嫉妬は正義の仮面をつけてやってくる
2020.02.29 17:46|日々のこと|
時々覗く、「発言小町」でこれって私の事じゃないか?というお悩みを発見。
いつも敵を見つけ、怒りにとらわれてしまう
敵を見つけては、正義を盾に怒りを振りかざし、周りを疲れさせてしまう、という悩みを抱える50代の女性。
私と同じビョーキに苦しむ人がおられるのだな、と興味を引かれ、参考になりそうな回答を探してみた。
正義感が強いんですね、とか、尊い行為ですね、などといった当たり障りのない回答が大勢を占める中、
もしやプロのカウンセラー?と思わせる洞察力で、鋭く斬り込む回答がいくつかあった。
・他者のトラブルに口を出し、ひっかきまわす人は、根底に誰かを攻撃したいという欲求を持っています。
誰かれ構わず攻撃すると非難を受けますが、不正やいじめを攻撃することは一般的に「正義」とみなされ褒められるので、
「まってました!」とばかりに口を出し、攻撃欲求を満たします。敵を見つけ、怒りにとらわれるのではなく、
怒りが根底にあり、敵を見つけて発散するという順番です。
・本丸は過去に蔑ろにされた怒りが内面に渦巻いていることだと思います。
深層意識にこびりついた怒りや劣等感が、あなたの思考に特定の方向づけやクセを与えているんです。
「あの時ハッキリ言えなかった」や「見下された」などの記憶スイッチが 無意識層でオンになるために、
「他人の困りごと」を餌にして「自分の欲求不満」を発散させてしまうのです。元来、頭がキレて論破もできるタイプの
人間がそういう劣等感を刻みつけられると、こじれた承認欲が肥大化します。心が「私の話を聞けーーー!!」と
叫んでいるのです。
・あなたの中にはおそらく、隠された劣等感、不服感、不必要に肥大化したプライドや承認欲が渦巻いているのでしょう。
内面の闇に自身気付きながらも、この事が要因で暴走してしまう。あなたが暴走する時には、当事者よりも自分が
納得できるかどうかや、悪者を意見に従わせる成敗欲を優先させてしまうのではないでしょうか。あなたが柔軟な対応力を
身につけると一段階懐の大きい指導者タイプになれる可能性を秘めていますが、そのためには自己制御、広い視野、
対局の視点から見る、他者への思いやり等が習得課題です。
タイトルは山本夏彦という人の言葉だそう。劣等感の強い人間ほど嫉妬心に苛まれやすい事は、よーくわかる。
しかしそういう人間はなぜかプライドだけはやたら高いので、嫉妬していると思われたくない。
だから嫉妬と気付かれないよう、正義という衣をまぶしてごまかしているのである。
山本夏彦・・・1915年6月15日 - 2002年10月23日)は、日本の随筆家、編集者。東京市下谷根岸出身。(Wikipediaより)
いつも敵を見つけ、怒りにとらわれてしまう
敵を見つけては、正義を盾に怒りを振りかざし、周りを疲れさせてしまう、という悩みを抱える50代の女性。
私と同じビョーキに苦しむ人がおられるのだな、と興味を引かれ、参考になりそうな回答を探してみた。
正義感が強いんですね、とか、尊い行為ですね、などといった当たり障りのない回答が大勢を占める中、
もしやプロのカウンセラー?と思わせる洞察力で、鋭く斬り込む回答がいくつかあった。
・他者のトラブルに口を出し、ひっかきまわす人は、根底に誰かを攻撃したいという欲求を持っています。
誰かれ構わず攻撃すると非難を受けますが、不正やいじめを攻撃することは一般的に「正義」とみなされ褒められるので、
「まってました!」とばかりに口を出し、攻撃欲求を満たします。敵を見つけ、怒りにとらわれるのではなく、
怒りが根底にあり、敵を見つけて発散するという順番です。
・本丸は過去に蔑ろにされた怒りが内面に渦巻いていることだと思います。
深層意識にこびりついた怒りや劣等感が、あなたの思考に特定の方向づけやクセを与えているんです。
「あの時ハッキリ言えなかった」や「見下された」などの記憶スイッチが 無意識層でオンになるために、
「他人の困りごと」を餌にして「自分の欲求不満」を発散させてしまうのです。元来、頭がキレて論破もできるタイプの
人間がそういう劣等感を刻みつけられると、こじれた承認欲が肥大化します。心が「私の話を聞けーーー!!」と
叫んでいるのです。
・あなたの中にはおそらく、隠された劣等感、不服感、不必要に肥大化したプライドや承認欲が渦巻いているのでしょう。
内面の闇に自身気付きながらも、この事が要因で暴走してしまう。あなたが暴走する時には、当事者よりも自分が
納得できるかどうかや、悪者を意見に従わせる成敗欲を優先させてしまうのではないでしょうか。あなたが柔軟な対応力を
身につけると一段階懐の大きい指導者タイプになれる可能性を秘めていますが、そのためには自己制御、広い視野、
対局の視点から見る、他者への思いやり等が習得課題です。
タイトルは山本夏彦という人の言葉だそう。劣等感の強い人間ほど嫉妬心に苛まれやすい事は、よーくわかる。
しかしそういう人間はなぜかプライドだけはやたら高いので、嫉妬していると思われたくない。
だから嫉妬と気付かれないよう、正義という衣をまぶしてごまかしているのである。
山本夏彦・・・1915年6月15日 - 2002年10月23日)は、日本の随筆家、編集者。東京市下谷根岸出身。(Wikipediaより)