苦手意識
2019.09.12 19:10|農業|
雨続きから一転、まったく降らない日が続いています。
例年10月は雨が少ない傾向があるのですが、今年はそれが早まった印象です。
今朝、先週に播種したほうれん草の芽が出ていないか畑を見てきました。
案の定いっこも出ていませんでした


そうよね~、播いてから一回も雨降ってないし、しかも真夏に逆戻りしたような暑さだし・・・。
と自分を慰めましたが、まき直しの初っぱなからこんなんじゃ、先が思いやられます。
ホウレンソウの播種は毎年神経をすり減らす作業です。もう何年も作っているというのに、
未だに私はホウレンソウ栽培に苦手意識があるのです。一番の理由は発芽揃いの悪さ。
適期であれば数日で芽が出揃うアブラナ科に比べると本当に難しいなぁと思います。
ホウレンソウの発芽を揃えるのが難しい理由
① ホウレンソウの発芽適温は15~20℃で、25℃以上の高温が続くと発芽が抑制され、35℃以上
になるとほとんど発芽せず種子が休眠してしまうこともある。この二次休眠は条件が悪い時に間違って
発芽しないように種子が身を守るためのもので、ゴボウやレタスも同じ性質を持つ。
② ホウレンソウの種子は硬い殻に覆われている上、この果皮には発芽を抑制する物質が含まれている。
そのため販売されている種は、殻を予め取り除いていたり(ネーキッド種子)、殻を割って水分を吸収しやすく
する催芽処理(プライミング)が施されている。休眠打破するためには最初に種に十分吸水させる必要があるため、
雨が降らない場合、鎮圧による毛細管現象のみで発芽させるのは難しい。
無理に早まきせずに、適温になるまで待った方がいいのかな、なんて弱気の虫がむくむくと・・・。
また苦手意識が強くなってしまいそうです・・・
例年10月は雨が少ない傾向があるのですが、今年はそれが早まった印象です。
今朝、先週に播種したほうれん草の芽が出ていないか畑を見てきました。
案の定いっこも出ていませんでした



そうよね~、播いてから一回も雨降ってないし、しかも真夏に逆戻りしたような暑さだし・・・。
と自分を慰めましたが、まき直しの初っぱなからこんなんじゃ、先が思いやられます。
ホウレンソウの播種は毎年神経をすり減らす作業です。もう何年も作っているというのに、
未だに私はホウレンソウ栽培に苦手意識があるのです。一番の理由は発芽揃いの悪さ。
適期であれば数日で芽が出揃うアブラナ科に比べると本当に難しいなぁと思います。
ホウレンソウの発芽を揃えるのが難しい理由
① ホウレンソウの発芽適温は15~20℃で、25℃以上の高温が続くと発芽が抑制され、35℃以上
になるとほとんど発芽せず種子が休眠してしまうこともある。この二次休眠は条件が悪い時に間違って
発芽しないように種子が身を守るためのもので、ゴボウやレタスも同じ性質を持つ。
② ホウレンソウの種子は硬い殻に覆われている上、この果皮には発芽を抑制する物質が含まれている。
そのため販売されている種は、殻を予め取り除いていたり(ネーキッド種子)、殻を割って水分を吸収しやすく
する催芽処理(プライミング)が施されている。休眠打破するためには最初に種に十分吸水させる必要があるため、
雨が降らない場合、鎮圧による毛細管現象のみで発芽させるのは難しい。
無理に早まきせずに、適温になるまで待った方がいいのかな、なんて弱気の虫がむくむくと・・・。
また苦手意識が強くなってしまいそうです・・・
