宮本武蔵と日観和尚
2020.01.08 20:03|日々のこと|
あるお坊さんからこういうお話を伺った。
・・・奈良の興福寺には、かつて槍術で有名な宝蔵院というところがありました。
剣豪・宮本武蔵はそこを訪れるときに、道端で農作業をしていた日観という老僧に道を訪ねようとした瞬間、
なんと老僧の持つ鍬の先から凄まじい殺気を感じ、慌ててその場を飛び退きました。
実際には老僧が鍬で攻撃をしかけたわけではなく、武蔵の日常的に無意識のうちに放っている強い殺気が
老僧の持つ鍬を通して反射されてきたものを察知してビビったわけです。
相手があなたを憎んでいるのではない。
相手があなたを睨んでいるのではない。
あなたの醸し出す強い殺気が、相手の姿かたちを通してあなたにそのまま跳ね返ってきただけ。
つまり、あなたは自分の放つ殺気に恐れおののき、そしてまた腹を立てているのではないでしょうか。・・・
・・・奈良の興福寺には、かつて槍術で有名な宝蔵院というところがありました。
剣豪・宮本武蔵はそこを訪れるときに、道端で農作業をしていた日観という老僧に道を訪ねようとした瞬間、
なんと老僧の持つ鍬の先から凄まじい殺気を感じ、慌ててその場を飛び退きました。
実際には老僧が鍬で攻撃をしかけたわけではなく、武蔵の日常的に無意識のうちに放っている強い殺気が
老僧の持つ鍬を通して反射されてきたものを察知してビビったわけです。
相手があなたを憎んでいるのではない。
相手があなたを睨んでいるのではない。
あなたの醸し出す強い殺気が、相手の姿かたちを通してあなたにそのまま跳ね返ってきただけ。
つまり、あなたは自分の放つ殺気に恐れおののき、そしてまた腹を立てているのではないでしょうか。・・・