G7食糧自給率比較
2020.09.01 10:48|農業|
アグリテクノ矢崎から定期的に送られてくる会報誌に面白い記事が載っていました。

G7(世界の主要7カ国)、アメリカ、イギリス、カナダ、イタリア、ドイツ、フランス、日本の自給率を
穀類・いも類・豆類・野菜類・果実類でランク付け。野菜・果実では日本も健闘していました。
穀類
1位 カナダ・・・202% 2位 フランス・・・189% 3位 アメリカ・・・127% 4位 ドイツ・・・113%
5位 イギリス・・・86% 6位 イタリア・・・69% 7位 日本・・・28%
日本はダントツのビリ!お米はほぼ自給でも、100%近くを輸入に頼る小麦が足を引っ張りました。
いも類
1位 カナダ・・・147% 2位 ドイツ・・・117% 3位 フランス・・・116% 4位 アメリカ・・・96%
5位 日本・・・76% 6位 イギリス・・・75% 7位 イタリア・・・45%
日本は健闘して5位。日本の食料庫、北海道のおかげですね!
イモが主食のドイツが2位に食い込み、各国の食文化を反映した結果となりました。
豆類
1位 カナダ・・・346% 2位 アメリカ・・・171% 3位 フランス・・・78% 4位 イギリス・・・39%
5位 イタリア・・・34% 6位 日本・・・9% 7位 ドイツ・・・6%
カナダが2位以下を大きく引き離し、ぶっちぎりの1位です。346%て・・・(唖然)。上位3カ国以下は軒並み
低い数値となりましたが、大豆と不可分の食文化を持つ我が国が9%というのは困りましたね。
野菜類
1位 イタリア・・・141% 2位 アメリカ・・・90% 3位 日本・・・79% 4位 フランス・・・73%
5位 カナダ・・・55% 6位 ドイツ・・・40% 7位 イギリス・・・38%
何と日本が初めてのベスト3入りです!寒い国と温暖な気候の国で明暗が分かれた結果となりました。
野菜大好きイタリアが面目躍如の1位。穀類・豆類・いも類で1位のカナダが5位まで後退です。
日本は世界の農業大国、おフランスにも僅差で勝利!頑張れ!ニッポン
果実類
1位 イタリア・・・106% 2位 アメリカ・・・74% 3位 フランス・・・57% 4位 日本・・・40%
5位 ドイツ・・・25% 6位 カナダ・・・17% 7位 イギリス・・・5%
果実類は野菜類と似た結果になりました。寒い国では栽培できる野菜や果物が限られますから
この結果も納得です。こうして見てみると、アメリカとフランスのバランスの良さが際立ちますね。
日本も思いの外健闘していたとは思いますが、穀類と豆類が弱すぎました。
1961年には78%あった食糧自給率が2018年時点で37%まで落ち込んでしまいました。
しかし近年は農地の集約化と大規模化が進み、1戸あたりの作付面積が増えて単収の増加に
繋がりつつあるとのことです。


G7(世界の主要7カ国)、アメリカ、イギリス、カナダ、イタリア、ドイツ、フランス、日本の自給率を
穀類・いも類・豆類・野菜類・果実類でランク付け。野菜・果実では日本も健闘していました。
穀類
1位 カナダ・・・202% 2位 フランス・・・189% 3位 アメリカ・・・127% 4位 ドイツ・・・113%
5位 イギリス・・・86% 6位 イタリア・・・69% 7位 日本・・・28%
日本はダントツのビリ!お米はほぼ自給でも、100%近くを輸入に頼る小麦が足を引っ張りました。
いも類
1位 カナダ・・・147% 2位 ドイツ・・・117% 3位 フランス・・・116% 4位 アメリカ・・・96%
5位 日本・・・76% 6位 イギリス・・・75% 7位 イタリア・・・45%
日本は健闘して5位。日本の食料庫、北海道のおかげですね!
イモが主食のドイツが2位に食い込み、各国の食文化を反映した結果となりました。
豆類
1位 カナダ・・・346% 2位 アメリカ・・・171% 3位 フランス・・・78% 4位 イギリス・・・39%
5位 イタリア・・・34% 6位 日本・・・9% 7位 ドイツ・・・6%
カナダが2位以下を大きく引き離し、ぶっちぎりの1位です。346%て・・・(唖然)。上位3カ国以下は軒並み
低い数値となりましたが、大豆と不可分の食文化を持つ我が国が9%というのは困りましたね。
野菜類
1位 イタリア・・・141% 2位 アメリカ・・・90% 3位 日本・・・79% 4位 フランス・・・73%
5位 カナダ・・・55% 6位 ドイツ・・・40% 7位 イギリス・・・38%
何と日本が初めてのベスト3入りです!寒い国と温暖な気候の国で明暗が分かれた結果となりました。
野菜大好きイタリアが面目躍如の1位。穀類・豆類・いも類で1位のカナダが5位まで後退です。
日本は世界の農業大国、おフランスにも僅差で勝利!頑張れ!ニッポン

果実類
1位 イタリア・・・106% 2位 アメリカ・・・74% 3位 フランス・・・57% 4位 日本・・・40%
5位 ドイツ・・・25% 6位 カナダ・・・17% 7位 イギリス・・・5%
果実類は野菜類と似た結果になりました。寒い国では栽培できる野菜や果物が限られますから
この結果も納得です。こうして見てみると、アメリカとフランスのバランスの良さが際立ちますね。
日本も思いの外健闘していたとは思いますが、穀類と豆類が弱すぎました。
1961年には78%あった食糧自給率が2018年時点で37%まで落ち込んでしまいました。
しかし近年は農地の集約化と大規模化が進み、1戸あたりの作付面積が増えて単収の増加に
繋がりつつあるとのことです。