7年ぶりの研修生
2019.03.17 20:23|農業|
今日、就農希望の30代のご夫婦と話をしました。求人サイトで永香農園の後継者募集の公告を見て
このブログから問い合わせをしてこられた方です。42才で就農した夫が自分の体験談を話すと、二人とも
熱心に聞き入っていました。
お二人が就農するために考えつく限りの事をしてきたこと。手詰まりになって農協や普及所に就農の相談に行っても、
「とにかく元手が必要。貯金が最低一千万はないと話にならない」と親身に相談に乗ってくれなかった事。
農協も普及所も、夫が相談した15年前とお役所体質は全然変わっていないんだなぁ、と。
何のための相談窓口なんでしょうね。来る人はみな就農の方法がわからないから相談に来るのに。
とかく閉鎖的な農村で、よそ者が農地を借りるのは至難の業です。夫は幸運にも良い地主さんとご縁があって
借りる事ができましたが、普通そのような僥倖に巡り会えることはめったにありませんからね。これからも増えるであろう
耕作放棄地を国が購入するか借り上げて一括管理し、就農希望者にどしどし貸し出すシステムを整えれば、いくらでも
希望者は集まると思いますよ。是非そうして頂きたいです。
さて、こちらのご夫婦は週に一回程度研修生として来ることになりました。永香農園では長らく研修生の受け入れを
中止していますので、今回は特例。研修生といっても従業員と同じように厳しく指導します。農業経営は甘くありません。
目をしっかりと見開いて、貪欲に吸収していって下さい。
このブログから問い合わせをしてこられた方です。42才で就農した夫が自分の体験談を話すと、二人とも
熱心に聞き入っていました。
お二人が就農するために考えつく限りの事をしてきたこと。手詰まりになって農協や普及所に就農の相談に行っても、
「とにかく元手が必要。貯金が最低一千万はないと話にならない」と親身に相談に乗ってくれなかった事。
農協も普及所も、夫が相談した15年前とお役所体質は全然変わっていないんだなぁ、と。
何のための相談窓口なんでしょうね。来る人はみな就農の方法がわからないから相談に来るのに。
とかく閉鎖的な農村で、よそ者が農地を借りるのは至難の業です。夫は幸運にも良い地主さんとご縁があって
借りる事ができましたが、普通そのような僥倖に巡り会えることはめったにありませんからね。これからも増えるであろう
耕作放棄地を国が購入するか借り上げて一括管理し、就農希望者にどしどし貸し出すシステムを整えれば、いくらでも
希望者は集まると思いますよ。是非そうして頂きたいです。
さて、こちらのご夫婦は週に一回程度研修生として来ることになりました。永香農園では長らく研修生の受け入れを
中止していますので、今回は特例。研修生といっても従業員と同じように厳しく指導します。農業経営は甘くありません。
目をしっかりと見開いて、貪欲に吸収していって下さい。