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ゼニゴケ退治

2019.12.24 21:17|農業
1棟目のハウスの際に群生したゼニゴケが畝の上まで飛び火していたのを、今日中耕して退治した。
ゼニゴケは酸性土壌で繁殖しやすく、塊をはがすとナメクジやカタツムリの巣窟になっている。1度はびこると
大量の胞子を飛ばして広がり続けるため駆除が難しいという、非常にメンドクサイ苔なのである。

うちで一番古い1棟目の歴史はしつこい雑草との闘いの歴史である。初期にはハマスゲ(コウブシ)に手を焼き、
その後はドクダミが隆盛を誇った。ようやくドクダミを駆逐できたと思ったら今度はカタバミとゼニゴケに苦労している。
ふかふかでとても良い土なのだが、草の多さも一番かもしれない。いっぺんにはなくならないから気長に
減らしていこうと思っている。

DSCN71461.jpg
ホーで削った後の畝。

DSCN71491.jpg
コヤツがゼニゴケである。普通の除草剤は全く効果がないが、高濃度の酢をかければ茶色くなって枯れるため、
氷酢酸を希釈したのをハウス中に散布しまくっていた時期もある。何とも形容しがたいビジュアルで、私はコイツを
見ていると胸のあたりがモヤモヤしてくる。

DSCN71401.jpg
私の足元でくつろぐナスビとツゥタン。2代目ナスビは顔に鳴き声、性格と何から何まで初代のナスビに瓜二つ。
私は間違いなくナスの生まれ変わりだと思っている。愛嬌があってとぼけたナスが帰ってきたようで、本当に嬉しい。
ナスビと遊ぶのが今一番の楽しみとなっている。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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