クリストファー・ノーラン
2019.01.03 11:02|好きなこと|
アマゾンプライムでクリストファー・ノーラン監督の「インターステラ-」を観た。
SF映画史上における傑作との呼び声高い作品というのは知っていたけれど、元々SFがあまり好きではないし、同監督の
「インセプション」、「メメント」がちんぷんかんぷんで、「自分の脳みそレベルでは理解できない」とすっかり懲りてしまった。
大変に評価の高い作品ながら、ノーラン監督のSFものというので腰が引けて観らずにいたのだけれど、正月で時間あるし
タダだし、と試しに観てみたら、3時間眠くなることもなく楽しめた。
ノーラン監督はお気に入りの俳優を自分の作品で何度も起用する。今作でも「ダークナイト」シリーズのアン・ハサウェイと
常連のサー・マイケル・ケインが出ていて、主演はマシュー・マコノヒー。マシュー・マコノヒーを久々見たけれど、なんか若い頃の
イメージと違い、渋くなってて一瞬誰だかわからなかったくらい。ノーラン監督はアン・ハサウェイ、マリオン・コティヤールといった
古典的な美貌の女優さんが好みらしく、金髪モデル体型のいかにもアメリカっぽい女優が出てこないのが良いなぁと思う。
肝心の中身は、毎度のことながら私のアタマではよく理解できなかった。ただ、映画はわかりやすさとハッピーエンド!と考える
私みたいな人間でも最後まで飽きさせずぐいぐい引っ張る面白さがあった。インターステラ-の凄さが理解できる人には
キューブリックの「2001年宇宙の旅」と同じくらいの衝撃を与えたようで、私にはそれほどの感性が備わっていなかったというだけ。
インターステラ-の凄さを詳しく解説したブログ→インターステラーが凄すぎたので色々調べました。に詳しく書いてあるが、
この解説でさえ「ちょっと何言ってるかよくわかんない」状態。天才クリストファー・ノーラン監督作品の真髄に触れるには、
観る側も高度な知識と理解力がいるんだろう。
ところで、私がノーラン監督の事を書こうと思ったのは、ウィキペディアで下記の記述を見たから。
・・・・インターネット嫌いを公言しており、『インターステラー』にはパソコン、携帯電話など
インターネットを想起させるものは出さなかった。その理由としてインタビューで
「ネットのせいでみんな本を読まなくなった。書物は知識の歴史的な体系だ。
ネットのつまみ食いの知識ではコンテクスト(文脈、背景)が失われてしまう」と語っている。
私もインターネットはよく利用するが、読書にも長年親しんできた。
歴史もの、ミステリー、紀行文などが昔から変わらず好きで、近年は行動心理学に関する本を手に取ることが多くなり、
さらに経営者の心構えみたいな自己啓発本が、夫経由で次から次に私のところにまわってくる。
迷い悩んだ時に本はいつも私のそばにあった。深い知識、巧みな文章表現や豊かな語彙は良い本を読むことでしか
得られないと思っている。特に昭和の作家の作品は現代の作品にはない言葉と文章の美しさがあり、上質な日本語を
身に着けるのにこれ以上の教材はない。
個人的には、男性にもっと本を読んで欲しいと思う。
近頃、年齢にそぐわないつたない言葉遣いの人が多いように感じるのである。
SF映画史上における傑作との呼び声高い作品というのは知っていたけれど、元々SFがあまり好きではないし、同監督の
「インセプション」、「メメント」がちんぷんかんぷんで、「自分の脳みそレベルでは理解できない」とすっかり懲りてしまった。
大変に評価の高い作品ながら、ノーラン監督のSFものというので腰が引けて観らずにいたのだけれど、正月で時間あるし
タダだし、と試しに観てみたら、3時間眠くなることもなく楽しめた。
ノーラン監督はお気に入りの俳優を自分の作品で何度も起用する。今作でも「ダークナイト」シリーズのアン・ハサウェイと
常連のサー・マイケル・ケインが出ていて、主演はマシュー・マコノヒー。マシュー・マコノヒーを久々見たけれど、なんか若い頃の
イメージと違い、渋くなってて一瞬誰だかわからなかったくらい。ノーラン監督はアン・ハサウェイ、マリオン・コティヤールといった
古典的な美貌の女優さんが好みらしく、金髪モデル体型のいかにもアメリカっぽい女優が出てこないのが良いなぁと思う。
肝心の中身は、毎度のことながら私のアタマではよく理解できなかった。ただ、映画はわかりやすさとハッピーエンド!と考える
私みたいな人間でも最後まで飽きさせずぐいぐい引っ張る面白さがあった。インターステラ-の凄さが理解できる人には
キューブリックの「2001年宇宙の旅」と同じくらいの衝撃を与えたようで、私にはそれほどの感性が備わっていなかったというだけ。
インターステラ-の凄さを詳しく解説したブログ→インターステラーが凄すぎたので色々調べました。に詳しく書いてあるが、
この解説でさえ「ちょっと何言ってるかよくわかんない」状態。天才クリストファー・ノーラン監督作品の真髄に触れるには、
観る側も高度な知識と理解力がいるんだろう。
ところで、私がノーラン監督の事を書こうと思ったのは、ウィキペディアで下記の記述を見たから。
・・・・インターネット嫌いを公言しており、『インターステラー』にはパソコン、携帯電話など
インターネットを想起させるものは出さなかった。その理由としてインタビューで
「ネットのせいでみんな本を読まなくなった。書物は知識の歴史的な体系だ。
ネットのつまみ食いの知識ではコンテクスト(文脈、背景)が失われてしまう」と語っている。
私もインターネットはよく利用するが、読書にも長年親しんできた。
歴史もの、ミステリー、紀行文などが昔から変わらず好きで、近年は行動心理学に関する本を手に取ることが多くなり、
さらに経営者の心構えみたいな自己啓発本が、夫経由で次から次に私のところにまわってくる。
迷い悩んだ時に本はいつも私のそばにあった。深い知識、巧みな文章表現や豊かな語彙は良い本を読むことでしか
得られないと思っている。特に昭和の作家の作品は現代の作品にはない言葉と文章の美しさがあり、上質な日本語を
身に着けるのにこれ以上の教材はない。
個人的には、男性にもっと本を読んで欲しいと思う。
近頃、年齢にそぐわないつたない言葉遣いの人が多いように感じるのである。