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2021.04.29 21:52|農業
M1号のホウレンソウが一部ペンペングサに埋もれてしまっている。
ハウスなのでレンザーが使えないため、数週間前にアージランを散布したのだが、
ペンペングサは青々ピンピンとしており、効いているようには見えない。

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これは・・・、ちょっとかなりヒドイ。まるでペンペングサ地獄だ。この草はアブラムシの大好物でホウレンソウにも被害が及ぶ。
午後からホーで肩部分とチューブ脇は除草したけれど、畝の上に生えているやつはどうしようもない。暇を見て手でチマチマ
抜いていくしかなさそうだ。
2021.04.28 20:41|農業
座る時間に比例して腰が悪化する事に気が付いた。
起床直後はあまり痛みは感じないのに、座ってご飯を食べ、立ち上がるともう腰が伸びなくなっている。

いったん良くなったのに、再度悪化してしまった原因は、座位で行う小ネギの皮むき作業にあると見た。
皮むき作業中はほぼ座りっぱなしで、背中と腰の痛みに耐えながら4~5時間黙々と手を動かすのみ。
痛みに耐えられなくなると作業場に置いてあるぶら下がり健康器にぶら下がりに行く。そうすると
少しの間痛みが軽くなる。しかし昨日あたりから少々ぶら下がった程度で軽くなる痛みのレベルを越えていた。

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そんな事情で、今日から立って皮むきをすることにした。4時間立ちっぱなしだったけれど、腰は痛くなかった。
ただし、今度は下半身がだるい。一挙両得とはなかなかいかないようで。しかし今は腰に負担をかけないことが
最優先だから、しばらくは立って皮むきをしよう。
2021.04.27 21:15|日々のこと
昨日から再び腰の状態が悪くなってきた。
ふとした拍子にグキッといきそうな予兆が消えない。
もしかすると人生初のギックリ2連発もあるかも・・・、と悪夢のような想像さえしてしまう。

ギックリで1週間休んだ間にたまった仕事を消化しようと、ちょっと無理した気はしていた。
しかしこれ以上腰を痛めると、一生腰が曲がったままになってしまうような気がする。
それだけは避けたい。まだ若いという過信があるのだろう。しかし体は日々老いている。

長年の酷使で全身の関節が悲鳴を上げているのは、自分が一番よくわかっているのだ。
体を労らなければ。いつまでも自分の足で歩けるように。日常生活が快適に送れるように。


2021.04.26 20:57|日々のこと
Fields Of Gold・・・直訳すると黄金色の平原。日本語だと麦秋ということになるでしょうか。
畑に行く途中、たわわに実った穂が風にそよぐ麦畑はまさしく黄金色の平原です。
風が強かった昨日、午後の日射しに麦畑が波打つようにそよいで輝くさまは、目を奪われる美しさでした。

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原曲はスティング。故郷のイングランドの大麦畑が西風でうねる風景を歌にしたそうです。
こちらも大人っぽくてうっとりしますが、エヴァ・キャシディがカバーしたギターバージョンもしっとりして素敵。
私はどちらかというとエヴァの方が好みです。ちょっと聞き比べてみましょう。




歌い手とメインの楽器が変わるだけでこんなに雰囲気が違ってくるんですね。艶のある声とアコースティックギターだけの
弾き語りで情景が目に浮かんできます。エヴァ・キャシディは、1996年に皮膚がんのため33歳という若さで
世を去りますが、珠玉のカバー曲集『Songbird』で彼女の美しい歌声を聴くことができます。


エヴァ・キャシディに出会うきっかけとなった、ソルトレイク五輪フィギュアスケート。銅メダルを獲得したミシェル・クワンが
EXで金色の衣装をまとい滑ったのが『Fields Of Gold』でした。長野の雪辱を期し臨んだ自国開催の冬季五輪で、またしても
同胞に敗れたミシェル・クワン。ずっと笑顔で滑っていた彼女の顔が大写しになった最後のポーズ、笑顔を浮かべたまま
頬を伝う涙に思わずもらい泣きしました。笑顔の下に押し隠した無念と、その何倍もの感謝の思いが伝わってくる美しい滑りでした。
2021.04.25 21:10|農業
畑がカラカラに乾いている。
先日8号に播種したホウレンソウも、畑がこんな状態では発芽できない。
前回の雨はいつだったろうか?記憶があいまいだが、おそらく10日以上前だろう。
季節はずれの暑さ、少ない雨。播種の時期を迎えている根菜類には厳しい条件である。

心配なのはホウレンソウだ。催芽済みの種は播種後に乾燥が続くと枯死してしまうのだ。
水曜日に雨マークがついているので、それまで8号のホウレンソウには持ちこたえてほしい。
2021.04.24 20:51|農業
これから10日おき(二週間おきだったかな)に種をまいていく予定のジャンボ落花生。

昨年秋に三箇所の種屋さんに注文した7リットルのうち、最終的に手に入ったのは3リットル弱。
ジャンボ落花生は売り場に出せばほぼ完売する人気商品だけに、作付けの大幅減は正直残念だけれど
天候不順で厳しい状況にもかかわらず、種屋さんにはできる限りの量を融通して頂いた。ありがとうございます。

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(左)ジャンボ落花生をマルチの穴に埋めこんでいくK君と研修生夫婦。
(右)ホウレンソウは今日でいったん終了。次の今西が採れるまでまだ一週間以上ありそう。
2021.04.23 22:05|農業
ここ何年かの間にグングン売上を伸ばし、一躍夏の主力に躍り出ようかというモロヘイヤ。

今年ももうじき種まきの季節です。発芽適温が25℃、生育適温が30℃という、暑いの大好きな夏野菜。
15℃以下で花芽が形成されるので、当地の気候だと5月初旬を過ぎた頃に播種した方が無難です。
その後もひと月ほど温床で育苗し、6月中旬頃に定植、収穫開始は7月中旬からになります。

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品種らしい品種はありませんが、タキイのモロヘイヤは立性で、脇芽が多い開帳性のものに比べると
収量が上がり収穫作業も軽減されるように思います。20ミリリットルの種が二千円ちょっと。この1袋で
2~3反分の苗ができるという、実にコスパの良い野菜です。
2021.04.22 21:26|日々のこと
先日訪ねてきた夫の後輩の橋詰さんから、段ボール箱一杯の食器類が送られてきました。
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橋詰さんは食器類の卸問屋丸十(株)の社長さんです。夫が差し上げた本のお礼にと、自社のカタログの商品から
好きなものを選んで下さい、とのことで夫はブナの木をくりぬいた木の弁当箱、私はブナの木のまないたを注文?しました。
そして、送られてきたのが写真の商品。誇張でなく山のように送られてきて、びっくりするやら恐縮するやら。
山中塗りのお椀に至っては6個もあります。二人家族の我が家、死ぬまでお椀は買わなくてよさそうです。

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木製品はブナ材が中心で、こちらのハート型の可愛らしいお皿には”eikou farm”の刻印入り。
お返しなど何も期待せずに差し上げた夫のお古の本が、こんなに素敵な食器に化けました。
橋詰社長、太っ腹ですね。どうもありがとうございます!
2021.04.21 20:19|農業
15号のスクープが収穫開始から12日で終了。
畝長500メートル分のホウレンソウが2週間もたなかった。次の今西まで10日くらい空くかもしれない。
で、今日は8号にサカタの晩抽性品種、トリトン1袋を播種。トリトンは晩抽性もさることながら、
生育スピードが穏やかなところが、数多ある晩抽性品種の中でも特に優れていると思う。
サカタにはブライトンという極晩抽性の品種もあり、5月中旬~6月まきにはこちらがおすすめ。

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(左)腰は7割方復調したものの、いまだ違和感と痛みは残っている。コルセットをギリギリと締め、腰部をガード。
(右)八面六臂の活躍を見せるK君。うちにきて2年、今や永香農園の”スーパーオールラウンダー”に成長した。

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従業員と腰痛持ちの妻が一所懸命働くのを横目に、タバコをふかしながらポーズを決めるおっさん。

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8号の畑に行く途中の坂道は、さながら新緑のトンネル。あまりに美しさに思わず車を坂の途中で停めてパシャリ。
2021.04.20 21:48|料理とパン、お菓子
新ごぼう・・・一般的なごぼうが晩秋から冬に収穫されるのに対し、そこまで大きくなるまで育てず、
        秋に植えたものをある程度育った初夏に収穫された若取りのもの。まだ完全に成長しきっていないため、
        柔らかく風味も一般的なごぼうと比べ上品で優しい香りがする

ということですが、ここで言う新ごぼうとは中原採種場のごぼう品種『新ごぼう』のこと。
昨年10月に播種し、先週に収穫を始めたものです。見た目はややずんぐりむっくりとしていますが、
十分に太って筋っぽさが感じられない美味しいごぼうに育ちました。

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きんぴらにニンニクを加えるのが我が家流。ニンニクの風味が牛肉へ、
そして牛肉のうまみがゴボウに染みて美味しくなります。
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プロフィール

nonogu

Author:nonogu
永香農園
福岡県福津市上西郷地区で農業をしています。夫婦二人にパートさん3人、後継者候補のアルバイト男性一人に研修生一人。主な栽培品目はアスパラ、ネギ、ホウレンソウ、ニンニク、里芋、落花生。

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