売れる店、売れない店
2018.11.21 22:13|農業|
主人が就農当初から野菜を出荷している地元の産直場の売れ行きが、数年前から芳しくない。
大きな要因のひとつが、農家の高齢化により年々出荷者が減少し、出荷量と品目が減り続けていること。
近年、この産直場を取り囲む環境が激変してしまったこと、そして最大の原因は、店側が売る意欲に乏しいことである。
二つの町が合併して市になったのを機に、私達が住む町は大きく様変わりした。
開発ラッシュが始まり、のどかな田園風景が広がっていた駅前は、かつての景観を思い出せないほど一変してしまった。
高層マンションや新興住宅地が建ち並ぶ、何の特徴もない日本中どこにでもある地方都市に生まれ変わったのだ。
周辺から続々と流入する住民を当て込んで、近隣には大型ショッピングモールやスーパーが矢継ぎ早にオープンした。
近くに巨大な需要を見込める経済圏が誕生したにもかかわらず、この店ではそれを取り込めるどころか
元々あった需要まで持って行かれてしまった。
なぜ若い家族連れがこの店に買い物に来ないのか。
売り上げが落ち込み始めた時に、プロに相談するなりして本気で魅力ある店を作ろうと努力したなら、
これほど落ち目にはなっていなかったはずである。
はっきり言ってこの店での買い物は楽しくない。ワクワクがないのだ。ディスプレイ、品揃え、店内の雰囲気等、
いつ行っても同じで変化がないから、「あそこに行けば何か面白いものがある」期待感が皆無なのである。
ただ安いから行く。それだけ。
この店の従業員は店長を除いて全員女性である。男性よりも消費者のニーズがわかっている女性従業員の方の
意見を取り入れることはできないだろうか。
また、私達生産者が提案してきたアイディアもなおざりにせず、出来ることから始めてくれればと思う。
主人にとっても、就農当初から野菜を売って生活を支えてくれた店である。
それだけ思い入れが深く、真剣に考えているからこそついつい辛口にもなるのである。
この店にはまだまだ頑張ってもらわねば困るのだ。
大きな要因のひとつが、農家の高齢化により年々出荷者が減少し、出荷量と品目が減り続けていること。
近年、この産直場を取り囲む環境が激変してしまったこと、そして最大の原因は、店側が売る意欲に乏しいことである。
二つの町が合併して市になったのを機に、私達が住む町は大きく様変わりした。
開発ラッシュが始まり、のどかな田園風景が広がっていた駅前は、かつての景観を思い出せないほど一変してしまった。
高層マンションや新興住宅地が建ち並ぶ、何の特徴もない日本中どこにでもある地方都市に生まれ変わったのだ。
周辺から続々と流入する住民を当て込んで、近隣には大型ショッピングモールやスーパーが矢継ぎ早にオープンした。
近くに巨大な需要を見込める経済圏が誕生したにもかかわらず、この店ではそれを取り込めるどころか
元々あった需要まで持って行かれてしまった。
なぜ若い家族連れがこの店に買い物に来ないのか。
売り上げが落ち込み始めた時に、プロに相談するなりして本気で魅力ある店を作ろうと努力したなら、
これほど落ち目にはなっていなかったはずである。
はっきり言ってこの店での買い物は楽しくない。ワクワクがないのだ。ディスプレイ、品揃え、店内の雰囲気等、
いつ行っても同じで変化がないから、「あそこに行けば何か面白いものがある」期待感が皆無なのである。
ただ安いから行く。それだけ。
この店の従業員は店長を除いて全員女性である。男性よりも消費者のニーズがわかっている女性従業員の方の
意見を取り入れることはできないだろうか。
また、私達生産者が提案してきたアイディアもなおざりにせず、出来ることから始めてくれればと思う。
主人にとっても、就農当初から野菜を売って生活を支えてくれた店である。
それだけ思い入れが深く、真剣に考えているからこそついつい辛口にもなるのである。
この店にはまだまだ頑張ってもらわねば困るのだ。