ハウスの様子
2019.12.11 21:15|農業|

今日から収穫を始めたM2ハウスの小ネギ。上の写真の小ネギ、右に傾いているのがわかるかな。
小ネギは寒くなると南に傾くのである。少しでも暖かい方、日があたる方に近付きたいのだろう。
一斉に南を向く冬の小ネギは、なんか無性に健気で愛おしいのである。

明日から収穫開始の2棟目ホウレンソウ。品種はハンター。これまで散々カタツムリに悩まされてきたここでも、
11月になるとカタツムリはどこへともなく姿を消し、後には抜け殻だけが残される。殻を捨てて土中に潜っているのか、
寒さで溶けてしまうのか、謎である。

M1号のドンキー。播種後ひと月以上水を切り、本葉4枚になったのを見計らって昨日水を打ったところ。

高台にあるためなのかわからないが、乾燥しやすいM1ハウスは年中アブラムシが絶えない。
よじれたドンキーの葉裏を見てみると、ご覧の通りびっしりアブラムシがついていた。ホウレンソウに使える
薬剤は遅効性のウララDF、速効性のアドマイヤーとアディオンがある。ウララとアドマイヤーは前日まで使えるが
アディオンは使用期間が21日なので収穫までの日数を見極めて使わねばならない。

すっかり馴染んでいるナス。寄り目なので夫から”ひんがら、ひんがら”とからかわれている。
確かにとぼけた顔をしているが、全身が綿毛みたいにフワフワで、甘えん坊の可愛いヤツである。