読書習慣
2020.01.06 17:09|好きなこと|
ブックオフで本を11冊買ってきた。
1月4日まで初売りで2割引につき、とてもお得な買い物だった。
山折哲雄の本が欲しかったのだけれど、一冊も発見できなかった。
私の読書習慣は小学校高学年から。当時はコバルト文庫という少女向けの、
今で言うライトノベルが流行中で、氷室冴子や新井素子の本を友達同士で回し読みしていた。
若くして亡くなられた氷室先生の代表作、『なんて素敵にジャパネスク』シリーズは、『あさきゆめみし』と並ぶ
平安時代を学ぶバイブルであり、同じく氷室先生の『ヤマトタケル』はずっと手元に置いておきたい愛読書だ。
中一の時、大阪からの転校生・ヒヨコと仲良くなり、彼女の影響で星新一のショート・ショートにハマる。
これを読まないとクラスメイトとの会話についていけないというくらい、当時爆発的人気だった赤川次郎。
ピカレスク・ロマン(悪漢小説)という言葉を知ったのも赤川次郎作品だった。
高校生の頃、突然『椿姫』とか『マノン・レスコー』といった娼婦もの(?)を読みふけった時期がある。
友達の中にはハーレクイン・ロマンスにハマっていた子もいたので、その年頃にありがちな、未知なる
大人の恋への憧れみたいなものだろう。当時は愛だの恋だのとは全く無縁の世界で生きる、
ウブな女子高生が大半だったのである。
紀行文、ミステリ、エッセイが好きで、様々な作家の本に手を出したけれども、
何度読み返しても面白い自分にとっての永久保存版的名著が何冊かある。
伊丹十三 『女たちよ!』、『再び女たちよ!』
辻静雄 『ヨーロッパ一等旅行』
妹尾河童 『河童が覗いたヨーロッパ』、『河童が覗いたインド』
すべて20代前半に出会い、生涯大切にしたい特別な本である。
映画、料理、舞台美術とジャンルは違えどそれぞれの分野の第一人者による名エッセイ。
海外への憧れが強かった私が、まだ見ぬ海の向こうの国への憧れを募らせながら読んだ本でもある。
1月4日まで初売りで2割引につき、とてもお得な買い物だった。
山折哲雄の本が欲しかったのだけれど、一冊も発見できなかった。
私の読書習慣は小学校高学年から。当時はコバルト文庫という少女向けの、
今で言うライトノベルが流行中で、氷室冴子や新井素子の本を友達同士で回し読みしていた。
若くして亡くなられた氷室先生の代表作、『なんて素敵にジャパネスク』シリーズは、『あさきゆめみし』と並ぶ
平安時代を学ぶバイブルであり、同じく氷室先生の『ヤマトタケル』はずっと手元に置いておきたい愛読書だ。
中一の時、大阪からの転校生・ヒヨコと仲良くなり、彼女の影響で星新一のショート・ショートにハマる。
これを読まないとクラスメイトとの会話についていけないというくらい、当時爆発的人気だった赤川次郎。
ピカレスク・ロマン(悪漢小説)という言葉を知ったのも赤川次郎作品だった。
高校生の頃、突然『椿姫』とか『マノン・レスコー』といった娼婦もの(?)を読みふけった時期がある。
友達の中にはハーレクイン・ロマンスにハマっていた子もいたので、その年頃にありがちな、未知なる
大人の恋への憧れみたいなものだろう。当時は愛だの恋だのとは全く無縁の世界で生きる、
ウブな女子高生が大半だったのである。
紀行文、ミステリ、エッセイが好きで、様々な作家の本に手を出したけれども、
何度読み返しても面白い自分にとっての永久保存版的名著が何冊かある。
伊丹十三 『女たちよ!』、『再び女たちよ!』
辻静雄 『ヨーロッパ一等旅行』
妹尾河童 『河童が覗いたヨーロッパ』、『河童が覗いたインド』
すべて20代前半に出会い、生涯大切にしたい特別な本である。
映画、料理、舞台美術とジャンルは違えどそれぞれの分野の第一人者による名エッセイ。
海外への憧れが強かった私が、まだ見ぬ海の向こうの国への憧れを募らせながら読んだ本でもある。