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ホウレンソウの催芽

2019.04.17 05:38|農業
永香農園の春作ホウレンソウの品種は、1月のプログレスから始まり、現在のアクティブまで4品種をリレーしてきた。
5月からは極晩抽性のトリトンへとバトンタッチし、入梅で春のホウレンソウは一区切りとなる。

春作5品種のうち、アクティブ以外はすべてプライミング処理された種を使った。
アクティブにもプライミング種子はあるのだが、誤って無処理の1リットル袋を買ってしまったのだ。
経験上、無処理の種を催芽せず播種した場合発芽揃いは非常に悪くなる。そこで種袋にある通りに
流水に3時間浸漬し、2昼夜冷蔵庫で保冷したものを播種した。その時点ですでに根の出ている種が
1~2割はあったろうか。播種当日に適度な降雨もあって、発芽はすこぶる良好だ。

高温時や乾燥時などで畑の条件が悪い時などは、プライミング種子よりも無処理の種を催芽したものの方が
かえって発芽の揃いは良くなる。催芽によってホウレンソウの種皮に含まれる発芽抑制物質が洗い流され、
種にも発芽に必要なだけの吸水がすでに行われているからである。

今年の秋作のホウレンソウは、高値となる9月末からの出荷を狙っている。この作型は高温期の播種で悪条件は
必至なので、今回のやり方にならって催芽した種を播種するという方法も有効だ。ただし、現在流通している
ホウレンソウの主な品種はほとんどが発芽しやすいように処理されたもの。無処理でかつ高温期に強い品種
ということになると、このアクティブとタキイのおかめくらい。どちらも古い品種でべと病抵抗性の弱さがネックだが、
値段は最新の品種に比べると随分とお手頃なので万が一まき直ししても惜しくはない。

悪条件となった場合の候補として頭に入れておこう。

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永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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