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「シンドラーのリスト」を観た

2019.04.27 17:46|日々のこと
「バックトゥザフューチャー」や「ジュラシックパーク」のようなエンタメ路線ならスピルバーグ作品は
文句なく楽しめて好きなんですけれど、「カラーパープル」からの一連の感動文芸作品は食わず嫌いでした。

おすぎ一押しの「戦火の馬」も観てないし、「シンドラーのリスト」も、またナチのユダヤ人迫害ものか~、と
ちょっと敬遠してました。スピルバーグ製作総指揮のTVシリーズ、「Band of Brothers」でも、米軍が
強制収容所を発見するくだりが細かく描かれてましたしね。ユダヤ人であるスピルバーグ監督が
ホロコーストへの強い思いを抱いているのは想像に難くありません。

この「Band of Brothers」は佳作だと思います。この作品は連合国軍(米軍)のヨーロッパ戦線を描いたもので、
日本軍との戦いを描いた「The Pacific」とは対になっているのですが、「The Pacific」は日本人の私には正視に耐えない
描写が多く、2話目の途中で観るのをやめてしまいました。米軍のヨーロッパでの対ドイツ戦は、太平洋の島々で日本軍を
相手にしたものに比べると相当ぬるかったんじゃなかろうかと思ってしまうくらい、「The Pacific」に描かれている戦闘は
凄惨を極めたものでした。意外にも、第二次大戦で最大の犠牲者数を出したのはソ連で、ナチスドイツに最もダメージを
与えヨーロッパでの戦争を終わらせたのは実はソ連だという見方もあります。

さて、「シンドラーのリスト」を観て真っ先に頭に浮かんだ感想。外国での異なる宗教間の争いにも同じ事を感じますが、
こういう他民族・他宗教に対する憎悪、そして苛烈で無慈悲な行いの理由を日本人が理解するのは難しいと思いました。
性悪説で成り立っている諸外国と、性善説のお人好し国ニッポン。周囲を海に守られ、国境もなく、侵略の恐怖に
されられることがほとんどなかったニッポン。理解できなくて当然かもしれません。

それにしても、ユダヤ人は何故これほどまでに忌み嫌われるのでしょうか。女優の岸惠子さんのエッセイには、
現代でも根強いユダヤ人差別が残るヨーロッパの現実が書かれていました。二千年近くも自分達の国を持つことができず、
世界中に散らばって生きる民族にとって、自分達の宗教や風習を守ることがユダヤ民族としてのアイデンティティを保つ
拠り所だったんでしょう。しかもユダヤ人は優秀な人が多く、金儲けに長けている。そのために現地人との確執が
絶えなかったのかな、と思います。

ユダヤ人はロシア人とならんで、私にとっては何か気になる人達ですね。

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永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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