夏の思い出
2019.07.28 21:21|日々のこと|
私は夏が好きだ。
春や秋の思い出は?ときかれてもとっさには出てこないけれど、
夏には数え切れないくらい楽しい思い出がある。
夏の思い出は、過ぎ去りし青春の日々と重なって鮮烈に脳裏に蘇る。
家族で毎年行った海水浴。父が運転する軽トラの後ろに娘3人乗っかって、
隣の車に手を振ったり、カーブで振り落とされないようつかまったりするのも楽しかった。
今なら考えられないが、40年前の長崎にはまだまだ大らかな雰囲気が残っていた。
長崎の夏は風物詩が多い。長崎っ子の血を沸き立たせるペーロン大会、お盆にお墓で従兄弟の
兄ちゃん達とにぎやかに花火をしたこと、精霊流しと言えば祖父の精霊船の絵は父が描いたものだった。
そして、忘れてならない原爆慰霊祭。爆心地公園まで徒歩15分の町で育った私には、県営ラグビー場から
始まったさだまさしの平和コンサートも夏の風物詩のひとつである。
ひとつひとつ、思い出すたびに胸がじーんとする。
もうあの頃には帰れないから、その思い出がいっそうキラキラと輝いて見えるのだろう。
夏にしか味わえない食べ物、夏にしか体験できないこと、夏の匂い、空気。
農業を始めて、夏の暑さに苦しめられるようになっても、やっぱり私は夏が大好きだ。
春や秋の思い出は?ときかれてもとっさには出てこないけれど、
夏には数え切れないくらい楽しい思い出がある。
夏の思い出は、過ぎ去りし青春の日々と重なって鮮烈に脳裏に蘇る。
家族で毎年行った海水浴。父が運転する軽トラの後ろに娘3人乗っかって、
隣の車に手を振ったり、カーブで振り落とされないようつかまったりするのも楽しかった。
今なら考えられないが、40年前の長崎にはまだまだ大らかな雰囲気が残っていた。
長崎の夏は風物詩が多い。長崎っ子の血を沸き立たせるペーロン大会、お盆にお墓で従兄弟の
兄ちゃん達とにぎやかに花火をしたこと、精霊流しと言えば祖父の精霊船の絵は父が描いたものだった。
そして、忘れてならない原爆慰霊祭。爆心地公園まで徒歩15分の町で育った私には、県営ラグビー場から
始まったさだまさしの平和コンサートも夏の風物詩のひとつである。
ひとつひとつ、思い出すたびに胸がじーんとする。
もうあの頃には帰れないから、その思い出がいっそうキラキラと輝いて見えるのだろう。
夏にしか味わえない食べ物、夏にしか体験できないこと、夏の匂い、空気。
農業を始めて、夏の暑さに苦しめられるようになっても、やっぱり私は夏が大好きだ。