれませんが、そういうところも真央ちゃんを見習っているのかな、
なんて勝手に思っていたものです。

さて、今日はいよいよ我らが羽生選手が登場します。
結果がどうなろうと、羽生君が満足して終えられれば言うことなし。
全員悔いのないようにがんばっていただきたいです。
ファイト！！

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