自分用覚え書き~もしも乳がんになったら~
2020.03.09 18:18|日々のこと|
フォーブス連載『乳がんという「転機」』より
1・乳がん初動のポイントは病院選び
・精密検査と手術が同時に受けられる病院が良い
・広告よりも口コミで選ぶ
・乳がんは手術の難易度は高くないので、腕の善し悪しは病院選びの判断基準にはならない。
それよりも、その病院がどのような治療の選択肢を持っているかが大切である。医師との相性も重要。
2.自覚症状があるか
・しこりがあるか
・バンザイして鏡を見たとき、胸にひきつれがあるか、左右差がかなりあると感じるか
・ブラの乳頭部分に染みた跡があるか、または乳頭から何らかの分泌物があるか
3.乳房再建手術について
・手術はどの病院で受けても同じだが、乳房を再建するかどうかで違ってくる
・乳房が片方ないと肩こりや腕の痛みが違ってくる。仕事を続けるなら再建を視野に入れる
・早期発見の場合は、乳房全摘をして再建する、というケースが増えている。
乳房再建に保険が適用されるようになり、費用負担が緩和されたこと、部分よりも全摘したほうが、
同じ場所にがんが再発する局所再発率が下がることがその理由である。
4.大事なこと
・乳がんは、正しい治療を最初に選ぶことにより長期生存可能で、5年生存率が90%を超える、
比較的治療が良く効く病気である。開腹手術に比して体への負担がずっと少なく、通常の生活に戻れるまでの
日数も短い傾向がある。深刻に捉えすぎず、その後の長い人生をいかに生きていくか、いかにその病気と
付き合っていくか、そのためにどこで、どんな、誰から手術を受けるか、と逆算で考えること。
5.参考になった書籍
①『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』(日本乳癌学会、金原出版、2016年)
②『乳がん: 治療・検査・療養 (国立がん研究センターのがんの本)』
(藤原 康弘 (監修)、木下 貴之、小学館クリエイティブ、2013年)
③『大切な人をがんから守るため 今できること 命の食事』(南雲吉則、主婦の友社、2016年)
④『明るく前向きになれる 乳がんのお話100 (命の食事シリーズ)』(南雲吉則、主婦の友社、2016年)
6.乳がんとは慢性疾患である
ステージ0期の非浸潤がんであれば、がん細胞が乳管を突き破る前に取り切ってしまうので、理論上は
慢性ではなく治ることになる。だが、がん細胞が乳管を突き破ってしまった浸潤がんでは、治療が必要となる。
たんぽぽの種にも例えられる乳がんは、初期の段階で『微小転移』を起こす。種(がん細胞)がはじけて
遠くの土地(器官)に飛んでいき、芽を出して花を咲かせるまでは見つけることができない微小転移。
微小転移を伴う可能性が高い場合は、一か所切れば終わり、とはいかず、術後の薬物療法が必要になる。
1・乳がん初動のポイントは病院選び
・精密検査と手術が同時に受けられる病院が良い
・広告よりも口コミで選ぶ
・乳がんは手術の難易度は高くないので、腕の善し悪しは病院選びの判断基準にはならない。
それよりも、その病院がどのような治療の選択肢を持っているかが大切である。医師との相性も重要。
2.自覚症状があるか
・しこりがあるか
・バンザイして鏡を見たとき、胸にひきつれがあるか、左右差がかなりあると感じるか
・ブラの乳頭部分に染みた跡があるか、または乳頭から何らかの分泌物があるか
3.乳房再建手術について
・手術はどの病院で受けても同じだが、乳房を再建するかどうかで違ってくる
・乳房が片方ないと肩こりや腕の痛みが違ってくる。仕事を続けるなら再建を視野に入れる
・早期発見の場合は、乳房全摘をして再建する、というケースが増えている。
乳房再建に保険が適用されるようになり、費用負担が緩和されたこと、部分よりも全摘したほうが、
同じ場所にがんが再発する局所再発率が下がることがその理由である。
4.大事なこと
・乳がんは、正しい治療を最初に選ぶことにより長期生存可能で、5年生存率が90%を超える、
比較的治療が良く効く病気である。開腹手術に比して体への負担がずっと少なく、通常の生活に戻れるまでの
日数も短い傾向がある。深刻に捉えすぎず、その後の長い人生をいかに生きていくか、いかにその病気と
付き合っていくか、そのためにどこで、どんな、誰から手術を受けるか、と逆算で考えること。
5.参考になった書籍
①『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』(日本乳癌学会、金原出版、2016年)
②『乳がん: 治療・検査・療養 (国立がん研究センターのがんの本)』
(藤原 康弘 (監修)、木下 貴之、小学館クリエイティブ、2013年)
③『大切な人をがんから守るため 今できること 命の食事』(南雲吉則、主婦の友社、2016年)
④『明るく前向きになれる 乳がんのお話100 (命の食事シリーズ)』(南雲吉則、主婦の友社、2016年)
6.乳がんとは慢性疾患である
ステージ0期の非浸潤がんであれば、がん細胞が乳管を突き破る前に取り切ってしまうので、理論上は
慢性ではなく治ることになる。だが、がん細胞が乳管を突き破ってしまった浸潤がんでは、治療が必要となる。
たんぽぽの種にも例えられる乳がんは、初期の段階で『微小転移』を起こす。種(がん細胞)がはじけて
遠くの土地(器官)に飛んでいき、芽を出して花を咲かせるまでは見つけることができない微小転移。
微小転移を伴う可能性が高い場合は、一か所切れば終わり、とはいかず、術後の薬物療法が必要になる。