我が青春の少女漫画②
2019.09.02 23:42|好きなこと|
子供がいない私には、現代の子供達の学校事情はまったくわかりませんけれども、
私達の頃はスマホもゲームもない時代でしたから、休み時間にはトランプをするか漫画を読むか、
もしくは校庭でゴム跳びをしたりと大変のどかな時代。中でも少女漫画は女子にとっての一番の娯楽でした。
少女漫画雑誌もたくさんあり、ちゃお、なかよし、花ゆめ、マーガレット、プリンセスとまさに百花繚乱。
そんな時代に育った私達には漫画は楽しむものであると同時に、様々な知識を得る教材でもありました。
私にとっての教材的漫画の代表格は、源氏物語を漫画化した大和和紀先生の『あさきゆめみし』です。
たぶん私と同年代の女性はあさきゆめみしを読んで源氏物語の大筋を知った人が大変多いと思います。
大和和紀先生は長年日本をテーマにした漫画を書き続けているレジェンドです。大和はお母様の旧姓から、
和紀は本名だそうですが、偶然にしては出来過ぎな、作品を象徴するようなペンネームだと思います。
『はいからさんが通る』、『アラミス’78』、『あさきゆめみし』、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、
『菩提樹』など代表作は数多あれど、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、『菩提樹』が大和先生の
個人的三名作です。『ヨコハマ物語』は大河ドラマにうってつけだと思うのですが、ネタが尽きてきた
感のあるNHKさんにはぜひご検討頂きたいですね。
大和和紀先生の作品の特筆すべきところは、読み進むうちに歴史の勉強ができたり、教科書には載っていない
色んな知識が身につく事です。歴史物を漫画化するにあたっては相当な調査と時代考証が必要になると思われますが、
大和先生の作品は徹底した時代考証を基に描かれているだけあって、物語に矛盾やほころびが見られないのがすごい。
引っ越しを繰り返すうちに人に譲ったり手放したりして、現在私の手元に大和和紀先生の本は残っていません。
でもいまだに印象的な場面は鮮明に覚えていますし、人生訓として大切にしている台詞もたくさんあります。
大和先生の作品はこれから先も時代を超えて残っていくであろう少女漫画史上の傑作だと思っています。
私達の頃はスマホもゲームもない時代でしたから、休み時間にはトランプをするか漫画を読むか、
もしくは校庭でゴム跳びをしたりと大変のどかな時代。中でも少女漫画は女子にとっての一番の娯楽でした。
少女漫画雑誌もたくさんあり、ちゃお、なかよし、花ゆめ、マーガレット、プリンセスとまさに百花繚乱。
そんな時代に育った私達には漫画は楽しむものであると同時に、様々な知識を得る教材でもありました。
私にとっての教材的漫画の代表格は、源氏物語を漫画化した大和和紀先生の『あさきゆめみし』です。
たぶん私と同年代の女性はあさきゆめみしを読んで源氏物語の大筋を知った人が大変多いと思います。
大和和紀先生は長年日本をテーマにした漫画を書き続けているレジェンドです。大和はお母様の旧姓から、
和紀は本名だそうですが、偶然にしては出来過ぎな、作品を象徴するようなペンネームだと思います。
『はいからさんが通る』、『アラミス’78』、『あさきゆめみし』、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、
『菩提樹』など代表作は数多あれど、『天の果て地の限り』、『ヨコハマ物語』、『菩提樹』が大和先生の
個人的三名作です。『ヨコハマ物語』は大河ドラマにうってつけだと思うのですが、ネタが尽きてきた
感のあるNHKさんにはぜひご検討頂きたいですね。
大和和紀先生の作品の特筆すべきところは、読み進むうちに歴史の勉強ができたり、教科書には載っていない
色んな知識が身につく事です。歴史物を漫画化するにあたっては相当な調査と時代考証が必要になると思われますが、
大和先生の作品は徹底した時代考証を基に描かれているだけあって、物語に矛盾やほころびが見られないのがすごい。
引っ越しを繰り返すうちに人に譲ったり手放したりして、現在私の手元に大和和紀先生の本は残っていません。
でもいまだに印象的な場面は鮮明に覚えていますし、人生訓として大切にしている台詞もたくさんあります。
大和先生の作品はこれから先も時代を超えて残っていくであろう少女漫画史上の傑作だと思っています。