『清作の妻』
2020.04.02 21:10|好きなこと|
京マチ子を追っていたら、2本の映画で若尾文子さんと共演されていた。
けれん味のある京マチ子の演技とは異質の存在感と演技に惹かれ、『清作の妻』を観賞。
最近観た古い日本映画の中で最も強烈な印象。至純の愛とはこういうものか。
イタリアで映画を学んだ人間追求型のリアリスト増村保造監督に愛された女優だけあって、演技に真実味がある。
台詞はごく少ないが、目だけで感情を表現する。夫の出征直前、その目の奥に狂気がともり、次第に正気を失っていくさまは
凄みがあった。この映画の若尾文子さんは女の私でもゾクッとするような妖しい色香を放ち、これぞ魔性の女といった感じ。
『愛のコリーダ』と『マレーナ』を足して二で割ったような映画、と言うと少し乱暴か。
若尾文子さん自身が一番好きという、同じく増村保造監督の『妻は告白する』も観らねば。
『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。個人的に世界一の美女と思っている、
イタリアの宝石、モニカ・ベルッチ主演。戦争に夫を持って行かれた美貌の妻がナチス将校の愛人となって・・・。
ほとんど喋らないモニカ・ベルッチの美貌はヘタな台詞よりも雄弁。鬱積した女の嫉妬が爆発する場面は強烈。
けれん味のある京マチ子の演技とは異質の存在感と演技に惹かれ、『清作の妻』を観賞。
最近観た古い日本映画の中で最も強烈な印象。至純の愛とはこういうものか。
イタリアで映画を学んだ人間追求型のリアリスト増村保造監督に愛された女優だけあって、演技に真実味がある。
台詞はごく少ないが、目だけで感情を表現する。夫の出征直前、その目の奥に狂気がともり、次第に正気を失っていくさまは
凄みがあった。この映画の若尾文子さんは女の私でもゾクッとするような妖しい色香を放ち、これぞ魔性の女といった感じ。
『愛のコリーダ』と『マレーナ』を足して二で割ったような映画、と言うと少し乱暴か。
若尾文子さん自身が一番好きという、同じく増村保造監督の『妻は告白する』も観らねば。
『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。個人的に世界一の美女と思っている、
イタリアの宝石、モニカ・ベルッチ主演。戦争に夫を持って行かれた美貌の妻がナチス将校の愛人となって・・・。
ほとんど喋らないモニカ・ベルッチの美貌はヘタな台詞よりも雄弁。鬱積した女の嫉妬が爆発する場面は強烈。