アシグロハモグリバエ
2019.04.15 05:52|農業|
ホウレンソウを作り始めて、最初の数年間正体不明の虫に悩まされた。
普及所の人に実際の虫を見てもらったりもしたのだが、「ヤサイゾウムシかなぁ・・」と首をひねるばかりで
虫の正体は不明のまま数年間悩みの種であり続けた。
それが一昨年だったか、例によってあれこれ検索しているうちに、これだ!という資料を見つけたのだ。
この虫の名前はアシグロハモグリバエ。豆科の害虫であるハモグリバエ(別名”エカキムシ”)よりも何倍も大きく
見た目はヤサイゾウムシによく似ているが、ハモグリバエの名が示すように葉と葉の間に潜り込んで食害するので
接触毒型の薬剤が効かないやっかいな奴だ。
プレバソンとかディアナ、同じIRAC5のスピノエース、アファーム乳剤の効果が高く、
残効の長いこれらの薬剤を散布しておけばオオタバコガやヨトウ虫も同時に防除でき、10日前後は安泰である。
ハウスでの被害は軽微で、露地は真冬以外の秋から初夏まで被害があり、
ちょっと油断すると下の写真みたいになるので定期的に薬剤の散布をする必要がある。

典型的な食害跡。エカキムシに比べ、食害の面積が大きい。
普及所の人に実際の虫を見てもらったりもしたのだが、「ヤサイゾウムシかなぁ・・」と首をひねるばかりで
虫の正体は不明のまま数年間悩みの種であり続けた。
それが一昨年だったか、例によってあれこれ検索しているうちに、これだ!という資料を見つけたのだ。
この虫の名前はアシグロハモグリバエ。豆科の害虫であるハモグリバエ(別名”エカキムシ”)よりも何倍も大きく
見た目はヤサイゾウムシによく似ているが、ハモグリバエの名が示すように葉と葉の間に潜り込んで食害するので
接触毒型の薬剤が効かないやっかいな奴だ。
プレバソンとかディアナ、同じIRAC5のスピノエース、アファーム乳剤の効果が高く、
残効の長いこれらの薬剤を散布しておけばオオタバコガやヨトウ虫も同時に防除でき、10日前後は安泰である。
ハウスでの被害は軽微で、露地は真冬以外の秋から初夏まで被害があり、
ちょっと油断すると下の写真みたいになるので定期的に薬剤の散布をする必要がある。


典型的な食害跡。エカキムシに比べ、食害の面積が大きい。