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水の事故

2023.08.12 22:16|日々のこと
今日も北海道の支笏湖で痛ましい水難事故が起きてしまいました。
梅雨が明けてから毎日のように海や川、湖で誰かが溺れたというニュースを耳にしている気がします。

この暑さですから水に浸かりたくなる気持ちもわからんではないのですが、
お風呂に水が張ってあるのを見るだけでお股のあたりがゾクゾクする私みたいな人間には、
海はともかく湖や池やダムで泳ぐなんてちょっと考えられません。想像しただけでチビリそうです。

それにお盆頃は水辺には近づくな、というのは私の世代では当たり前だったんですけどねぇ。
近頃は気にしない人が増えているみたいで。地獄の窯の蓋が開いて死者に引きずり込まれる、と
昔の大人は口酸っぱくして子供に言い聞かせてたもんです。言い伝えには相応の理由があるはずで
迷信と一蹴するのはどうかと思いますね。

小学生の頃は夏休みに入ると毎年家族で海水浴に行くのが決まりでした。
長崎では海水浴場はそれこそよりどりみどりです。そんな中で父が向かうのはたいてい野母の川原、
そうでない時は柿泊の弁天白浜が多かったです。父が飯ごう炊さんをして、鰯のトマト煮なんかの缶詰を
パカッと開けて一丁上がり。日頃料理をまったくしない父がご飯の支度をしてくれる姿が新鮮で、
特別手の混んだものではないのにキャンプで食べる料理はとても美味しく感じました。

川原の浜は丸石がゴロゴロしていてすぐに足がつかなくなるので浮き輪は必須でした。
泳ぎが苦手な私にはちょっと怖い海だった印象があります。

当時の記憶をつらつら辿ってみました。恒例行事になっていたので行ってましたけども、
水が苦手な私が喜んで海に行っていたかと訊かれると、ちょっと疑問です。
海から上がった後のベタベタも苦手ですし、砂だらけの足にサンダルを履いて帰るのもイヤでしたね。
父も母も海育ちなので泳ぎはできたはずですが、どう頑張っても母が泳いでいる姿が脳裏に浮かんできません。
実際の所はどうだったんでしょうかね。帰省した時に尋ねてみたいと思います。

という風に、私は積極的に水遊びをしたいという人間では決してないのですが、五島の海にはもう一度行ってみたい。
奈良尾出身の友人に勧められて訪れた高井旅海水浴場の海は透明度抜群のエメラルドブルーで、
こんなに美しい海が長崎にあるなんて、と感動しました。次行くならばどこまでも遠浅という蛤浜海水浴場と、
我が母イチオシの平戸の根獅子の浜でしょうか。

私が子供の頃は海でもプールでもライフジャケットを着ている人は皆無でした。
しかし次行く機会があればライフジャケットを必ず持って行きたいと思います。

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nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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