トマト仕事
2022.12.01 10:15|料理とパン、お菓子|
頂き物のプチトマトがいい加減溜まりすぎたので、トマトの水煮を作りました。
参考にしたのは有元葉子先生のドニチェフ。これも20年以上前の本ですけど、内容にまったく古臭さを感じないどころか
時には新たな発見があるところが有元葉子先生ならではです。

「土曜・日曜・シェフ」でドニチェフ。年に一回位の頻度で発刊されていた幻の雑誌。実用的でありながらセンス抜群。
こういう料理雑誌、また出して欲しい。

規格外だとしてハネられたトマトだけれど、味は売り物と変わらない。形が揃わないというだけで日々大量の食品が
廃棄されている現実。見た目に拘る日本の消費者にはぜひとも一考して欲しい問題。

(左)半割にして種を取り除いたトマトをビンに詰め終わったところ。
(右)ビンが浸かる深鍋に入れ、30分煮沸。自然に冷ましてその後は冷蔵庫保存。
だいぶ前ですが、有元葉子先生がご自分のことは料理研究家だとは思っていない、料理研究家というのは
辻静雄氏のような人の事を指すのであって、自分が料理研究家と紹介されることさえおこがましく感じる、と仰っていました。
似たような理由で平野レミさんもあえて”料理愛好家”と名乗ってらっしゃいますが、辻静雄先生へひとかたならぬ尊敬の念を抱く私は、
それ以来”料理はおしゃれだけど実用的じゃない”と感じていた有元葉子先生への見方が変わり、敬意をを抱くようになりました。
有元葉子先生の場合、シンプルで心地良い暮らしを提案するというライフワークを支える柱のひとつとして
料理が存在している印象です。だから、料理はあくまでも広範な活動の一分野に過ぎないのかなと感じます。
参考にしたのは有元葉子先生のドニチェフ。これも20年以上前の本ですけど、内容にまったく古臭さを感じないどころか
時には新たな発見があるところが有元葉子先生ならではです。


「土曜・日曜・シェフ」でドニチェフ。年に一回位の頻度で発刊されていた幻の雑誌。実用的でありながらセンス抜群。
こういう料理雑誌、また出して欲しい。


規格外だとしてハネられたトマトだけれど、味は売り物と変わらない。形が揃わないというだけで日々大量の食品が
廃棄されている現実。見た目に拘る日本の消費者にはぜひとも一考して欲しい問題。


(左)半割にして種を取り除いたトマトをビンに詰め終わったところ。
(右)ビンが浸かる深鍋に入れ、30分煮沸。自然に冷ましてその後は冷蔵庫保存。
だいぶ前ですが、有元葉子先生がご自分のことは料理研究家だとは思っていない、料理研究家というのは
辻静雄氏のような人の事を指すのであって、自分が料理研究家と紹介されることさえおこがましく感じる、と仰っていました。
似たような理由で平野レミさんもあえて”料理愛好家”と名乗ってらっしゃいますが、辻静雄先生へひとかたならぬ尊敬の念を抱く私は、
それ以来”料理はおしゃれだけど実用的じゃない”と感じていた有元葉子先生への見方が変わり、敬意をを抱くようになりました。
有元葉子先生の場合、シンプルで心地良い暮らしを提案するというライフワークを支える柱のひとつとして
料理が存在している印象です。だから、料理はあくまでも広範な活動の一分野に過ぎないのかなと感じます。