団子より花
2023.04.20 13:03|好きなこと|
冬の間まったく日の射さなかった我が家の庭にも、4月に入ってようやく日が当たるようになってきました。
まだ寒さの残る頃から花を見せてくれたムスカリと原種チューリップは葉を残すのみとなり、アジュガもそろそろ終わり。
今はオステオスペルマムとガラスの花(オーニソガラム・ヌタンス)が真っ盛りで、もうすぐガザニアが開花を迎えそうです。
私は、鳥のさえずりと木漏れ日で目覚めるのが小学生からの夢だったんですが、それが叶いました。
自然に囲まれた庭でゆったり晩酌を楽しむ夫も、求めていた暮らしができているんじゃないかと思います。
胸が躍るようなたいそうな出来事はないけれど、日常茶飯事の中に幸せを感じられるのが何よりですね。

左方面と右方面の山の様子。コブシ、椿、桜、藤にツツジと目を楽しませてくる木には事欠かない。
山深い分、イノシシ等の野生動物の住み処になっている。

(左)200円で買った老化苗が立派に育ったオステオスペルマム。寒さも日陰もものともしない頑健さで私イチオシの花だ。
微妙な濃淡も美しいし、花数の多さも素晴らしい。庭のすき間にはオステオスペルマムを植えとけば間違いない。
(右)一日の内わずか数時間しか日が射さない場所に植えたアジュガ。暖かくなる今後の株の充実に期待したい。
これまでは断然花より団子派の私だったが、花を育て始めて意識が変わりつつある。
ただ美しく咲かせることだけを考えればいい花は、野菜のように虫や病気に神経を尖らせなくていいから気が楽なのである。
もちろん売り物を作るとなれば、こんな呑気な事言ってられないだろうけど。
実家では、野菜には見向きもせず花ばかり育てていたという父。
「花だけじゃなくて食べられるものも作ってくれんかなぁ、って内心思いよった」という母の言葉を思い出す。
「お父さんも案外ロマンチストやったっちゃない?」と言っておいたけれど、野菜作りは子育てみたいなもので、
花作りは孫と遊ぶみたいなものなのかなと、そんな気がした。

冬の間に随分と株が張ったガザニア。2株枯死してしまったけれど生き残ったものはたくさんつぼみを付けている。

(左)玄関脇の花壇。小さなスペースにはガザニアのクリームソーダを植えた。
広い方に植えたアジュガのチョコレートチップは、地這いであれよあれよと広がっている。
(右)スミレも花がら摘みが追いつかないほど花が混み合ってきた。
まだ寒さの残る頃から花を見せてくれたムスカリと原種チューリップは葉を残すのみとなり、アジュガもそろそろ終わり。
今はオステオスペルマムとガラスの花(オーニソガラム・ヌタンス)が真っ盛りで、もうすぐガザニアが開花を迎えそうです。
私は、鳥のさえずりと木漏れ日で目覚めるのが小学生からの夢だったんですが、それが叶いました。
自然に囲まれた庭でゆったり晩酌を楽しむ夫も、求めていた暮らしができているんじゃないかと思います。
胸が躍るようなたいそうな出来事はないけれど、日常茶飯事の中に幸せを感じられるのが何よりですね。


左方面と右方面の山の様子。コブシ、椿、桜、藤にツツジと目を楽しませてくる木には事欠かない。
山深い分、イノシシ等の野生動物の住み処になっている。


(左)200円で買った老化苗が立派に育ったオステオスペルマム。寒さも日陰もものともしない頑健さで私イチオシの花だ。
微妙な濃淡も美しいし、花数の多さも素晴らしい。庭のすき間にはオステオスペルマムを植えとけば間違いない。
(右)一日の内わずか数時間しか日が射さない場所に植えたアジュガ。暖かくなる今後の株の充実に期待したい。
これまでは断然花より団子派の私だったが、花を育て始めて意識が変わりつつある。
ただ美しく咲かせることだけを考えればいい花は、野菜のように虫や病気に神経を尖らせなくていいから気が楽なのである。
もちろん売り物を作るとなれば、こんな呑気な事言ってられないだろうけど。
実家では、野菜には見向きもせず花ばかり育てていたという父。
「花だけじゃなくて食べられるものも作ってくれんかなぁ、って内心思いよった」という母の言葉を思い出す。
「お父さんも案外ロマンチストやったっちゃない?」と言っておいたけれど、野菜作りは子育てみたいなもので、
花作りは孫と遊ぶみたいなものなのかなと、そんな気がした。


冬の間に随分と株が張ったガザニア。2株枯死してしまったけれど生き残ったものはたくさんつぼみを付けている。


(左)玄関脇の花壇。小さなスペースにはガザニアのクリームソーダを植えた。
広い方に植えたアジュガのチョコレートチップは、地這いであれよあれよと広がっている。
(右)スミレも花がら摘みが追いつかないほど花が混み合ってきた。