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お人好しな日本人

2020.03.01 20:36|日々のこと
お昼に仕事を終えてスーパーに買い物に行ったら大変な混雑でした。
学校が長期の休みに入る前の最後の日曜日ということで予想はできていたのですが、
なんつーか客も店員も目が血走って殺気立ってるように見えました。

目当ての松山揚げをゲットし、かご1個分の商品を押してレジに向かう途中、ティッシュとトイレットペーパーの
売り場を通りかかると見事にスッカラカン。いつもなら商品が山積みされたコンパネには、”お一人様1個限り”の
紙が申し訳なさ気に貼ってありました。

とりあえず今日明日困るわけではないけれども、スギよりも厄介なヒノキ科花粉の飛散が始まるこれからは、
ティッシュの消費量が増えてくるのでこの状況がしばらく続くようであれば困ります。はやる気持ちは理解できますが、
急を要さない人には不要な買いだめは我慢して頂きたい。

それにしても、これだけ情報が簡単に手に入る世の中になったにもかかわらず、少し冷静になって調べれば
わかるデマにこれほど容易く踊らされる人が多いことに驚愕します。日本限定の現象なのか、世界中で
似たような事が起こっているのか。

マスクで荒稼ぎした中国人の話が載っていましたけれど、これに味を占めた人間や、二匹目のドジョウを狙って
手口を真似る輩は必ず出てきます。奸智に長けた人間にとっちゃ、ムードに流されやすくお人好しな日本人を
騙すことなど赤子の手をひねるようなもの。彼らから見れば日本は宝の山なのです。

司馬遼太郎と犬養道子(作家で犬養毅の孫)の対談で、二人が日本人とアメリカ人をとてもお人好しな人種と
言っています。両氏は日本人とアメリカ人は似ているという認識で一致しており、犬養氏は、

・・・似てます。沖縄返還だとかなんだとかいえるのも、
相手がお人好しのアメリカ人だからこそですよ。
これがもしドイツ人、フランス人だと思ってごらんなさい、とてもむずかしい。
スラブ人なら、これまたなおのこととんでもない。

私、しみじみと思うんですけれど、実にまあ、よき相手が日本を占領してくれたものだ、
これをしも神風といわずして何を神風というか・・・。(笑)
・・・

と仰っています。我が家でも以前、「占領されるなら、中国、ロシア、アメリカのどこがいいか」という話を
したことがありますが、満場一致(二人ですが)でアメリカでした。戦後日本を占領したのが中国かソ連だったら
日本という国は今ごろ存在しなかったかもしれないとすら思います。

上記の対談は昭和44年のもの。日本と日本人について生涯考え続けた司馬遼太郎と、キリスト教徒であり、
欧州での生活が長かった犬養氏が様々な側面から日本と日本人を分析した万華鏡のような内容で非常に面白いです。

私達もそろそろお人好しを卒業する頃かもしれませんね。

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Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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