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ボトリチスの季節

2019.10.21 21:33|農業
現在収穫中のハウス小ネギに白い点々が見え始めた。
この不気味なブツブツは、ボトリチス(スカモサ)の病斑に間違いない。
秋冬の小ネギ栽培の一番のネックであるボトリチス葉枯病。
発病するたびできる限りの対策は講じてきたけれども、どれも効果は薄く、
手詰まり感は否めない。

武蔵野種苗のHPに掲載されているボトリチス菌属の耕種的防除方法は、

①被害物や残渣の除去。
②多湿環境の改善(密播、密植を避ける。排水を良くする。通風と採光に努める)。
③無加温ハウスや10~15℃の低温条件環境の改善。
④昼夜の温度較差が大きくならないような温度制御。

①と②は対処のしようもあるけれど、③と④については、最低気温が15度を下回る日が増えてくる
これからの季節、ボイラーでも焚かない限り難しい。

わらにもすがる思いで普及所に相談したところ、返ってきた答えは”スミレックスが効果がある”というもの。
ところがよくよく調べてみると、これは私がボトリチス葉枯病対策で使っているロブラールとまったく同じ
FRACコードの薬なのである。つまり名前が違うだけで成分と効果はほぼ同じ。
そしてどちらの薬剤も耐性菌の報告があがっているため連用不可。

はぁ~。今年もボトリチスに悩まされそうである。
ボトリチスさえ克服できれば、真夏に次いで高値になる1-2月の小ネギ栽培がもっと楽しくなるのだが。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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