永香農園日誌

昨日をもって露地ホウレンソウの収穫が終了し、パートのＭさんとＯさんには次の収穫が始まるまで
休暇を取ってもらうことにした。お二人とも快く了承して下さったから良いものの、これが正社員であれば
こんな無理なお願いは絶対に通らない。雇う側に体力が不足しているとこういう事が起きてしまう。

野菜が途切れるから作業が途切れる。パートさん達に申し訳なく、自分の不甲斐なさが情けない。
2月は秋冬野菜のトウ立ちの始まる時期なので、滞りなく良い野菜を出すのは難しいけれども、
そこを技術と経験で乗り切るのがプロというもの。それができないうちはまだプロを名乗る資格はないのかも。

数年前と比べて組織も栽培規模も大きくなっているのに、自分の意識がまだそこに追いついていない。
それに、失敗を恐れて守りに入っているのも感じる。”失敗してもいい”と思えたら、もっと攻めていけるのだろうが、
失敗が基のトラウマのせいで守勢に入ってしまっているのだ。難しいなぁ・・・。