ミニ白菜
2019.01.21 19:36|農業|
産直場に商品の引き取りに行くと、農家同士売れ残った野菜を物々交換する光景が頻繁に見られます。
冬場はブロッコリ、キャベツ、大根、白菜などを頂くことが多く、そこに自分ちの野菜も加えれば
ひと冬の間あまり野菜を買わなくて済みます。
何を頂いても有り難いことに変わりはないんですが、特に嬉しいのはキャベツ。
しょっちゅう作る夫の好物のお好み焼きとか焼きそば、揚げ物や肉料理の付け合わせ、サラダや
炒め物、味噌汁にモツ鍋など色んな料理に使うので、ひと玉くらいはすぐになくなってしまいます。
ところが同じ葉物でも白菜となるとそうはいかない。かつてはキムチ作りに凝っていた時も
ありましたけど、今は全然作らないので白菜を一玉消費するのに四苦八苦しています。


(漬け物作りに凝っていた時。干す場所が足りなくて屋根の上にまで白菜を干していた。自家栽培の白菜で。)
我が家は夫婦二人で食べる量も知れてますし、大玉白菜は使っても使ってもなかなか減らない。
冷蔵庫にも入らないから、保存場所も結構悩みます。大玉白菜自体が現代の住宅事情と家族構成に
合わなくなってきているのかもしれません。
今はミニ白菜の方が売れると思うんですよね。でも、どうせ作るならより大きくと思う百姓の性なのか、
地元の産直場ではあまりミニ白菜を見ません。いつだったか、9月の端境期にミニ白菜が一玉280円で
結構売れているのを見て、「これだ!!」とひらめきました。早速夫に、来年ミニ白菜作ろう!絶対売れるって!!と
直訴しましたが、その時は、
「いらんことせんでいい。それより小ネギをもっとうまく作れるようにならんかい。
まったくおまえは懲りん奴っちゃな」
と一蹴されました。
懲りない私はいつか必ずミニ白菜を作ってやろうと、栽培方法や品種を密かに調べて温存してあります。
トキタの娃々菜、サカタのタイニーシュシュ、野崎のまいこ、ちっちゃい菜、ナントのめだかが作りやすさと
味の良さで推奨品種のようです。大根、キャベツ、かぼちゃにキュウリ、メロン、スイカ、ニンジン、レタスと、
種苗会社もミニ野菜市場の将来性を見込んで商品を充実させてますし、今後も増えてくると思います。
社長!ミニ白菜おすすめですよ。ぜひご一考下さい。


無農薬時代の白菜作り。左の品種は不明。右はチヒリという品種で、通称”タケノコ白菜”。当時はナメクジに悩まされる
くらいで、それほど虫害が深刻だった記憶はない。肥料も夫手作りのぼかし肥料だけだと思われるので、完全に無農薬・
無化学肥料。今見ても立派な出来に感動する。私がまだ会社勤めをしていて、夫も意気軒昂な新人百姓だった頃。
冬場はブロッコリ、キャベツ、大根、白菜などを頂くことが多く、そこに自分ちの野菜も加えれば
ひと冬の間あまり野菜を買わなくて済みます。
何を頂いても有り難いことに変わりはないんですが、特に嬉しいのはキャベツ。
しょっちゅう作る夫の好物のお好み焼きとか焼きそば、揚げ物や肉料理の付け合わせ、サラダや
炒め物、味噌汁にモツ鍋など色んな料理に使うので、ひと玉くらいはすぐになくなってしまいます。
ところが同じ葉物でも白菜となるとそうはいかない。かつてはキムチ作りに凝っていた時も
ありましたけど、今は全然作らないので白菜を一玉消費するのに四苦八苦しています。


(漬け物作りに凝っていた時。干す場所が足りなくて屋根の上にまで白菜を干していた。自家栽培の白菜で。)
我が家は夫婦二人で食べる量も知れてますし、大玉白菜は使っても使ってもなかなか減らない。
冷蔵庫にも入らないから、保存場所も結構悩みます。大玉白菜自体が現代の住宅事情と家族構成に
合わなくなってきているのかもしれません。
今はミニ白菜の方が売れると思うんですよね。でも、どうせ作るならより大きくと思う百姓の性なのか、
地元の産直場ではあまりミニ白菜を見ません。いつだったか、9月の端境期にミニ白菜が一玉280円で
結構売れているのを見て、「これだ!!」とひらめきました。早速夫に、来年ミニ白菜作ろう!絶対売れるって!!と
直訴しましたが、その時は、
「いらんことせんでいい。それより小ネギをもっとうまく作れるようにならんかい。
まったくおまえは懲りん奴っちゃな」
と一蹴されました。
懲りない私はいつか必ずミニ白菜を作ってやろうと、栽培方法や品種を密かに調べて温存してあります。
トキタの娃々菜、サカタのタイニーシュシュ、野崎のまいこ、ちっちゃい菜、ナントのめだかが作りやすさと
味の良さで推奨品種のようです。大根、キャベツ、かぼちゃにキュウリ、メロン、スイカ、ニンジン、レタスと、
種苗会社もミニ野菜市場の将来性を見込んで商品を充実させてますし、今後も増えてくると思います。
社長!ミニ白菜おすすめですよ。ぜひご一考下さい。


無農薬時代の白菜作り。左の品種は不明。右はチヒリという品種で、通称”タケノコ白菜”。当時はナメクジに悩まされる
くらいで、それほど虫害が深刻だった記憶はない。肥料も夫手作りのぼかし肥料だけだと思われるので、完全に無農薬・
無化学肥料。今見ても立派な出来に感動する。私がまだ会社勤めをしていて、夫も意気軒昂な新人百姓だった頃。