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2019秋冬野菜展望

2019.08.06 09:23|農業
8月は秋冬野菜の作付けに頭を悩ます時期である。

私が担当する葉物など短期の秋冬ものは失敗すると取り返しがつかないので、春夏とは
比較にならないくらい真剣に臨む。春夏は野菜の生育が早く、何度でもやり直しがきくけれど
秋冬はそうはいかない。

作付けが少なかったり、やり損なって慌てて種をまいたところで大きくならないから、下手すりゃ春まで
売り物がないという非常事態に陥る。昨年のような暖冬だと大量の作付けが裏目に出る場合もあるけれど、
足りないよりは余る方がまだましであるから、秋冬はこれでもかというくらい大量に作っておくに限る。

一方、夫の担当である里芋、サツマイモ、落花生の春に作付けを行った長期の秋冬野菜。
今年は長ネギをやめて時間に余裕ができた分をこれらの野菜の世話に充てることができているのに加えて、
天候が味方してくれた事もあってこれまでにないくらい良好な生育を見せている。
永香農園の主戦場である秋冬市場に向けて期待が膨らむ出来である。
DSCN58841.jpg

年間通じて野菜の安値が続き、これまでの常識だと高値が期待できていた時期に稼げなくなっている。
そういう昨今にあっても、8月末から10月中旬までは野菜が確実に高値で売れる正真正銘の端境期。
消費者が夏野菜に飽きてくる時でもあり、まわりの農家は稲刈りや秋冬の作付けで一年で最も忙しく、
閑散とする野菜売り場が増えてくる。この時期にここぞとばかり早出しの里芋や落花生、サツマイモを
出荷すれば面白いように高値で売れるのだ。

永香農園では毎年、8月末から10月中旬に集中して野菜を出荷出来るように計画しているが、
今年は野菜の出来が良い事もあって例年を上回る売り上げを見込んでいる。最終的な私たちの野望は、
年間売り上げの半分を8月から10月の3ヶ月間で稼ぐこと。モノとヒトが揃えば決して不可能な数字ではない。

秋冬へ向けて腕が鳴る。食える農業を標榜する永香農園の本領発揮だ。さぁ、稼ぐどー!

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永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん一人、アルバイトの男の子一人。主な栽培品目はネギ、アスパラ、落花生、ほうれん草など。

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